MacPorts入れてから、経験値稼ぎのために毎日Terminalとにらめっこしてます。
ImageMagickも入れたし、だんだん直感的に使えるようになってきた気がします。
さてさて、ImageMagickを入れた理由のひとつとして、「PDFをjpgに書き出す」という作業があったのですが、やってみるとどうにも画質が悪いです。
全体的にジャギってて、下手っぴが作ったコラ画像みたいになってしまいます。
さすがにひどいので、まともに変換してくれるコマンドを探してみると、xpdfというpdf操作に長けているコマンド集に入っているpdftoppmというのを使えばいいとのこと。
さっそく入れてみるよ!ということで、MacPortsで
sudo port install xpdf
sudo port install xpdf-japanese
と入力。
MacPortsがあればサクッと見つかるし、インストールも簡単ですね!
インストール手順とかはこちらを参考にさせてもらいました。
Mac 10.6 Snow Leopard xpdfのpdftoppmでjpg生成-ぶろぐ2@に~どふる・しんぐす
上の記事中にも書いてるんですが、インストール後に設定が必要です。
ただ、その内容がOS Lionからは違った(?)ので、そのへんを詳しくご紹介します。
コピペする内容が違うよ!
記事中には
/opt/local/etc/xpdfrc
に、
textEncoding UTF-8
cidToUnicode Adobe-Japan1 /opt/local/share/xpdf/xpdf-japanese/Adobe-Japan1.cidToUnicode
cMapDir Adobe-Japan1 /opt/local/share/xpdf/xpdf-japanese/CMap
を書くように記されてるんですが、インストールしたときに表示されるログを読むと、
とあります。
どうやらxpdfの方で、追加する文字列を用意してくれてるみたいですね。
そしてその文字列ファイルの
/opt/local/share/xpdf/xpdf-japanese/add-to-xpdfrc
を開くと、
公式が進めてるわけだし、念のためこっちをコピペしたほうがいいのかなーと。
(多分上の記事の変更でも大丈夫なんでしょうけど・・・更新日2004/7/27だし・・・)
xpdfrcの狡猾すぎる罠
で、ここまで進めれば使える!と思ってpdftoppmを使ってみると、
あ、あれ・・・?他の人の記事読んでも誰一人つまづいてないってのに・・・
ググってもググってもわからず、ここでかなりハマったんですが、素直にMacに聞いてみようとFinderを覗いてみると一目瞭然。
はい。なんなんでしょうね。僕のやり方がまずかったのかな?
こんな症状の人、どこにも見つからなかったんですが・・・
よくわかりませんが、原因は分かったので今度こそ。
Terminalで「xpdf-pdftoppm」を使ってみました。
なんですか。僕がなにしたって言うんですか。手順どおりじゃないですか。
何度も言うけどここでつまづいてる人いないんだけどな・・・
どうにもxpdfに嫌われまくってるらしいですが、まだ挫けませんよ。
フォントが無い人いないかなーとググったら、こんな記事を見つけました。
おまぬけ活動日誌(2006-11-16)
どうやらxpdfの設定ファイルにフォントのパスが書いてるとのこと。
じゃあ僕のは合ってるのかな?とxpdfrcさんを見てみると、
xpdfrcさん、またあなたですか?いい加減にしましょうね?
とりあえずコメントアウト外して、これで動くかな・・・と思ったけど、さすがにxpdfrcさんが信用できなくなってきたのでpfbファイルの指定パス先を見てみると、
・・・もうね、さすがとしか言いようがない。ここまで徹底的に嫌われてるとは。
さすがにファイル名くらいは合ってるよね・・・?と思って探してみたら、
/opt/local/share/fonts/urw-fonts/
に入ってました。
たぶんこれだろう・・・ということでxpdfrc内の
/opt/local/share/ghostscript/fonts/
を
/opt/local/share/fonts/urw-fonts/
に置換してやると、
できたあああああああ!!!!!
まだ多少のフォントエラーは出ますけど、なんとかppmの変換に成功しました!
長かった・・・まさかここまでに2時間もかかるとは思ってなかった・・・
ちなみに解像度をpdfに合わせたかったので、Terminalでは
xpdf-pdftoppm -r 600 1.pdf 1
と600dpiに指定しました。
ここまでくれば、あとはppmをjpgに変換するだけ。Terminalで
mogrify -format jpg *.ppm
と実行すればOK。
完成したのがこちら。
すばらしいですね!!!
一枚ずつ見るとあんまり分かりませんが、全部並べてみると差は歴然です。
・・・あれ・・・あんまりわからn
まあいいんです。白黒ページとかだとハッキリ変わるので。
もうスクショとるのめんどいので載せませんが、文字だけのページだとジャギってるのがハッキリわかります。
自己満足と達成感とxpdfrcへのやってやったぜ感で胸がいっぱいだからもういいんです。
OS Xの人、いろいろ気をつけましょう
というわけで、長々書きましたがxpdfの導入に手こずったよというお話でした。
OS Lion以降は検索しても情報が少ないので、どうでもいいことで手こずりがちですね。
OS Xユーザーのお役に立てれば幸いです。
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