2011年4月25日月曜日

裁断機DC-210Nの性能をまとめてみたよ

スキャナネタや小ネタなど、ちょこちょこと自炊ネタの記事が増えてきたんですが、そういえば裁断機ネタが無かったなと。
忘れないうちに、DC-210Nの性能を走り書いておきます。

見た目や使い方は、youtubeで検索できるので割合。雑誌、文庫本、漫画で、それぞれのTipsを補完しようと思います。


自炊の心得


僕の自炊のやり方を書いておきます。
心得というか、条件付け、前言い訳みたいなもんです。



  • 裁断前の分解は素手で破る(千切る?)


レンチンとかアイロンとか、めんどいので。
情報が欠けなければ見た目は気にしません。



  • 速度<綺麗さ


個人的にこれは鉄則。
タブレット型デバイス(iPadとか)はこれからもっと伸びるので、解像度もぐんぐん上がります。先を見越してある程度は高品質にしておきましょう。



  • 一度に裁断する量はカッター2往復で切れる量


それ以上は無理してる感がすごいので。(キレイには切れますが)
どちらにしろカッターは摩耗しますが、無理に傷めることもないですしね。



  • 裁断機に書いてる印は当てにしない


「A4ならここに合わせろ」みたいな印のこと。
理由は、あれがアテにならないんじゃなくて、本自体にズレがあるので。
(不思議と、同じサイズの本でも切る場所が違います。製本業者の差でしょうか)
なので、裁断機に印を付けるのもあまりオススメしません。
一回ずつ目で見て合わせた方がいいと思います。大して手間でもないので。


自炊するときは、大体この辺を気にしました。
やっぱり大事なのは品質重視にすることでしょうか。
ある程度は自分で目安を作った方がいいと思います。


走り書きメモ


ここからは本の種類ごとにメモったことをまとめておきます。
対象は、雑誌、文庫、漫画。辞書とかはやってません。


文庫本



  • カバーがある分、表紙、サムネ取得が面倒

  • 一回に大体100ページは裁断できる


その他メモ

古い本、圧迫された本は、そのままスキャンするとほぼ重送される。
というか、文庫本に限っては大体重送されるから、最初は無理せず50ページくらいに分けるのが賢い。(何度かやると「こいつはイケル!」って本は見分けが付くようになる)
かなり感覚的、習うより慣れろ。


漫画



  • カバーがある分、表紙とサムネ取得が面倒

  • 一回に大体50ページは裁断できる

  • たまにカラーページがあると、設定変えないといけない


その他メモ

3種類の中では、重送は一番少ない。
重送より、隅にページ数が書いてない本が問題。
ページ数が無いと、スキャン後に表示されるページ数で合っているか確認できない。
目次で確認できる場合は目次と照合。できない場合は、面倒だけど数えて照合。
楽な本はメチャクチャ楽だけど、めんどい本はメチャクチャめんどい。


雑誌



  • カバー無いので表紙、サムネ取得が楽

  • 一回に大体60ページは裁断できる(紙質によってバラつきあり)


その他メモ

紙質の違いから、重送率にバラつきがある。(摩擦が強かったりする)
表紙が1ページ目になったりならなかったりと、本によってページの数え方が違うのに注意
スキャナによってはサイズが大きすぎてスキャンできないものもアリ(一冊だけ諦めた)


走り書きのメモを起こしただけですが、こんな具合です。
結構な数自炊して、率直な感想は、比較的安価な入門セットDC-210NとDR-150でも、自炊はできるということ。
そのうち、スキャナの設定項目をご紹介しようと思います。