2010年8月26日木曜日

人生初体験 オフ会とブロガー名刺




人生初オフ


オフ会。なんだかリア充な響き。
ちょっと前までブログすら持ってなかった私ですが、来たる9/11、tobu1さん、dark_kさん主催のiPhone CUGオフに参加してきます!人生初なだけあって、今から緊張しまくっております。


 Tweetvite :: iPhoneCUG2周年飲み会のお知らせ


オフ会素人ならば、事前準備は必須!せめて話のネタは用意しておこうと、参加されている方々のtwitterやブログを覗いてきました。


しかし、・・・うん、どうやらこのオフ会、私には10年早い。みなさんのtwitterアイコン、ブログトップ、一度は見たことのあるものばかり。中には私が普段からお世話になっているアプリの開発者もいらっしゃる。(テレビ欄アプリのBangumi、iTunes開きます)


これは私なんぞ若輩者が行っていいものか?と悩みましたが、Evernoteの心の師匠goryugoさん、趣味がベストマッチなryo_dgさんに背中を押してもらい、一念奮起して参加させていただくことにしました。


オフ会マナー?


参加者を把握するのはあっという間でした。そりゃそうです、みなさん有名人ですから。実際に会うと緊張もありお話できるかは分かりませんが、多分顔と名前は一回聞けば覚えられる自信はあります。僕の中では、それくらいに有名人。


これならみなさんとの話のネタに困ることはないな、と安心したもつかの間。一つ問題発見、私のネタが皆無である。セールスポイント以前に話のタネすら見当たらない。


ブログ初心者とすれば当たり前ではあるんですが、流石にこれでは駄目です。こういうオフ会に参加するには、何かしら自分のネタは必要。でないと、私も困るしあちらも困る。初オフ会である種のオフ会マナーを感じました。合コンに行くなら盛り上がる、カラオケに行くなら歌う、みたいなマナー。私はかなり小心者ですが、これは大げさではなく結構的を射ていると思います。


話のネタを用意しておけばいいんでしょうが、いかんせん緊張しいな私。なにかすがるものがほしい。


人生初2、ブロガー名刺


ありました、すがれるもの。私のような人間にうってつけのアイテムが。まだぺーぺーな私を必死に売り込んでくれるもの、名刺です。twitterのタイムラインにryo_dgさんの「ブロガー名刺作る」というつぶやき。これしかない。


制作はブロガー名刺で超有名な前川印刷さんにお願いしました。なんとここ、超破格キャンペーンがあり、100枚1000円で作ってくれます。(正確にはキャンペーンではなく、期間はありません。2006/8/11からずっとこのお値段のようです。)


ブロガー名刺、送料込みで1000円じゃすと! - 川柳をこよなく愛する明石のタコ


ただ一つ条件があり、上の記事にトラックバックが必要。そんなの頼まれなくてもやるよ!と思いましたが、そういえばbloggerにはトラックバックが無い。どうしようどうしようとメールやtwitterで前川印刷さんにお尋ねしたところ、ブログで記事にするだけでOKとのこと。ということで、なんとか注文に至りました。


デザインやフォーマットはデザイナーさんにお願いするもよし、自作して持ち込みもよしとのことです。私は画像加工は趣味で少しかじってますが、デザインなどの知識はゼロなので、今回はデザイナーさんにお任せすることにしました。それでもこちらからの要望は聞いてくれるようなので、色々とお願いするつもりです。実際に納品したらレビューと合わせて名刺もご紹介したいと思います。


なにはともあれブログ


一気に人生初を2つも体験してますが(する予定)、それもこれもブログを始めたことが大きい。ブログが無いとここに至ることは無かった。


今回のオフ会を知ったこと、誘っていただいたこと、背中を押されたこと、名刺を作るに至った過程、全てがブログのおかげです。やりとりは全てtwitterですが、その繋がりを作ってくれたのはブログのEvernote記事。確実にブログが橋渡しになっている方々です。


このブログも最初はとにかく溜め込んだイメージを吐き出したい一心でしたが、最近は何か役立つことを残したいと思うことが多くなってます。自分の現状だけではなく、レビューだったり、提案だったりを付加する。押し付けではなくて読み手の視野が広がるような、Evernote風に言うと、ついwebクリップしたくなるような記事を書きたい。こうした心境の変化が繋がりを作ってくれたのかな、なんて思ってます。


小っ恥ずかしい話になってしまいましたが私が訴えたいのは一つ、ブログは色んなことを運んでくれるということ。人との繋がりや新しい心持ち、ブログには嬉しい発見ばかりです。ブログを始めるのに躊躇している人は是非始めて見てください。きっと新しい窓が開けると思います。

2010年8月22日日曜日

Evernoteでタスクを管理

またもや企画参加


唐突ですが、Evernoteで斬新な使い方を発信されているライフハッカー、rashita2さんをご存知でしょうか。Evernoteだけに限らず、Lifehackという幅広い分野において常に独自感のある耳寄り情報を発信されているお方でして、ライフハッカーブログを読まれている方には既にお馴染みかと思います。

今回はrashita2さんが発案された企画、


に参加させて頂こうと思い、"あなたのEvernote術"としてEvernoteの使い方をご紹介させて頂きます。


まずは恒例のノートブック晒してみる





私のEvernoteには現在12冊のノートブックがあります。

それぞれのノートブックで少しずつ使い方、フォーマットが異なりますので、まずは簡単にご紹介させて頂きます。


000番台のinbox系ノートブックはwebからポストしたものを整理するノートブック。最新情報が入っていますが、普段は入れっぱなし散らかしっぱなしでほとんど触りません。情報が埋まらないように週に1、2回整理して、出来るだけ目の届く範囲で循環させるようにしています。


100 listはEvernoteと連携するiPhoneアプリEgretlistと同期するためのノートブック。ですので、全てのノートはEgretlist上で使うフォーマットになっています。管理しているのは私生活のタスクと持ち物リストなどの色々なリスト。余談ですが企画者rashita2さんはEgretlistでタスク管理などを行っており、ブログでは大変参考になる記事が山盛りです。本ブログでもEgretlistの些細な紹介はしていますが、このアプリが気になっている方は一度R-styleの記事を読んでみてください。とても実用的な使い方が書かれています。






200番台のactive、referenceは現在進行形で使っているノートがあるノートブック。activeにはブログの下書き、GTDで収集仕立ての雑記など自分で書いたものの一時置き場、referenceはそれらで使う資料置き場として使っています。201 referenceは少し特殊で、このノートブックに直接ノートを作成することはなく、後述の300〜500番台のノートブックにあるものを一時的に引っ張り出して置いておく目的が主です。最近のEgretlistのアップデートの関係から、100 listから参照されるノートもここに置くことになりました。使い方は後述。


300〜500番台は資料置き場のノートブック。ノートブック名でジャンルを分けています。web記事6割、自身のテキスト3割、雑誌のスキャン1割くらいです。ノートの形式は全く気にしておらず最近ではヘッダーやフッターもつけっぱなしですが、後々すぐに見つかるようにタグ付けとタイトル整理だけはきちんとやってます。


600 bookmarkは名前通りのノートブック。今まではブックマークは400 webのノートブックに入れていたんですが、一緒にあると見辛く、そのため使う頻度が低いと感じたので分けました。ノートの形式はスクショとリンクのみ、たまにコメントをいれています。タグ付けもしていますが、最低限のタグしかつけません。ここでしか使われないようなタグは付けずに、コメントとして書き込んでいます。私は普段よく使う最低限のブックマークはXmarksを使っているので,ここにあるのはたまに使うものや面白系のものばかりなので、まだ試作段階のノートブック集です。


700 baggageは持ち物管理のノートブック。これも500 lifeのノートブックに混合していたので、別途分けたジャンルです。中身は服、靴、小物の写真と少しのコメント付きノート。買い物中にコーディネイトを考えるときや似たような服を買ってしまわないように使います。最初はCD、ゲーム、ガジェット系も少し入れてたんですが、これらは写真が必要なく、個人的にはリスト形式のテキストで十分と感じたので消しました。


800 logは日々の生活のから生まれる記録のノートブック。支出、twitter、勉強、体重、タバコ、自転車などなどです。このノートブックは生活を便利にすることを目的としておらず、たまに読み返して楽しむことが主です。


900 reviewは読み返すことが前提となったもののノートブック。webのパスワード、銀行の口座番号、家電の取説など個人情報だらけです。最近取説が多くなってきて雑多としているので、別のノートブックに分けようか思案中です。


999 archiveは役目を終えてもう使うことのないもののノートブック。ほとんどが200 listで完了したタスクです。資料などは私が使い終わったものでもその後知人に紹介する場合もあるので、使った後にはまた元のノートブックに戻しています。


ちょっと長くなりましたが簡潔に紹介するとこのような形態になっています。


Evertnote術ってなんぞ?


今回はrashita2さんの企画に提出させて頂くので、テーマにある”あなたのEvernote術"に少しでも関われるものをピックアップしてご紹介させて頂きます。

と言っても、Evernote術なんて言えるようなものは私は持ちあわせてません。というかEvernote術というものがいまいち分からないので、とりあえず独自性があればいいんじゃないかと考え、ちょっと珍しいかも?と思ったものを選びました。

選んだのはタスクとリスト管理をする100 listノートブックとそれに関わる資料201 referenceノートブック、900 reviewノートブック。先に断っておく必要があるのですが、これのノートブックはEgretlistと同期することが前提ですのでEvernoteのみで使うようには作っていません。iPhone所持が必須となりますので、Evernote術というには少し不適切かもしれませんが、ご了承ください。


タスク=行動トリガー


まずタスクの管理について。スクショが一番分かりやすいと思います。





★がタイトルのノートはほとんどが一行で書かれるタスクです。★の数に準じたタスクの重要度。ここにはタスクの大小に関わらず全てを書き出しています。私はエセGTDをしているので、毎回レビューで収集したものを重要度別に振り分けています。また日常的に生まれるタスクはその都度重要度を考えて、基本的にEgretlistから追加していきます。

一言注訳が必要なものはiPhoneから見やすいよう、Egretlistでメモ表示されるフォーマットに準拠して、補足メモをします。プロジェクト系のタスクや場所が限られたタスクを書き込むときは、別途それ専用のタスクリストを用意しているので、そちらを参照するようにメモしておきます。スクショにある「英語勉強のレビュー」は英語勉強というプロジェクトがあるので、そちらを参照します。初めからプロジェクトのリストを見れば早いのですが、私は放っておくと全てを忘れかねないので、行動トリガーの意味合いで使います。




こちらは場所を指定したタスクやプロジェクト系のタスク。スクショは実家でやっておきたいことのリストです。実家のPCとネットワーク環境は京都に引越した今でも私の役割なので、実家に帰るとそれらの管理と見直しをしなければなりません。

例えばこのリストにある「バックアップ環境の構築」を行動トリガーとなる★タイトルのノートに追加したいとしましょう。バックアップを構築することの重要度を考慮して、適切な★の数のノートにコピペしてもいいですが、手っ取り早く「"実家でやりたいリスト"を進める」というタスクを追加することが多いです。★タイトルのノート=行動トリガーというのは、この部分にも現れています。明確に何をするかよりも、最低限「何かしなければいけないことがある」ことを思い出せれば十分と考えてこのようにしています。


しかし、この管理法ではタスク管理として重大な欠点があることに気づいた方もいると思います。この管理では「期限」というものがありません。ここで冒頭で触れました、Evernoteと連携するiPhoneアプリ、Egretlistに活躍してもらいます。

Egretlistは最近のアップデートによりEgretlist内でタスクをカレンダーに登録できるようになりました。この機能を使えばそれぞれのタスクをカレンダーに表示出来ますし、タスク毎のgoogleカレンダーへの転送をサポートしているので、タスクをgoogleカレンダーのスケジュールとして追加することも出来ます。私のタスク管理法ではEvernote単体では時間の関係は表せませんので、足りない部分はEgretlistを使うことで補おうというわけです。


ほかのノートブックとの連携


100 listのノートは行動トリガーなので何をやればいいかが分かりますが、タスクによっては前もって用意している資料を使う場合もあります。それらはreference、reviewノートブックに入れておきます。これらをEvernoteで見るには検索する、タグを選ぶなどすれば簡単に見つかりますが、出先でEvernoteに触れない場合はiPhoneから探さなければなりません。しかもiPhoneでは100 listにある行動トリガーはEgretlistを使って確認するため、資料ノートにはEgretlist上からアクセス出来ればなお良いです。


これを実現するには、至って単純。必要な資料ノートにチェックボックスを付けてタイトルを書いておくだけです。チェックボックスさえあればEgretlistは同期できるので、これでひとまずEgretlistから目標の資料ノートに到達することはできます。しかし、Egretlistで資料ノートを見るには、文章は決まったフォーマットにする必要があり、画像もブログタイトルなどを表示した、情報を見るだけなら不要なものまで読み込んでしまいます。資料を見るために最適化されていないので、使い勝手はイマイチです。

ここでカレンダー同期のアップデートで合わせて実装された「Evernote転送機能」が活躍します。この機能はEgretlistで今開いているノート(タスク)をiPhoneのEvernoteアプリで開き直すというもので、EgretlistとEvernoteの連携が可能となります。これなら例えpdfなどEgretlistに添付できないファイルにも対応できるというわけです。











Egretlistでは値段が分からないが、










Evernoteに転送すると確認できる。
ちなみにこのキーボード、今はBluetooth版もあります。価格は3980円。
海外にはこれ以外のシリコン製もたくさんあります。





















更に応用機能として、「Evernote転送機能」には開いているノート(タスク)のノートブック、テキスト、タグのいずれかが関連付いたノートを一覧表示することも出来ます。





この機能を使うことで、資料ノートブックにチェックボックスを付けずとも、同じタグなりテキストを入れておけば行動トリガーからダイレクトに資料ノートに行き着くことができるという、なんとも親切な設計になっています。

Evernoteで資料を見て作業を終了し、Egretlistのタスクにチェックを付けたい場合は、iOS4の新機能マルチタスクがうまく働いてくれます。Egretlistを開きなおしても転送前に表示していたビューで開けるので、ストレスなくチェック出来ます。


この関連付け転送を使う上でのtipsを紹介しますと、1ノートに複数の単発タスクがある場合はテキスト、1ノートの全てのタスクが関係する場合はタグで関連付けしておくといいです。

前者のテキストの関連付けでは複数のノートに渡るタグしか持たないタスクにも、タスクに対応したクリティカルな資料ノートのみを関連付け出来ます。Evernoteに転送されたあと、関連する資料が多すぎてそこから探さなければいけない、といった手間を省けます。後者のタグの関連付けではEgretlist→Evernote→Egretlistと何度もアプリを行き来するとき、クリティカルな資料ノートのみしか表示されないと毎回関連付け転送を行わなければならず、その都度Evernoteでは検索がかかるので時間のロスが大きいです。

分かりやすく私のタスク管理の例を出しますと、行動トリガー(★ノート)からはテキスト、詳細リスト(**でやりたいこと)からはタグで関連付けすることとなります。どちらにもメリット、デメリットがあるので、より適した使い方を選ぶといいでしょう。


長くなりましたが、以上が私がEvernoteを使ったタスク管理の方法です。ご参考になれば幸いです。

私はタスク以外にも、持ち物、ログ、パスワードなど色々と管理しており、それぞれ少しずつですが違う部分はあります。もし興味をもっていただけたら、twitterやブログのコメントから声をかけてください。


なぜEvernoteを使うのか



今回ご紹介した方法を使えば、確かにEvernoteでタスク管理は行えます。ですが、iPhoneを含め、Windows、Macではもっと便利なタスク管理ソフトが山のようにあり、私の管理なんてとても貧弱なものです。ならば、”なぜEvernoteを使うのか”。


この質問はEvernoteを使っているとよく聞かれますし、幅広い使い方ができるEvernoteでは常に意識することでしょう。Evernoteユーザーは一度は考えたことがあるのではないdしょうか。Evernoteと長く付き合うのであれば、この質問に対する自分なりの回答を持つことが第一歩だと思います。


私がEvernoteを使う理由は一元管理拡張性です。


Evernoteは何にでも使える柔軟さを持っています。タスク、写真、webクリップ、仕事データなど、容量さえ許せば動画も管理できるでしょう。何でも管理できるということは、全てのデータを集約すれば、PCに左右されない自由さを持てるということです。OSに左右されず、どんな環境でも等しく同じデータを見て楽しんだり、同じ仕事をできるような環境を作れる可能性をEvernoteは持っています。

またその柔軟さを示すように、連携するサービスやアプリが多いというのも魅力です。例えば今回ご紹介したタスク管理法。Evernote単体では非常に貧弱ですが、Egretlistというアプリを通すことで最低限必要な機能は実現しており、更にEvernoteのノートと関連付けできるという連携も成り立っています。極端に言えば、タスクに動画やzipファイルなどを関連付けることもできます。このように他のアプリやwebサービスなどを連携させることで更なる成長が見込めることが、多くの選択肢からEvernoteを選ぶ理由になっています。


今回ご紹介したEgretlistはこの「拡張性」を非常に意識されたアプリでして、タスク管理以外にも様々な使い方を考えさせられます。私が今後考えているものをいくつか挙げると、100 listノートブックにはタスク以外に持ち物のリストが入っているので、700 baggageノートブックの服の写真と関連付けさせようとも考えています。また、600 bookmarkノートブック用のリストを作れば、ブックマークとの関連付けもできます。EgretlistはEvernoteの1ノート内の情報と複数のノートに関連を持たせて、リストとノートで縦横できるインデックスを作れるということです。今回Egretlistのアップデートにより、Evernoteには少し他とは毛色の違った、変り種な拡張アプリが非常によく馴染むことが分かりました。



堅苦しくなってしまいましたが、Evernoteを使われる方は一度この質問を自問してみるといいかもしれません。Evernoteは何でも出来る反面、一分野専門のソフトに比べるとどうしても劣ってしまうため、その一面だけ見ると器用貧乏な印象を受けるでしょう。もしあなたがメモ帳を探しているのであれば、Evernote以外にもっと便利なツールはたくさんあります。この理由があり、私はEvernoteを滅多なことでないとすすめませ。Evernoteは器用貧乏ではなく、なんでも屋と捉えてくれる人でないと、Evernoteはただの重いメモ帳になってしまうからです。


Evernoteは誰にでも懐いてくれるおおらかな象です。飼い主はまず、ひろーい遊び場を用意してあげましょう。せっかく象を飼うんですからね。

2010年8月17日火曜日

NetMemoレビュー

随分とサボっていましたが、久々の更新です。
evernote熱が冷めた訳ではないのですが、どうも面白いネタが見つからなかったのでお休みしてましたが、このままだと更新停止してしまいそうなので、ネタ云々は置いといてとりあえず書くことにしました。更新は気分じゃなくて定期的にしたほうがいいみたいですね。

ということで、今回は最近出て来たけどあまり話題になってない、iPhoneのevernoteアプリ、NetMemoをご紹介します。
どんなアプリかはスクショを見れば一目瞭然なので、先ずはこちらを。





見てまんま、input専用アプリです。爆速でメモすることを第一に考えているアプリ。
この手のアプリはfasteverやfastmemo、はたまたSMSが筆頭ですが、このnetmemoも十分に対抗馬となる実力をもっています。以下、簡単に機能をご紹介します。


netmemoの特徴
・evernote、twitter、指定のメールアドレスのいずれかにメール送信
・evernote送信にはノートブックの指定ができる、が機能のon/offやノートブックの切り替えはほぼ無理(理由は面倒だから。手順は後述)
・タグ指定は不可
・送信は全てリアルタイム、送信し終わるまで次のメモは書けないので待機必須
送信履歴が残る(履歴内を全文検索できる)
・テーマ色を変更可能

多分コンセプトはfasteverとfastmemoのいいトコ獲りって感じでしょうか。バックグラウンド送信ができないこと以外は理想的ですが、これは結構な痛手。反面、他のアプリにはない送信履歴機能があります。

では大まかな機能を少し掘り下げてご紹介。

書き込みのページは上のスクショです。分かりやすくメモアプリって感じですね。それぞれのボタンが左からメール、twitter、evernoteの割り当てです。




こちらが設定画面。ノートブックの指定などはここです。

前述のノートブックの指定が面倒なのは、ノートブック名をきちんと記入しなければいけないからです。いちいち書き換えるのは実践的じゃないので、ひとつのノートブック固定がデフォになるでしょう。またここで指定したノートブックがevernoteにない場合、既定のマイノートブックに送信されます。新しいノートブックを作成するのに使えるかなと思いましたが、ダメでした。




これは履歴画面。netmemoと他のアプリを差別化できる部分です。履歴はevernoteもtwitterもメールも全て残り、全てが同列に並ぶので実用的かは使い方次第。私自身それほど使い込んでいないのでいまいち当てになりませんが、履歴50件ほどなら検索は結構速いです。が、さらに履歴が溜まったらどうなるかは謎。全文検索なので検索能力は高いんですが、それが仇になって重くなる予感はあります。(あくまで予感です。同期が必要なアプリよりは確実に軽いので、本当に使い方次第。)個人的には送信先ごとにソート出来るくらいの使い勝手でもいいかなーとは思います。





オマケでテーマ色の選択画面。結構ハデハデなのが多いです。私は本家evernoteに合わせて緑。他の色も結構派手ですが、どの色も可愛い。


大体の機能はこんな具合です。やはり履歴があるってのは新しいですね。fastmemoのようなデフォルトのメールアプリを使うものならメールの送信履歴を見れば辿れますが、ひとつのアプリ内で完結しているのはありがたいです。evernoteを直接参照は出来ませんが、同期が無い分軽快に使えます。

他に使わないと分からないような点を挙げると、起動速度はfasteverより若干遅め。私の3GSではfasteverが2秒、netmemoが3秒くらいでした。誤差の範囲と言えばその程度って感じ。キーボードの反応速度も十分です。あくまでトロトロな私のタイピング速度でですが、遅延は全く無いです。リアルタイム送信もSMS送信とほぼ同じと、速度的な問題は感じませんでした。(マルチ対応アプリなので、裏で色々立ち上げてると当然遅くなりますが。)

最低限必要な機能プラスα的な考えといい設計が非常に良くできたアプリなので、inputアプリとして十分実用的と感じました。他のアプリではタイムスタンプを押せたりノートブックとタグが選べたりと差別化も出来ているので、それぞれの性格を活かして、使い方に合ったアプリを選んでみてください。
(ちなみに私は未だにfasteverです。ジオタグゾッコンLOVEです。)