2010年12月20日月曜日

Tap2Ever - 今後に期待できるEvernote入力用アプリ


Tap2Ever
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥230
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 4.0 以降が必要
App





Tap2EverはEvernoteに入力するためのアプリ。iPhoneのEvernoteアプリも随分増えてきましたね。

このTap2Everは、それらたくさんあるアプリの中でも、今後のアップデート次第で大化けしそうな可能性を感じます。



紹介




Evernoteの入力アプリと言えば、手軽なFastEverあるいはメールが定番、または自由度の高いNote&Shareでしょうか。

Tap2Everはこの2つのアプリと並ぶくらい、魅力を持ったアプリ。



主だった機能は



  • 5つのカスタムキー。好きな文字を登録できる。(以下、このキーを独自機能キーとします)

  • 独自機能キーとは別に、5つのカスタムキー。日付、時間、チェックボックス、カーソル前後位置移動。(以下、文字登録キーとします)

  • 起動時にクリップボードの内容をノートにペーストできる。

  • ノートにurl、画像、ジオタグを挿入できる。

  • 作成、保存したノートの履歴を残す。あとから履歴を再編集すると、リビジョンとして再保存される。

  • TextExpander連携。



  • 辺りでしょう。Note&Shareに似た、自由度の高さが目立つアプリです。

    説明より写真の方が分かりやすいと思うので、以下スクショをどうぞ。



    Tap2Ever_101219_01


    Tap2Ever_101219_02


    Tap2Ever_101219_03




    使い勝手




    リリース直後とは思えないほど安定していて、使いやすいです。動作も軽快。

    何と言っても、独自機能キーと文字登録キーが秀逸。TextExpander連携もできるので、楽して速くタイピングするにはモッテコイ。

    そのほかにも、画像サイズを選択できたりジオタグを挿入できたりと、ひと通りのほしい機能はカバーしています。

    ただ、いくつか惜しいなーと感じる点もあったので、それも一緒に紹介しておきます。



  • ノートブック、タグを固定できない。毎回選ぶのは面倒。アプリ内のデフォルトを決めさせてほしい。

  • url挿入が手打ちオンリーなので使う気にならない。せっかくEvernoteアプリで(多分)初の試みなのに、もったいない。Bookmarkletでsafariから簡単に挿入させてほしい。

  • 独自機能キーの種類が少ない。(今は5つ)数種類から選ぶとかフォーマットから自作できるとか、拡張させてほしい。

  • 文字登録キーが一文字しか登録できない。文字数制限を外してほしい。

  • アプリ起動直後にテキスト入力できるようにしてほしい。(FastEverみたいに)



  • 贅沢言い過ぎでしょうか・・・しかしこの辺りが改善されるとFastEverとNote&Shareが合体した、すごいアプリになる予感。

    これからのアップデートに注目していきたいです。



    あとこれは、いろんな可能性を感じるけど、どんな場面で役立つのか謎な機能たち。

    使い方はおいおい考えるとして、ひとまずご紹介。



  • 地図上のピンを移動させて、ジオタグで現在地以外の場所を指定できる。

  • クリップボードを引用したあと、クリップボードを空にするか選択できる。



  • 正直、使う場面を考えると「あれ?」と戸惑います。

    ジオタグはともかく、クリップボードは本当に使い道が謎。なんで空にするんだろう・・・

    じっくり試してみて、使い方を検討してみようと思います。

    2010年12月19日日曜日

    移転しました!

    "How2すいとー"へ、ようこそ!



    前ブログ"趣味の取説"から引っ越しました。アチラを辿っていただいた方、ご新規で来ていただいた方、ありがとうございます。

    初WordPressに戸惑い気味ですが、ブクマのプラグインだけ入れました。記事の最後にありますので、ご登録いただけますと幸いです。



    当ブログの内容は、Mac、iPhone、ガジェット、webサービスなどのレビューが中心となります。前ブログを読んでくださっていた方にはお馴染みですが、Evernote関連の話題多めです。以前は使い倒すのがテーマでしたが、最近は楽をすることばかりに着目してるので、そういう記事が増えると思います。



    まだデザインもデフォのままで弄り方も分かりませんが、少しずつ改装するつもりです。気が向いたら直接見に来ていただけると泣いて喜びます。



    今後も楽しく更新していこうと思いますので、よろしくお願いいたします!

    2010年11月26日金曜日

    pocket wifiと携帯充電池のススメ (番外編あり)

    先日買ったpocket wifiのお供がだいたい揃ってきたのでご紹介。買ったのは全部充電関係。


    まず主電源強化。発売当初から好評のバスタブ電池。
    僕が目指してるのはiPhone、IS01、MBPのモバイル回線をpocket wifiに統合するってことなので、これは必須中の必須。pocket wifiの通常電池は4時間しかもたないんです。大容量充電池買うとかいろいろ考えましたが、同じ環境で使ってる人たちのレビューを聞くにバスタブ電池が手っ取り早そうだった。バスタブ曲線と関係あるのかと思ってたけど何もなく、外見で決まったあだ名らしいです。
    見た目とか大きさはちょっとアレですけど、正規品の4時間に対して2.5倍の10時間も頑張ってくれるらしい。使用者によっては3倍の12時間はいける!って声もあったり。お値段は結構張るんですが、pocket wifiの電池切れると本当に悲惨なので、えいやっとポチりました。pocket wifiだけなら、これさえあれば基本大丈夫。


    Pocket WiFi用 大容量バッテリー・バックカバー付 (HLI-E5830XL-W)


    ついでにeneloopスティックブースターも仲間入り。
    最初はバスタブ電池が届くまでの繋ぎのつもりでした。しかし、これが未だに活躍している優れもの。
    こいつはUSB出力なので、ケーブルさえ揃えれば何でも充電できるのがいいです。mini USBを基準に、IS01(micro USB)、docomoガラケー(docomo/au充電端子)、iPhone/PSP/nintendo DS(それぞれ専用端子)などなど、なんでもござれ。ケーブルをごちゃごちゃ持つより変換コネクタで補完した方がすっきりです。
    あと、名前には"eneloop"ってありますが、実は単三アルカリ電池でも充電できるのもいい。普段はeneloop常備しといて、いざというときは100均 or スーパーへGO。充電忘れが多いものぐさにはうってつけ。


    eneloop スティックブースター KBC-D1AS
    eneloop スティックブースター KBC-D1BS (micro USB変換コネクタ付き)
    オプション
    USB充電ケーブルコネクタ(6コネクタ+MiniB5タイプ) GH-USB-7AD


    オプションでUSBコンセントタップ。
    いろんなケーブルを持つなら、これを使うとコンセント電源から充電できるメリットもあります。カフェ、新幹線、友達の家、僕の場合は会社とか。これもかなり重宝してます。


    2ポート急速充電 USB ACアダプタ (海外対応)


    実はこの方法、若干危険もあります。このコンセントタップは2000mA対応品なのでiPhoneとiPadを同時充電しても問題ないですが、一昔前のものはほとんど1200mAでした。ガジェットの故障はありえませんが、コンセントタップの故障が相次いでいたようです。手元に似たものがあるからこれが使える!とは思わないでください。
    参考リンク:iPad と iPhone を充電しようと思ったら爆発。 | 満月はカマンベールで出来ている。(実際にはコンセントタップが爆発した記事)


    eneloopスティックブースター+ケーブルと各種コネクタ+USBコンセントタップは、個人的にかなりおススメ構成。ともかく、ガジェットが増えると充電池はなにかひとつ持っておきたいですね。旅先であればiPhoneへの依存性は高くなり、同時に充電し辛くもありますから。備えあれば憂いなしです。


    ここから番外編。
    前述のようにバスタブ電池参入前はeneloopスティックブースターでpocket wifiを充電してたんですが、eneloopスティックブースターは送電量が500mAと小さく、そのまま挿しても充電できません。pocket wifiは送電1000mAでないと充電できない仕様(回線使用時のみ)。ここで活躍するのが前に紹介したコネクタ。これを介してやるとしっかり充電できます。


    mini - USB変換充電コネクタ Pocket wifi D25HW/C01HW 充電対応


    ここで大事なのは、このコネクタを使えば送電量が500mAのものが1000mAになるってこと。ということは、多分これを使えばiPadも充電できるんです(Xperiaも)。恐らくコネクタの中身は抵抗が入ってるだけ。


    お気づきの方も多いでしょうが、最近eneloopが1000mA送電ができるモデルを出しましたが、結果はあれと一緒ということです。違いはバスパワー2本とるか、抵抗で出力あげるかだけ(多分ね)。今ならeneloopの旧型モデルKBC-L2ASが型落ち価格で安くなってるので、新型を買うより旧型+コネクタを買った方が安いです。コネクタだとケーブルに縛られない分汎用性が高いので、この組み合わせの方がおススメです。


    USB出力付きリチウムイオンバッテリー KBC-L2AS (旧型)
    USB出力付きリチウムイオンバッテリー KBC-L2BS (新型)


    とまあここまで言っといてなんですが、僕は1000mA規格のガジェットはpocket wifiとIS01しか持ってないです。どちらも充電できることは確認済みですが、iPadとXperiaは持ってないので試せていません。投げ出すようで気は進みませんが、自己責任でお願いします。「充電できたよ!」って方いましたら、ご一報いただけるとありがたいです。


    再三のご注意になりますが、これを使うと1000mAで供給できるのと同時に、危険もあります。USBコンセントタップ2口ともに上のコネクタを介せば2000mA、一気に規定量に達します。十分に理解した上でご利用ください。


    一通り揃ってようやくモバイル回線でやっていけそうだなあという感じ。すでに全通信をモバイル回線に統合してる人のお話を聞く限りでは、これくらい揃ってれば十分のよう。当面は快速快適生活が送れそうです。
    しかし、すでにpocket wifiにちょっとした不満があったりして、まだまだ詰めたい部分も。この辺はまた、別記事をあげたいと思います。

    2010年11月24日水曜日

    Posterous始めました

    巷で流行している日刊〇〇。僕も始めてみました→〇刊すいとー


    火付け役はgoryugoさん。このお方の影響力は相変わらず凄まじいです。気づくと周りで大旋風が巻き上がってる。こういうの、マキコミ力って言うらしいですね。更に尊敬するのは、ご自身がすでに100近い更新を”日刊”で行っていること。まず自分でやってみる、だからこそ周りがついてくるんでしょう。Evernote記事からも伺えるように、自発心、行動力にみなぎる熱い方です。


    憧れのgoryugoさんは"日刊"ですが、僕は"〇刊"。最初は日刊だったんですけど、3日目で毎日はちょっと無理かも…と思い直しましたw 継続が大切ってことなので毎日書くつもりではいますが、名前が日刊だと焦燥感が激しすぎて参ってしまいそうなので。自己暗示って大事です。


    内容はBlogと変わってだらだらベース。文体は適当、生活感丸出し、ブログには書かない趣味もあり。スタンスはTwitterの140字制限がなくなっただけ、が一番近いです。最近Twitterの140字が短すぎるように感じていたので、ちょうどいい立ち位置。僕はよく、「Twitterに疑問をつぶやく→いろいろ妄想→結論、持論完成→Twitterにつぶやく…つもりが文字制限でアウト→面倒で放置 or Evernoteに書き殴り」の流れに陥るんですが、ようやく解決しそうです。Twitterで命題、Posterousで解析、Blogで報告。なんだかかっこいいじゃないですか、この流れ。Evernoteのいいところは、こういうのもまとめてくれるってことですね。直接Evernoteに書かなくても、なんだかんだで便利ツールです。


    同じ流れで始めた方も大勢いらっしゃるので、わいわい楽しくやっていこうと思います。よければ絡んでください。
    Posterous- 〇刊すいとー

    2010年10月28日木曜日

    メガネケースことIS01買っちゃいました


    なんで今更メガネ?時代はIS03だろ…と言う声が聞こえそうですが(実際友だちに言われた)、IS03が出るからこそIS01なんです。実は今、IS03(~IS06)の発売に備えてかauショップによってはIS01、IS02が0円 or 1円で契約できます。機種代がタダならISデビュー割と最低プランを併せて、なんと初期費用0円月額基本8円で運用できちゃいます!ちょっと前のsoftbank専売特許と思っていたら、なんとauで復活したんですね。オフ会で教えてもらい、次の日に0円ケータイを探して走り回って手に入れました。僕が買ったのは京都四条ですが、念のため場所を書いときます。IS01はまだあるみたい、IS02は四条から姿を消したらしいです。


    auショップ四条寺町 - Google マップ


    pocket wifiと同じく、近頃オフ会やSMSで色々教えてもらうことが多くて、ホントに感謝しっぱなしです。みんなに支えてもらって生きてるなあと実感しまくっております。教えていただいた@hatuneさん、いつもお世話になっている皆さま、ありがとうございます。


    そんなこんなで手に入れたIS01、スペック面は今更な機種ですけど、微妙なレトロさにおもちゃっぽいかわいさ、トラックボールとワイド画面の便利さ、何よりAndroid機初デビューということですごく気に入ってます。よくAndroid機と比較されるiPhoneはそれはもう素晴らしい出来で、iPhoneなしの生活は考えられないくらい依存してますが、それはそれ、これはこれ。正直僕の中ではiPhoneは成熟しきっていて、ハード面もソフト面もこれ以上のアップデートはそれほど望んでません。そこでそろそろ次の芽を見たいなあ、今度はできるだけ手のかかる子がいいなあ、と思ったところのIS01。


    ちょっと触った感じだと、ハード面はハマるとかなり使いやすいけど、向いてないことにはとことん向いてない。超ワイド画面とか小型トラックボールとか、向き不向きがはっきり表れます。それはソフト面も同じで、IS01のワイド画面をフルに使えるアプリもあれば、縦が狭すぎて操作し辛かったり。Androidマーケットの標準がXperiaとかのスマートフォンに集まってるのが大きいんでしょう。けどね、そんなのどうでもいいんです。こういうご愛嬌さもかわいいんです。超小型トラックボールにちゃっちい物理キーボード、終いにはこのシボ成形ですよ、ゲームボーイブロスですか?こんなあからさまなかわいさがあっていいんでしょうか。先日参加したEvernoteオフで、CEO フィル・リービン氏のプレゼンに『市場支配は「数」から「愛」に変わりつつある』とありましたが、なるほど(?)納得です、かわいさで全部許せちゃう。(リービン氏の意味することは全然違いますが)



    そして一日違いで買ったpocket wifiと相性抜群で、web閲覧にau回線を使わずに済みます。通話はハンズフリーかイヤホン(bluetoothもあり)でしかできないし、そもそも電話はdocomoとiPhoneを使ってるので、使う気もない。なので、8円/月で電話以外(MMSも)はやりたい放題。電話をiPhoneでスカイプにすれば更に安い!なんて思いましたが、電池の消耗具合から現実的じゃない気がして延期。iPhoneでは音楽は聞くわ本は読むわ通知は多いわと、すでにかなり電池の減りが早いのです。2世代目iPadを買うつもりなので、そっちに音楽と本の電池分余裕ができたら試してみたいと思います。しかしこうなると、SIMフリーiPhoneにdocomo SIMを挿したくなりますね、SIMフリー機のメリットを身を持って感じています。


    これからは便利なiPhoneとかわいいIS01の2台体制です(docomoに思い入れはあまり無い)。色々と遊び倒してやろうと思います。

    モバイル回線デビュー

    僕が今使っているモバイル機器はMacBookPro、iPhone、docomoガラケー(通話専用)、ゲーム機も加えるとPSP、DS。ガジェットは好きだけどあんまり持ってないつもりでしたが、気付くと結構あるものです。この中で常にインターネットに繋がるのは3G契約しているiPhoneのみで、docomoはともかくMBPに回線が無いのは中々不便でした。お店に入ってMacを使いたいときは無線LANがあるかどうかいつもチェックしなければならないですし、無線LANが無いお店だと泣く泣く諦めることもありました。なんとかしたいなあと思いつつも現状維持が続いていたんですが、今回ここにauのIS01が加わったこともあり、モバイル回線のメリットがより強くなったので、softbankのpocket wifi C01HWを契約しました。



    これでいつでもどこでも無線LANが使えます。softbankなのでエリアはそれほど広くないですが、僕の周辺ではsoftbankの電波が結構強いので不都合はありません。と言いつつもちなみにIS01を手に入れたおかげで日本の主要3回線が全て揃ったので、我が家周辺の電波環境を実測してみたところ、docomo>softbank>auでした。田舎だからなんでしょうか、意外な結果でしたが嬉しい誤算でした。


    これだけでも十分満足なんですが、実はもっと嬉しいことにかなりのお値打ち価格でゲット。本体価格ではなく、料金プランがです。softbankの3G回線を切ってpocket wifiに乗り換えても同金額と言ったら察し付くでしょうか。しかもなんと2年縛りなし!先日のEvernoteオフで教えてもらい、大慌てで直行して手に入れました。ほんとありがとう、@ryo_dgくん。


    まだ買ったばかりなので当たり前に繋いでいるだけですが、実はいろんな裏機能があるみたい。基本スペックは公式通りですが、少し弄ったことや気づいたことをレビューします。


    まず真っ先に気づいたのは、接続パスがWEPキーになってること。数字5桁なんて怖くてしょうがないのでWPAに変えたい。このあたりはこちらのサイトに倣って設定しました。


    Tedious Days More, More and More : Pocket WiFi (D25HW) を契約したら必ずやっておくべき設定


    こちらはe-mobileのD25HWですが設定画面は同じなので問題なし。なるほど、僕が思ってる以上にセキュリティ強化って色々あるみたいです。ログインパス、SSID、WEP→WPAを設定して終了。WPAにするとDSは繋げなくなりますが、基本オフラインゲームしかしないしなにより安全第一。


    次に気になったのはバッテリー。月額料金を抑えるために3G回線は切りたいので、狙いはpocket wifi常時接続なんですが、公式では通信4時間、実測でも確かに4~5時間と、一日中使うには充電必須。ちまちま作業は嫌なので充電しっぱなしにしようと思い、手持ちのeneloopバッテリーを繋いだけどまったく反応なし。どうやら通信中は充電できない仕様で、動作は通信か充電かどちらかしかできないと判明。webブラウジングだけなら充電中我慢すればいいですが、今後はメール含めてすべてpocket wifi経由になります。pocket wifi充電中は受信できません、と言われても困ります。なんとかならないかなあと思っていたところ、需要あるところに供給あり、同じ考えの人はたくさんいるようで、すでにその手のコネクタがありました。


    【楽天市場】mini-USB変換充電コネクターPocketWifiD25HW/C01HW充電対応[ブラック](M-18BK):モバイルライフ
    白バージョン


    安いものだし小さくて無くしそうなので、家用と持ち運び用で2つ買いました。僕のズボラさとか送料を考えると3個買ってもよかったかも。紹介ではeneloop対応とありますけど、ブースターみたいな役割を持つんでしょうか?だとしたら充電速度を上げたりと、他にも使い方があるかも。まだ届いてないので試せてないですが、まずはeneloopバッテリーと合わせて一日持つか気になるところです。


    今のところはこのくらいでまだまだ機能を遊ばせてますが、今後も電波強度や使い勝手を少しずつレビューしていこうと思います。

    Evernoteオフに行ってきました

    10月23日、Everote Users Meeting 大阪に参加してきました。オフ会に初参加してから立て続けにいろんな人に会って、少し舞い上がっております。全貌は@dark_kさんが配信しているUstがありますのでそちらをどうぞ。


    Evernote Users Meeting Osaka on USTREAM


    あり得ないくらい豪華メンバー


    いつもお世話になってるEvernoteの師匠@goryugoさん、『Evernote「超」仕事術』でおなじみの@rashita2さん、Evernote日本法人社長外村仁氏、そしてなんと驚きEvernote CEOのフィル・リービン氏まで来られるというなんとも贅沢なゲスト。そのほかの方々もほとんどが有名人ばかりで、いつもブログを拝見してる方だったり、本の著者だったり、有名iPhoneアプリの作者だったり。
    しかし僕も3回目のオフ会参加でもあって、少しずつ知り合いができました。著名な人たちともお話できるようになり、人見知りも随分収まったかなと思います。なにより前のオフ会の繋がりやtwitterを通じて仲良しな人たちと会うことが素直に楽しい。どんどん広がる輪に酔ってるようです。


    CEOのプレゼンにビビった


    実は仕事終わりにダッシュで行ったこともあり、やや遅刻してしまったのですが、それでもさすがリービン氏。通訳を通じたプレゼンにも関わらず途中参加の僕でもスムーズに話に着いていけ、押すところは分かりやすいくらい力強く押し、時折ギャグもかますといった具合。英語も分かりやすいように発音&単語をセレクトしてくれたんでしょうか、英語だけ聞いていても分かる部分が多々ありました。僕は英語力皆無人間なので、きっとそうなんでしょう。ありがたすぎます。


    さわりの部分はEvernoteの紹介や事業展開について。と言ったら、Evernoteユーザーには退屈なんじゃ…と思うでしょうが、全くそんなことはありませんでした。日本と海外での利用者や収入の違い、Evernote成長記など、ユーザーでも調べないと分からないようなことを織り交ぜており、ついついメモるくらい。むしろ知らないことだらけで、Evernote好きと思っていた僕は自分の無知さに驚かされる始末。


    本筋に入ると一変、リービン氏の経営思想を語るという本編にして裏話。そんな予期していなかった流れにも関わらず聞き入ってしまうという不思議なものでした。Evernote成功の裏側、ひいては市場の未来観、中でも最後のテーマだった『市場は「数の支配(scarcity)」から愛(love)へ移りつつある』というのは納得することでもあり、それをユーザーに面と向かって言えるほど尊重していることが伺えます。常に思考と共感が循環して気持よく頭を働かせてくれ、普段プレゼンに縁の無い僕にはとても新鮮でした。


    超Evernoteユーザーの語りを聞いて


    CEOのプレゼンから一段落して企画第2弾。Evernoteと言えばこの人日本ユーザーの代表goryugoさんと、ご存知『Evernote「超」仕事術』の著者であり仕事関係のEvernoteハッカーrashita2さんが行う、「Evernoteについてとことん語り尽くす!」。Evernoteユーザーならワクワクして当然な企画。正直僕はこれが聞きたくて行ってきました。


    進行は穏やかで、ビールを飲みながらゆったり聞けるようなペース。プレゼンとの温度差か、すごく和やかな空気。最初はお二人のEvernoteの出会いから歴史、使用状況の紹介。実はgoryugoさんのEvernoteは一度拝見したことがあったのですが、rashita2さんのノート数10000には驚きました、文字通り桁が違う…。話は若干深くなり、それぞれのEvernoteのノートブック名の一覧を元に、それらの役割や使い方、自分ルールなどを紹介に。いわゆるEvernote晒し。単純にノートブックの並び順に紹介するのですが、企画進行のうまさと場の空気が相まって、アルコールが回った頭でも十分理解できました。尺が短いこともあってその後にまとめとなりましたが、最後に「Evernoteを一言で」という問いに、「すごい日記(goryugoさん)」、「自分ログ(rashita2さん)」という答えだったのは印象的でした。言葉は違えど同じこと。ライフハッカー色の強いお二人なので、劇的に便利になる!みたいな答えかな?と思いましたがそんなことは無く、楽しいからやってみたいから使う。なんだかほっとしました。これからのEvernoteの使い方に、すごく余裕が持てる気がします。


    Evernoteも大事だけどやっぱりブログ


    Evernoteオフというだけあって企画はEvernote一色ですが、実はユーザー間ではそれほどEvernoteの話をしませんでした(僕だけ?)。最初はEvernoteユーザーにまみれて勉強してこよう!と意気込んでいましたが、実際にお話したのはtwitterの延長だったり、ブロガー名刺だったり、前のオフ会の名残りだったり。全然Evernote関係ないことばっかり。でもそれでいいんだなあと思います。どんなに大きなオフ会でもどんなに著名な方でも、やっぱりそこにあるのは人対人であり、それでしかない。そんな普通では知り合えない人たちに橋渡しをしてくれて、今現在も輪を広げられるのは、やっぱりこのブログのおかげです。前にも思ったことをより強く感じます、ブログ始めてほんとによかった。ブログもっと大切にしなきゃ。
    これからオフ会に行くたび、そんなことを思うのでしょう。それは廻り廻って人の輪を広げてくれ、またブログに返ってくる。これからも廻りつづけていきたいと思います。

    2010年9月21日火曜日

    QuickEverレビュー


    EvernoteにInput専用アプリ、QuickEverがリリースされました。やや遅れ気味ですがご紹介します。

    しかし最近はEvernote特化アプリがどんどんでてきますね、ユーザーにとっては嬉しくもあり選択に悩むところでもあり…


    ではまず機能から。

    このアプリはFastEverやFastMemoと同じ系統のInput主体アプリになります。




    メモ系アプリ鉄板のデザインです。綺麗めなUIは高級手帳をイメージできて、気持よく使えます。EvernoteのInputアプリは原色押しが多いので少し珍しいかも。それではEvernote系のアプリらしいところを紹介していきます。




    まずノートブック、タグの選択が可能。タグに関しては新しく作成することも出来ます。タグはボタン選択を採用しているのでスペースの省略に貢献してますし、なによりすごく見やすいです。ブログタグなどのクラウド表示みたいなサイズ変更の機能はありませんが、一覧で表示されるよりはかなり使いやすいです。私はiPhoneアプリでボタン形式を見たのは初めてなんですが、あまりの使いやすさに感動。




    タイムスタンプ、チェックボックス(未完、完了)、リストがボタンで追加出来ます。リストは今までのアプリにはない新しい機能ですね。簡単なメモでは使わないですが、考えを整理するときには重宝しそうです。




    ここでは今までに作成したノートブックを一覧出来ます。ソートは更新日の降順。またアイコンでEvernoteに送ったかどうかが確認出来ます。ここでノートを選択すると作成したテキストを再編集でき、Evernoteに再送信出来ます。なのでQuickEverでは一つのノートを編集していても、Evernoteにはその履歴が残っていきます。ブログの下書きなど長文を書くときには嬉しい機能ですね。




    こちらは設定画面。

    デフォルト設定でノートブックとタグを設定出来ます。このアプリはノートを送信するときにノートブックを選択しないと送信できない(自動的にinboxに送ってくれない)ので、ここでデフォルト化していないと送信時にいちいち選択しないといけません。とりあえずノートブックはinboxなりを選択しておいた方がいいでしょう。

    そしてちょっと新しいのはフォントとフォントサイズを設定できること。これはQuickEverでの見た目を変更出来ます。(Evernoteのフォント設定を変更するものではないです)QuickEverの字は小さくて読みづらい!とか、フォントはヒラギノ以外がいい!って人には嬉しい機能です。




    そしてapple大好きユーザーにはご朗報。このアプリは一つでiPhoneとiPad両対応のアプリです。iPhone用とiPad用の2つを購入する必要はないというのは結構嬉しいと思います。そしてiPadで文章を書くときは大画面をより生かせるようにBloetoothキーボードを使う人が多いと思いますが、このアプリにはBluetoothキーボードでタイピングするときにはキーボード一覧が隠れるので、より大画面で使えます。(iPhoneでも同様に隠れます)iPhoneもiPadも使っている人には美味しいこと尽くしの機能ですね。



    大体の機能は今までのInputアプリと似た機能+アルファと言った具合です。かといって全く同じように使えるか?というと、実はそうでもなかったりします。

    少し不具合(というか不都合?)もあるので、そちらもご紹介。


    まずノートブック、タグのソート。何順に並んでいるのかサッパリです。私はとりあえずタグを付ける習慣があるのでタグはかなりの数あるんですが、これでは目的のタグを探すのは難しい。この手のInputアプリではタグは固定する人が多いと思いますが(実は私も固定派)、せっかく選べるのならJISコード順でソートしてほしいところ。またボタン形式で選べるので、選んだタグの履歴順でソートなども面白いかもしれません。


    また動作が若干ですが安定していない節があります。ガーッとタイピングしてノートブック選択、タグ選択などをするとあっさり落ちます。

    私はiPhone3SユーザーですがiPhone4でも同様の報告を聞いています。まだできたてホヤホヤのアプリなので、今後のアップデートに期待といったところでしょうか。



    蛇足ですが私の勝手なイメージで、このアプリの登場からInputアプリには3つの棲み分けができてきているように思います。

    1つ目はFastEverのような起動から送信を一瞬で済ませるタイプ。なにか思いついたら即起動、変換など気にせずにとりあえずタイピングして保存といったアプリ。起動→終了があっという間なので、長文には向きません。

    2つ目はawesome noteのような複数のノートを常に同期でき、iPhoneでもそれなりの編集が可能なタイプ。ブログの下書きやEvernoteで書いた長文、リスト、時にはwebクリップも同期して使えます。この手のアプリは多くの長文ノートを扱うことに長けていますが、その分短文の扱いはいまいち。

    3つ目はこのQuickEverのような中間を位置するタイプ。基本は短文を扱いますがログを残したり再編集できたりと長文にも対応しようとするアプリ。一歩間違えるとタスキになんたらといった具合で器用貧乏になりがちですが、使い方にはまれば両用できる可能性がある、かなり魅力的な面があります。


    今まで私のiPhoneの使い方では1つ目のような速記型が一番馴染んでいましたが、最近の新作アプリの傾向は3つ目の両用型が多いです。新しいアプリを試用するうちに私自身も少しずつiPhoneでもブログの一部を書くことも増えてきました。アプリが提供する使い方に染まりつつあります。iPadの誕生もあり、iPhoneの使い方が変わってきている人は意外と多いんじゃないでしょうか。今回ご紹介したQuickEverはiPhoneとEvernoteの新しいあり方を提案するいいアプリだなと感じました。

    2010年9月17日金曜日

    iPhoneのホーム画面晒してみる

    第三回の企画参加


    企画乗っかりが大好きなsuito、またしても企画モノです。
    @ika621さんが開かれている「あなたのホーム画面を見せてください」に乗っかって、私のiPhoneのホーム画面をご紹介したいと思います。
    私はよくEvernoteを紹介する上でEvernoteのノートブック、タグの画面を載せていますが、それはEvernoteは人によって全く違う形だから。Evernoteは使う人によって全然違ったものになるので、他人のEvernoteから新しい発見やひらめきが生まれることも多いんじゃないかなーと思ってます。
    それはiPhoneにも同じことであり、むしろ20000を超えるアプリがあるんですから、1つとして同じホーム画面は無いでしょう。みんなで晒しあって新しく便利で楽しいアプリを開拓できればなと思います。


    晒してみる


    さてさて前置きが長くなりましたが私のホーム画面を紹介したいと思います。



    メジャーどころのアプリが多いですかね?皆さん知ってるアプリだらけと思いますので、足早に説明します。


    Dockアプリ


    qStatus
    Twitter投稿専用アプリ。お手軽さがたまらなく便利。クライアントを立ち上げると同期するわ重いわとイライラするんで、パパッと呟きたいときは全部これです。
    写真、音楽、位置情報とかもつけれるのがいいですね。safariからbookmarkletが立ち上がればなおいい。


    Egretlst
    Evernoteのチェックボックスだけ見れるアプリ。私のブログでも何度か登場してます。生活関係はほとんどEvernoteにかき集めてるんで、これが無いと始まらないアプリNo.1です。当然本家より起動率高い。というかiPhoneアプリで起動率No.1だと思う。


    Evernote
    Evernote本家クライアント。ちょっと前まではほとんど立ち上げてなかったですが、EgretlistがEvernoteにヒモ付け出来るようになってから結構使う頻度上がりました。
    基本はEgretlistからEvernoteに送る→すぐに見返すような内容ならスター付ける→次からはEvernoteのスター見ればOKって具合。
    最近は安定度もそこそこになってきたので、「本家は重すぎてお蔵入り」と思ってる人も久しぶりに立ち上げてみると見直すかも?


    FastEver
    Evernoteにテキスト送るだけ。細かい説明ができないくらい単機能ですが、Evernoteを使う人は必須と言ってもいいくらい便利です。速さ=強さみたいなアプリ。アイコンが残念って声をよく聞きますが、僕はこのアイコン結構好き。オシャレじゃないけどパワフルな感じがEvernoteらしいな、とw


    あとはiTunes。最近Bluetoothヘッドセット使い出してからヘッドセットから再生することが多いんであまりアクセスはしないですが、起動率かなり高め。ただダブルタップで目の前に出てくる唯一のアプリなんで、Dockに入れるまではないかな、と。


    アイコンアプリ


    Camera+
    画像編集もできる万能(?)カメラ。編集がすごく簡単なのにいい風合いになるのがお気に入りです。このくらいできるアプリはたくさんあるんでしょうが、私はiPhoneであまり写真を撮らないんで、正直持て余してる感いっぱいなアプリ。カメラロールと別にアプリ内のアルバムに保存するのがやや面倒で、ちょっと私の使い方には合ってない感があります。(ホントはできるのかな?)理想はデフォルトカメラ+編集機能なカメラロール連動アプリ。


    FastEver Snap
    Evernote専用カメラ。Evernoteに入れること前提で写真を撮るときはこれ。Camera+と比べると編集なんてできないし、サイズ変更もできないしと機能は少ないですが、その分すごく軽いです。お手軽なので実はCamera+より起動率高め。


    safari
    もはや説明不要なデフォルトアプリ。色々浮気したけど、なんだかんだでブラウザはこれです。


    moneybook
    お金管理。初めてUIに一目ぼれしたアプリ。生活管理系のアプリは気に入ったのじゃないとすぐ使わなくなっちゃうんで、UIは一番大事と思います。だからちょっとバグがあってもカッコいいから気にしない!
    嘘です、日付ズレは嫌です…直してください…


    ComicGlass
    zip、rar、pdfと本系のファイルは大抵読めるビューア。自炊する人には助かります。UIとかweb連携が弱いかな?とも思いますが、機能とコスパで全然気にならないです。むしろ本はそこそこファイルサイズ大きいんで、iTunesでUSB転送できるほうが楽だと思う。よくアップデートしてくれるってのもユーザーには嬉しい。


    Skybook
    青空文庫ビューアー。自作青空文庫も読めるのが嬉しいです。見た目も小説みたいなものからポップなものまで自由にできるのもいい。こっちは残念ながらUSB転送無し。ですがiPhoneハックアプリがあればローカルに直接置けるんで、全く問題ないです。


    実は最近では上の2つをi文庫一つにまとめたいなーとも思案中。読みものは一つにまとめたいってのと、先日作者さまにお会いしてiPad版の素晴らしさを体験したのが理由。3つとも素晴らしいアプリなだけに悩んでます…


    Simlenote
    単機能メモアプリ。メモ専用クラウドサービスなので、軽いわ同期が楽だわといいこと尽くし。最近噂のDraftPadに押されがちですが、タグとか編集履歴とか意外と高性能な側面もありますし、まだまだ現役でしょう。メモアプリはほとんど使わない私のホーム画面を陣取ってるのは、web版のSimplenoteも軽快なのが大きいのかも。ブラウザでは常にタブロックして立ち上げてます。ブログの下書き、編集は全部ここ。


    Reffils
    カレンダー。google calendar同期の定番。機能は一通り揃ってるしチェックリストとかも付いてるので、すごく馴染みやすいアプリ。ただちょっともっさりかな…?最近は機能より外見に走り出したみたいで、スキン配布ばっかりなのがちょっとさみしい。(しかも有料)


    touch goal
    生活習慣をチェックするアプリ。一言で説明し辛いですが、毎日の習慣に得点を付けてやる気を出し、生活を見直そうってのがテーマです。色々弄りがいのあるアプリ。
    未熟なとこが多い、連携が貧弱とかよく聞きますが、チェック項目を一元化できるのが楽で使ってます。ひとまず最低限のcsv出力は出来ます。


    osfoora
    Twitterクライアント。基本機能は十分すぎるくらい揃ってます。少し前に「重い遅い落ちる」の3Oで騒がれてましたが、今は問題無し。あとはリストとハッシュタグを強化すれば完璧。リストをカラム形式にしてくれることを密かに期待してます。


    Reeder
    google reader連携のRSSアプリ。不満なんてみじんもありません。最近アップデートがないのは、もうする内容がないからなんじゃ?と思えるくらい完成してます。そもそもRSSアプリの市場自体が完成しきっている感じなので、有名どころはどれも大差ないと思います。


    foursqueare
    最近始めました、よろしくお願いします!(suito1942/foursquare)
    とにかくチェックインしまくれ!くらいしか考えてないので公式アプリで十分。これから色々使いこなしたいなーと思ってます。


    フォルダ


    Contact
    電話、メール、Skype、電話帳など、人と連絡取りたいときに使うアプリ。ここにバッジが付いてると嬉しいです。


    Utility
    設定、App store、メモリ解放が入ってます。そこそこな起動率なんだけど、ホームには置くほどでは…ってアプリ。目の届くところに置いときたいなーと思ってここに置いてます。


    Lifekit
    天気、アラーム、電卓、ストップウォッチなど、頻繁に使う文房具的なアプリ。Utilityと何が違うんでしょうね、私自身よく分からないですwどちらも目の届く範囲ならいいかなあ、と。


    Strage
    写真、dropbox、picasaなど、データの置き場所にアクセスするものです。神アプリと名高いビューア兼ファイラ兼ダウンローダのgoodreaderもここ。このアプリだけでPCとのファイルのやり取りはほとんど事足りるから、ホント神アプリだと思います。


    このくらいでしょうか。初めて見るアプリとかありましたか?いくつかニッチなのもありましたが、どれもおススメできるアプリばかりです。


    気にしてることと言えば、ホーム画面はできるだけアイコンのままで置くこと。頻繁に起動するのでいちいちフォルダ開くのが面倒だから。あとフォルダには9個までしかアプリは入れない。パッと見て全部把握したいからです。
    その代わり、2ページ目は全部フォルダ。中身も12個一杯まで入れてたりします。分け方はMap、Web、Music、Game、Illustrationなどなど。
    そして3ページ目は無いという、少数精鋭な有能アプリ陣で頑張ってます。(単にたくさん入れても覚えられないからですw)


    しかし自分のホーム画面を紹介すると、人のホーム画面が無性に見たくなるもんですね。僕が知らないアプリとかたくさんあるんでしょう。スクショだけでもいいので、是非見せて欲しい。この記事を読まれた方、よかったらあなたのスクショも見せてください。

    2010年9月10日金曜日

    ローカルノートブックの効果を測定してみた



    オンラインの意味


    私がEvernoteを使い始めた理由の一つに、クラウドwebサービスだから、というのがあります。
    いつでもどこでもどんな端末でも見れる、クラウドの利点はその一点にあるわけですから、当然いつでもどこでもオンライン。しかし最近、果たしてそれに意味はあるのか?と考えます。普段iPhoneや外のPCからEvernoteを使うとき、「見たい」というより「見なければいけない」用途が多いのではないでしょうか。趣味で集めているライフログ、ネタwebクリップ、アーカイブ、この辺りをiPhoneから見ることは限りなくゼロ。実際私は一度も見たことが無いです。
    ということは、これらのノートたちはオンラインである必要はないのでは?時間をかけて同期しなくても困らないのでは?と思ったのがきっかけ。


    Macを常用しだしてからEvernoteもずいぶんと軽くなったので、同期の時間には全く不満はないのですが、一度気にしだすとやってみないと気が済まないので、実践してみました。


    やる前に予想できるメリットは
    1、同期に時間がかからない
    2、iPhone、webのEvernoteが軽くなる(整理もしやすい)
    3、容量を使わずに済む


    逆にデメリットは
    1、外で全てのノートに触れない(精神的なデメリット)
    2、常にオンラインノートブックを整理する必要がある(ローカルノートブックの恩恵を受けるため)
    3、デメリット2の結果、多分今以上に作業が面倒になる
    4、ローカルデータは管理が個人に委ねられるので、消えたら最後(先日のデータ消失もあるので、オンラインでも安心はできませんが)
    5、手書きメモのテキスト認識ができなくなる(この機能はwebでやってるからローカルじゃ動かない)


    実際にやってみた


    ノートブックのオンラインとローカルの属性は一度ノートブックを作るときにしか設定できません。
    ですので手順は


    1、適当な名前のローカルノートブックを作る(仮にAノートブック)
    2、ローカル化したいオンラインノートブック内のノートを全てAノートブックに移動
    3、空になったオンラインノートブックを削除、Aノートブックの名前を適宜修正


    という具合。ノートブック間の移動は比較的楽なので、作業自体はらくちんです。あとはどんな具合か調査していくだけ。


    ちょっとしたテスト


    実践できるようにはしたもののすぐに効果は分からないので、測定テストをしました。成果を感想でまとめるより、ある程度数字で分かった方がローカルノートブック効果も伝わりやすいかなと思います。


    試験内容


    使うのはオンラインノートブック2つ(A)、(B)とローカルノートブック(C)


    準備
    webのEvernoteから60枚のノートを(A)に作成。
    ひとまずMacのクライアントで同期。
    このノート60枚を使ってテスト。測定を始める前は60枚のノート全て(A)に移して同期した後に行う。


    試験内容、各同期時間を測定


    1、そのまま再同期。
    2、全てのノートを(B)に移動して再同期。
    3、全てのノートを(C)に移動して再同期。
    4、半分のノートを(A)、もう半分を(B)に移動して再同期。
    5、半分のノートを(B)、もう半分を(C)に移動して再同期。
    6、半分のノートを(C)、もう半分を(A)に移動して再同期。
    7、(A)、(B)、(C)に均等に分けて再同期。



    見やすいように図にしたらこんな感じ。



    一応ローカルノートブックとオンラインノートブックだけでなく、差分更新と全更新の差とかも調査できるようにしました。
    本当はもっと測定値をとってプロットしたり、Windowsでもやれば使い道も広がるんでしょうけど、なんせ手間がかかるのでこの程度でご了承ください。また、回線速度にムラが出ないよう深夜にまとめて測定しましたが、ある程度誤差はあると思います。その辺りも含めて、測定値を見ずに傾向を見てローカルノートブックの効果を掴んでもらえればと思います。


    測定結果はこちら。




    ノート数が少なすぎて分かり辛い結果になっていますが、総じて言えることは(B)が絡むと時間がかかっていること。これはオンラインノートブックからオンラインノートブックに移動すると、webでは2つのノートブックが更新されるため同期時間が長くなるということでしょう。裏付けに4と6の結果にもその傾向が表れています。本当は(A)、(B)の組み合わせは他の組み合わせに比べて倍の時間がかかるのか確認したかったんですが、今回はノート数が少ないこと、すべて白紙のノートで行ったこと、そもそも一回ずつの測定なんて当てにならないことなどの不安要素を考えると、この辺りが関の山でしょう。


    iPhoneでもテスト


    この測定値はMacで無線LNANIEEE 802.11bでの値ですが、もしプラットフォームが変わっても傾向は同じのはずです。つまり、iPhoneなど携帯端末の同期速度の向上も見込めるというわけです。実際どの程度違うものなのかと、少し実験してみました。


    やったのは「inboxだけ常に空にする」ということ。Evernoteで最も更新されるノートブックは間違いなくinboxです。しかし私の場合、ほとんどはwebから自動ポストされるものなので、iPhoneで同期してすぐ見たいようなノートでは無いです。ということはこのノートブックの同期は完全に無駄。しかしinboxはデフォルトノートブックなので、同期しないわけにはいきません。なので、iPhoneでEvernoteを同期する前にPCでinboxを空にしてしまおう、という試みです。


    実際に試したところ、体感速度はかなり早いです。測定はしてませんが、iPhoneのEvernoteを立ち上げても同期は1、2秒だけで、そのあとは快適そのもの。同時に今までたくさん並んでいたノートが最低限しか表示されなくなったので、随分見やすくなりました。iPhoneのEvernoteの記憶量が少なくなったので、閲覧や検索もサクサク行えます。正直、同期速度の向上よりこちらの恩恵が随分大きく感じました。


    一方でデメリット


    数字上では「ローカルノートブックは効果あり」と分かりましたが、これだけ快適にするにはデメリットも大きいです。


    まず第一に、常にinboxを空にする必要があること。
    inboxは全てのノートの通り道なので、人によっては一日でかなりのノートが作られます。ちなみに私は平均40枚前後、多分これでも少ない方だと思います。この溢れかえらんばかりのノートブックを常に空にしないといけないんですが、これがかなり面倒。


    次にクラウドの意味がなくなること。
    私が考えるクラウドの利点は「いつでもどこでも見れる」ことと、「データの保障がある」ことだと思います。しかしこのローカルノートブックを使ったノートには、それらが全く適用されなくなります。極端な話、ローカルにテキストを保存しているようなものです。Evernoteであればノートブックを移動すればすぐにオンラインに出来ますし、バックアップもとれますが、手を伸ばせば目の前にある安心感からは程遠くなります。


    結局は使い方次第


    このローカルノートブックには、色々と目に付く部分もあり、同時に大きな旨味もあります。いつものEvernoteを象と例えるなら、ローカルノートブックを使ったEvernoteは馬。スマートに早く動ける分、力では敵わないといった感じ。ですので、それぞれのメリット、デメリットを見なおして自分に合った使い方を考えてみるといいと思います。


    私の場合普段のEvernoteの整理などはMBPを使っているので、本当にすべて持ち出したいときはMBPごと持ち出せるというところで妥協。また自宅のPC、Macはバックアップをとっているので、クラウドと同じレベルではないが、ある程度の保障はある。面倒なinboxの整理は、もともと使っていたセパレートノートブック(過去記事参照)をローカルノートブックにして、毎日そこに移動。整理はできてないが目的はinboxを空にすることなので、ひとまずこれでOK。
    といった具合にしました。ちなみにセパレータノートブック本来の仮置き機能が一時置き場になってしまったので、現在はセパレータを2本に増やしてます。一時置き場の方は今までのinboxのような役割になってしまいました。


    ローカルノートブックの効果を完璧に得るのは難しいですし、なにより疲れるので、適当な具合に実践するのがいいのかなと思います。白か黒ではなく、グレーで使える気楽さがEvernoteらしさでしょう。
    最近の私のEvernoteのテーマは、適当で快適です。そんな人にはローカルノートブックはとてもオススメ。一度試してみてはどうでしょうか。

    2010年8月26日木曜日

    人生初体験 オフ会とブロガー名刺




    人生初オフ


    オフ会。なんだかリア充な響き。
    ちょっと前までブログすら持ってなかった私ですが、来たる9/11、tobu1さん、dark_kさん主催のiPhone CUGオフに参加してきます!人生初なだけあって、今から緊張しまくっております。


     Tweetvite :: iPhoneCUG2周年飲み会のお知らせ


    オフ会素人ならば、事前準備は必須!せめて話のネタは用意しておこうと、参加されている方々のtwitterやブログを覗いてきました。


    しかし、・・・うん、どうやらこのオフ会、私には10年早い。みなさんのtwitterアイコン、ブログトップ、一度は見たことのあるものばかり。中には私が普段からお世話になっているアプリの開発者もいらっしゃる。(テレビ欄アプリのBangumi、iTunes開きます)


    これは私なんぞ若輩者が行っていいものか?と悩みましたが、Evernoteの心の師匠goryugoさん、趣味がベストマッチなryo_dgさんに背中を押してもらい、一念奮起して参加させていただくことにしました。


    オフ会マナー?


    参加者を把握するのはあっという間でした。そりゃそうです、みなさん有名人ですから。実際に会うと緊張もありお話できるかは分かりませんが、多分顔と名前は一回聞けば覚えられる自信はあります。僕の中では、それくらいに有名人。


    これならみなさんとの話のネタに困ることはないな、と安心したもつかの間。一つ問題発見、私のネタが皆無である。セールスポイント以前に話のタネすら見当たらない。


    ブログ初心者とすれば当たり前ではあるんですが、流石にこれでは駄目です。こういうオフ会に参加するには、何かしら自分のネタは必要。でないと、私も困るしあちらも困る。初オフ会である種のオフ会マナーを感じました。合コンに行くなら盛り上がる、カラオケに行くなら歌う、みたいなマナー。私はかなり小心者ですが、これは大げさではなく結構的を射ていると思います。


    話のネタを用意しておけばいいんでしょうが、いかんせん緊張しいな私。なにかすがるものがほしい。


    人生初2、ブロガー名刺


    ありました、すがれるもの。私のような人間にうってつけのアイテムが。まだぺーぺーな私を必死に売り込んでくれるもの、名刺です。twitterのタイムラインにryo_dgさんの「ブロガー名刺作る」というつぶやき。これしかない。


    制作はブロガー名刺で超有名な前川印刷さんにお願いしました。なんとここ、超破格キャンペーンがあり、100枚1000円で作ってくれます。(正確にはキャンペーンではなく、期間はありません。2006/8/11からずっとこのお値段のようです。)


    ブロガー名刺、送料込みで1000円じゃすと! - 川柳をこよなく愛する明石のタコ


    ただ一つ条件があり、上の記事にトラックバックが必要。そんなの頼まれなくてもやるよ!と思いましたが、そういえばbloggerにはトラックバックが無い。どうしようどうしようとメールやtwitterで前川印刷さんにお尋ねしたところ、ブログで記事にするだけでOKとのこと。ということで、なんとか注文に至りました。


    デザインやフォーマットはデザイナーさんにお願いするもよし、自作して持ち込みもよしとのことです。私は画像加工は趣味で少しかじってますが、デザインなどの知識はゼロなので、今回はデザイナーさんにお任せすることにしました。それでもこちらからの要望は聞いてくれるようなので、色々とお願いするつもりです。実際に納品したらレビューと合わせて名刺もご紹介したいと思います。


    なにはともあれブログ


    一気に人生初を2つも体験してますが(する予定)、それもこれもブログを始めたことが大きい。ブログが無いとここに至ることは無かった。


    今回のオフ会を知ったこと、誘っていただいたこと、背中を押されたこと、名刺を作るに至った過程、全てがブログのおかげです。やりとりは全てtwitterですが、その繋がりを作ってくれたのはブログのEvernote記事。確実にブログが橋渡しになっている方々です。


    このブログも最初はとにかく溜め込んだイメージを吐き出したい一心でしたが、最近は何か役立つことを残したいと思うことが多くなってます。自分の現状だけではなく、レビューだったり、提案だったりを付加する。押し付けではなくて読み手の視野が広がるような、Evernote風に言うと、ついwebクリップしたくなるような記事を書きたい。こうした心境の変化が繋がりを作ってくれたのかな、なんて思ってます。


    小っ恥ずかしい話になってしまいましたが私が訴えたいのは一つ、ブログは色んなことを運んでくれるということ。人との繋がりや新しい心持ち、ブログには嬉しい発見ばかりです。ブログを始めるのに躊躇している人は是非始めて見てください。きっと新しい窓が開けると思います。

    2010年8月22日日曜日

    Evernoteでタスクを管理

    またもや企画参加


    唐突ですが、Evernoteで斬新な使い方を発信されているライフハッカー、rashita2さんをご存知でしょうか。Evernoteだけに限らず、Lifehackという幅広い分野において常に独自感のある耳寄り情報を発信されているお方でして、ライフハッカーブログを読まれている方には既にお馴染みかと思います。

    今回はrashita2さんが発案された企画、


    に参加させて頂こうと思い、"あなたのEvernote術"としてEvernoteの使い方をご紹介させて頂きます。


    まずは恒例のノートブック晒してみる





    私のEvernoteには現在12冊のノートブックがあります。

    それぞれのノートブックで少しずつ使い方、フォーマットが異なりますので、まずは簡単にご紹介させて頂きます。


    000番台のinbox系ノートブックはwebからポストしたものを整理するノートブック。最新情報が入っていますが、普段は入れっぱなし散らかしっぱなしでほとんど触りません。情報が埋まらないように週に1、2回整理して、出来るだけ目の届く範囲で循環させるようにしています。


    100 listはEvernoteと連携するiPhoneアプリEgretlistと同期するためのノートブック。ですので、全てのノートはEgretlist上で使うフォーマットになっています。管理しているのは私生活のタスクと持ち物リストなどの色々なリスト。余談ですが企画者rashita2さんはEgretlistでタスク管理などを行っており、ブログでは大変参考になる記事が山盛りです。本ブログでもEgretlistの些細な紹介はしていますが、このアプリが気になっている方は一度R-styleの記事を読んでみてください。とても実用的な使い方が書かれています。






    200番台のactive、referenceは現在進行形で使っているノートがあるノートブック。activeにはブログの下書き、GTDで収集仕立ての雑記など自分で書いたものの一時置き場、referenceはそれらで使う資料置き場として使っています。201 referenceは少し特殊で、このノートブックに直接ノートを作成することはなく、後述の300〜500番台のノートブックにあるものを一時的に引っ張り出して置いておく目的が主です。最近のEgretlistのアップデートの関係から、100 listから参照されるノートもここに置くことになりました。使い方は後述。


    300〜500番台は資料置き場のノートブック。ノートブック名でジャンルを分けています。web記事6割、自身のテキスト3割、雑誌のスキャン1割くらいです。ノートの形式は全く気にしておらず最近ではヘッダーやフッターもつけっぱなしですが、後々すぐに見つかるようにタグ付けとタイトル整理だけはきちんとやってます。


    600 bookmarkは名前通りのノートブック。今まではブックマークは400 webのノートブックに入れていたんですが、一緒にあると見辛く、そのため使う頻度が低いと感じたので分けました。ノートの形式はスクショとリンクのみ、たまにコメントをいれています。タグ付けもしていますが、最低限のタグしかつけません。ここでしか使われないようなタグは付けずに、コメントとして書き込んでいます。私は普段よく使う最低限のブックマークはXmarksを使っているので,ここにあるのはたまに使うものや面白系のものばかりなので、まだ試作段階のノートブック集です。


    700 baggageは持ち物管理のノートブック。これも500 lifeのノートブックに混合していたので、別途分けたジャンルです。中身は服、靴、小物の写真と少しのコメント付きノート。買い物中にコーディネイトを考えるときや似たような服を買ってしまわないように使います。最初はCD、ゲーム、ガジェット系も少し入れてたんですが、これらは写真が必要なく、個人的にはリスト形式のテキストで十分と感じたので消しました。


    800 logは日々の生活のから生まれる記録のノートブック。支出、twitter、勉強、体重、タバコ、自転車などなどです。このノートブックは生活を便利にすることを目的としておらず、たまに読み返して楽しむことが主です。


    900 reviewは読み返すことが前提となったもののノートブック。webのパスワード、銀行の口座番号、家電の取説など個人情報だらけです。最近取説が多くなってきて雑多としているので、別のノートブックに分けようか思案中です。


    999 archiveは役目を終えてもう使うことのないもののノートブック。ほとんどが200 listで完了したタスクです。資料などは私が使い終わったものでもその後知人に紹介する場合もあるので、使った後にはまた元のノートブックに戻しています。


    ちょっと長くなりましたが簡潔に紹介するとこのような形態になっています。


    Evertnote術ってなんぞ?


    今回はrashita2さんの企画に提出させて頂くので、テーマにある”あなたのEvernote術"に少しでも関われるものをピックアップしてご紹介させて頂きます。

    と言っても、Evernote術なんて言えるようなものは私は持ちあわせてません。というかEvernote術というものがいまいち分からないので、とりあえず独自性があればいいんじゃないかと考え、ちょっと珍しいかも?と思ったものを選びました。

    選んだのはタスクとリスト管理をする100 listノートブックとそれに関わる資料201 referenceノートブック、900 reviewノートブック。先に断っておく必要があるのですが、これのノートブックはEgretlistと同期することが前提ですのでEvernoteのみで使うようには作っていません。iPhone所持が必須となりますので、Evernote術というには少し不適切かもしれませんが、ご了承ください。


    タスク=行動トリガー


    まずタスクの管理について。スクショが一番分かりやすいと思います。





    ★がタイトルのノートはほとんどが一行で書かれるタスクです。★の数に準じたタスクの重要度。ここにはタスクの大小に関わらず全てを書き出しています。私はエセGTDをしているので、毎回レビューで収集したものを重要度別に振り分けています。また日常的に生まれるタスクはその都度重要度を考えて、基本的にEgretlistから追加していきます。

    一言注訳が必要なものはiPhoneから見やすいよう、Egretlistでメモ表示されるフォーマットに準拠して、補足メモをします。プロジェクト系のタスクや場所が限られたタスクを書き込むときは、別途それ専用のタスクリストを用意しているので、そちらを参照するようにメモしておきます。スクショにある「英語勉強のレビュー」は英語勉強というプロジェクトがあるので、そちらを参照します。初めからプロジェクトのリストを見れば早いのですが、私は放っておくと全てを忘れかねないので、行動トリガーの意味合いで使います。




    こちらは場所を指定したタスクやプロジェクト系のタスク。スクショは実家でやっておきたいことのリストです。実家のPCとネットワーク環境は京都に引越した今でも私の役割なので、実家に帰るとそれらの管理と見直しをしなければなりません。

    例えばこのリストにある「バックアップ環境の構築」を行動トリガーとなる★タイトルのノートに追加したいとしましょう。バックアップを構築することの重要度を考慮して、適切な★の数のノートにコピペしてもいいですが、手っ取り早く「"実家でやりたいリスト"を進める」というタスクを追加することが多いです。★タイトルのノート=行動トリガーというのは、この部分にも現れています。明確に何をするかよりも、最低限「何かしなければいけないことがある」ことを思い出せれば十分と考えてこのようにしています。


    しかし、この管理法ではタスク管理として重大な欠点があることに気づいた方もいると思います。この管理では「期限」というものがありません。ここで冒頭で触れました、Evernoteと連携するiPhoneアプリ、Egretlistに活躍してもらいます。

    Egretlistは最近のアップデートによりEgretlist内でタスクをカレンダーに登録できるようになりました。この機能を使えばそれぞれのタスクをカレンダーに表示出来ますし、タスク毎のgoogleカレンダーへの転送をサポートしているので、タスクをgoogleカレンダーのスケジュールとして追加することも出来ます。私のタスク管理法ではEvernote単体では時間の関係は表せませんので、足りない部分はEgretlistを使うことで補おうというわけです。


    ほかのノートブックとの連携


    100 listのノートは行動トリガーなので何をやればいいかが分かりますが、タスクによっては前もって用意している資料を使う場合もあります。それらはreference、reviewノートブックに入れておきます。これらをEvernoteで見るには検索する、タグを選ぶなどすれば簡単に見つかりますが、出先でEvernoteに触れない場合はiPhoneから探さなければなりません。しかもiPhoneでは100 listにある行動トリガーはEgretlistを使って確認するため、資料ノートにはEgretlist上からアクセス出来ればなお良いです。


    これを実現するには、至って単純。必要な資料ノートにチェックボックスを付けてタイトルを書いておくだけです。チェックボックスさえあればEgretlistは同期できるので、これでひとまずEgretlistから目標の資料ノートに到達することはできます。しかし、Egretlistで資料ノートを見るには、文章は決まったフォーマットにする必要があり、画像もブログタイトルなどを表示した、情報を見るだけなら不要なものまで読み込んでしまいます。資料を見るために最適化されていないので、使い勝手はイマイチです。

    ここでカレンダー同期のアップデートで合わせて実装された「Evernote転送機能」が活躍します。この機能はEgretlistで今開いているノート(タスク)をiPhoneのEvernoteアプリで開き直すというもので、EgretlistとEvernoteの連携が可能となります。これなら例えpdfなどEgretlistに添付できないファイルにも対応できるというわけです。











    Egretlistでは値段が分からないが、










    Evernoteに転送すると確認できる。
    ちなみにこのキーボード、今はBluetooth版もあります。価格は3980円。
    海外にはこれ以外のシリコン製もたくさんあります。





















    更に応用機能として、「Evernote転送機能」には開いているノート(タスク)のノートブック、テキスト、タグのいずれかが関連付いたノートを一覧表示することも出来ます。





    この機能を使うことで、資料ノートブックにチェックボックスを付けずとも、同じタグなりテキストを入れておけば行動トリガーからダイレクトに資料ノートに行き着くことができるという、なんとも親切な設計になっています。

    Evernoteで資料を見て作業を終了し、Egretlistのタスクにチェックを付けたい場合は、iOS4の新機能マルチタスクがうまく働いてくれます。Egretlistを開きなおしても転送前に表示していたビューで開けるので、ストレスなくチェック出来ます。


    この関連付け転送を使う上でのtipsを紹介しますと、1ノートに複数の単発タスクがある場合はテキスト、1ノートの全てのタスクが関係する場合はタグで関連付けしておくといいです。

    前者のテキストの関連付けでは複数のノートに渡るタグしか持たないタスクにも、タスクに対応したクリティカルな資料ノートのみを関連付け出来ます。Evernoteに転送されたあと、関連する資料が多すぎてそこから探さなければいけない、といった手間を省けます。後者のタグの関連付けではEgretlist→Evernote→Egretlistと何度もアプリを行き来するとき、クリティカルな資料ノートのみしか表示されないと毎回関連付け転送を行わなければならず、その都度Evernoteでは検索がかかるので時間のロスが大きいです。

    分かりやすく私のタスク管理の例を出しますと、行動トリガー(★ノート)からはテキスト、詳細リスト(**でやりたいこと)からはタグで関連付けすることとなります。どちらにもメリット、デメリットがあるので、より適した使い方を選ぶといいでしょう。


    長くなりましたが、以上が私がEvernoteを使ったタスク管理の方法です。ご参考になれば幸いです。

    私はタスク以外にも、持ち物、ログ、パスワードなど色々と管理しており、それぞれ少しずつですが違う部分はあります。もし興味をもっていただけたら、twitterやブログのコメントから声をかけてください。


    なぜEvernoteを使うのか



    今回ご紹介した方法を使えば、確かにEvernoteでタスク管理は行えます。ですが、iPhoneを含め、Windows、Macではもっと便利なタスク管理ソフトが山のようにあり、私の管理なんてとても貧弱なものです。ならば、”なぜEvernoteを使うのか”。


    この質問はEvernoteを使っているとよく聞かれますし、幅広い使い方ができるEvernoteでは常に意識することでしょう。Evernoteユーザーは一度は考えたことがあるのではないdしょうか。Evernoteと長く付き合うのであれば、この質問に対する自分なりの回答を持つことが第一歩だと思います。


    私がEvernoteを使う理由は一元管理拡張性です。


    Evernoteは何にでも使える柔軟さを持っています。タスク、写真、webクリップ、仕事データなど、容量さえ許せば動画も管理できるでしょう。何でも管理できるということは、全てのデータを集約すれば、PCに左右されない自由さを持てるということです。OSに左右されず、どんな環境でも等しく同じデータを見て楽しんだり、同じ仕事をできるような環境を作れる可能性をEvernoteは持っています。

    またその柔軟さを示すように、連携するサービスやアプリが多いというのも魅力です。例えば今回ご紹介したタスク管理法。Evernote単体では非常に貧弱ですが、Egretlistというアプリを通すことで最低限必要な機能は実現しており、更にEvernoteのノートと関連付けできるという連携も成り立っています。極端に言えば、タスクに動画やzipファイルなどを関連付けることもできます。このように他のアプリやwebサービスなどを連携させることで更なる成長が見込めることが、多くの選択肢からEvernoteを選ぶ理由になっています。


    今回ご紹介したEgretlistはこの「拡張性」を非常に意識されたアプリでして、タスク管理以外にも様々な使い方を考えさせられます。私が今後考えているものをいくつか挙げると、100 listノートブックにはタスク以外に持ち物のリストが入っているので、700 baggageノートブックの服の写真と関連付けさせようとも考えています。また、600 bookmarkノートブック用のリストを作れば、ブックマークとの関連付けもできます。EgretlistはEvernoteの1ノート内の情報と複数のノートに関連を持たせて、リストとノートで縦横できるインデックスを作れるということです。今回Egretlistのアップデートにより、Evernoteには少し他とは毛色の違った、変り種な拡張アプリが非常によく馴染むことが分かりました。



    堅苦しくなってしまいましたが、Evernoteを使われる方は一度この質問を自問してみるといいかもしれません。Evernoteは何でも出来る反面、一分野専門のソフトに比べるとどうしても劣ってしまうため、その一面だけ見ると器用貧乏な印象を受けるでしょう。もしあなたがメモ帳を探しているのであれば、Evernote以外にもっと便利なツールはたくさんあります。この理由があり、私はEvernoteを滅多なことでないとすすめませ。Evernoteは器用貧乏ではなく、なんでも屋と捉えてくれる人でないと、Evernoteはただの重いメモ帳になってしまうからです。


    Evernoteは誰にでも懐いてくれるおおらかな象です。飼い主はまず、ひろーい遊び場を用意してあげましょう。せっかく象を飼うんですからね。

    2010年8月17日火曜日

    NetMemoレビュー

    随分とサボっていましたが、久々の更新です。
    evernote熱が冷めた訳ではないのですが、どうも面白いネタが見つからなかったのでお休みしてましたが、このままだと更新停止してしまいそうなので、ネタ云々は置いといてとりあえず書くことにしました。更新は気分じゃなくて定期的にしたほうがいいみたいですね。

    ということで、今回は最近出て来たけどあまり話題になってない、iPhoneのevernoteアプリ、NetMemoをご紹介します。
    どんなアプリかはスクショを見れば一目瞭然なので、先ずはこちらを。





    見てまんま、input専用アプリです。爆速でメモすることを第一に考えているアプリ。
    この手のアプリはfasteverやfastmemo、はたまたSMSが筆頭ですが、このnetmemoも十分に対抗馬となる実力をもっています。以下、簡単に機能をご紹介します。


    netmemoの特徴
    ・evernote、twitter、指定のメールアドレスのいずれかにメール送信
    ・evernote送信にはノートブックの指定ができる、が機能のon/offやノートブックの切り替えはほぼ無理(理由は面倒だから。手順は後述)
    ・タグ指定は不可
    ・送信は全てリアルタイム、送信し終わるまで次のメモは書けないので待機必須
    送信履歴が残る(履歴内を全文検索できる)
    ・テーマ色を変更可能

    多分コンセプトはfasteverとfastmemoのいいトコ獲りって感じでしょうか。バックグラウンド送信ができないこと以外は理想的ですが、これは結構な痛手。反面、他のアプリにはない送信履歴機能があります。

    では大まかな機能を少し掘り下げてご紹介。

    書き込みのページは上のスクショです。分かりやすくメモアプリって感じですね。それぞれのボタンが左からメール、twitter、evernoteの割り当てです。




    こちらが設定画面。ノートブックの指定などはここです。

    前述のノートブックの指定が面倒なのは、ノートブック名をきちんと記入しなければいけないからです。いちいち書き換えるのは実践的じゃないので、ひとつのノートブック固定がデフォになるでしょう。またここで指定したノートブックがevernoteにない場合、既定のマイノートブックに送信されます。新しいノートブックを作成するのに使えるかなと思いましたが、ダメでした。




    これは履歴画面。netmemoと他のアプリを差別化できる部分です。履歴はevernoteもtwitterもメールも全て残り、全てが同列に並ぶので実用的かは使い方次第。私自身それほど使い込んでいないのでいまいち当てになりませんが、履歴50件ほどなら検索は結構速いです。が、さらに履歴が溜まったらどうなるかは謎。全文検索なので検索能力は高いんですが、それが仇になって重くなる予感はあります。(あくまで予感です。同期が必要なアプリよりは確実に軽いので、本当に使い方次第。)個人的には送信先ごとにソート出来るくらいの使い勝手でもいいかなーとは思います。





    オマケでテーマ色の選択画面。結構ハデハデなのが多いです。私は本家evernoteに合わせて緑。他の色も結構派手ですが、どの色も可愛い。


    大体の機能はこんな具合です。やはり履歴があるってのは新しいですね。fastmemoのようなデフォルトのメールアプリを使うものならメールの送信履歴を見れば辿れますが、ひとつのアプリ内で完結しているのはありがたいです。evernoteを直接参照は出来ませんが、同期が無い分軽快に使えます。

    他に使わないと分からないような点を挙げると、起動速度はfasteverより若干遅め。私の3GSではfasteverが2秒、netmemoが3秒くらいでした。誤差の範囲と言えばその程度って感じ。キーボードの反応速度も十分です。あくまでトロトロな私のタイピング速度でですが、遅延は全く無いです。リアルタイム送信もSMS送信とほぼ同じと、速度的な問題は感じませんでした。(マルチ対応アプリなので、裏で色々立ち上げてると当然遅くなりますが。)

    最低限必要な機能プラスα的な考えといい設計が非常に良くできたアプリなので、inputアプリとして十分実用的と感じました。他のアプリではタイムスタンプを押せたりノートブックとタグが選べたりと差別化も出来ているので、それぞれの性格を活かして、使い方に合ったアプリを選んでみてください。
    (ちなみに私は未だにfasteverです。ジオタグゾッコンLOVEです。)

    2010年7月19日月曜日

    Pastebot Mimicレビュー

    MacとiPhoneの両ユーザーには欠かせないアプリであろう、TAPBOTSリリースのPasetebotというアプリがあります。機能はMacとiPhoneのクリップボードを同期するといった、ユーティリティ系なんですが、これがめちゃくちゃに便利。一度使うと手放せない。お互いのテキストと画像のやりとりを爆速でやってくれます。Mac、iPhoneユーザーにはお馴染みアプリなので、紹介はもう十分でしょう。



    私はMac歴1ヶ月ほどなので最近になってこの味を占めたんですが、慣れるに連れて「なんでこんなに便利なものがWindowsには無いんだろう」と次第にWindowsに不満を感じてました。「Pastebotのリリース日は2009/12/14でまだ生後半年くらいだし、しょうがないのかなー」なんて思っていたんですが、ついにWindows版Pastebot、その名も「Pastebot Mimic」が誕生しました!旧Mac版も同時公開されているので、MacユーザーだけどPastebotが使えない人にも朗報です。(リリース自体はtwitterでいろんな方々から教えて頂きました。ありがとうございます。)このソフトはTAPBOTS社のものではなく、@micutilさんが公開してくれたものでして公式ではないのですが、これが本当に神がかっているので、今回紹介させていただきます。



    使い方についてはmicutilさんの公式how to動画が非常に分かりやすいので、ソチラを見られたほうがいいと思います。情弱な私が右往左往しているところに神の手を差し伸べてくれたmicutilさん、本当に感謝です。






    大体は動画を見れば分かるんですが、私もはしゃぎたいのでテキストベースでご紹介。



    導入



    まず環境の確認。Mac版Pastebotと同様に、iPhoneとWindowsが同一ネットワークにあることが条件です。家庭で使われている方は大抵そうなっているでしょうが、私はちょとした理由で分けていたため導入段階で軽くつまずいたので、一応要確認。



    次に導入。WindowsにPastebot Mimicをインストール。動作にBonjour for WindowsQuickTimeが必要なので、ない場合はこちらも。BonjourはUDPポートの5353を使うそうなので、一応開放しました。必要作業かどうかは定かでないので、これから導入される方は試してみてください。(結果教えていただけると幸いです。)



    これで準備万端、あとはiPhoneでPastebotをインストール、起動して同期するだけです。Pastebot Mimicを起動して「Pastebot Syncをミミックする」にしてから、iPhoneのPastebotで設定→同期→新規追加で表示される4桁の数字を入力。同期完了です。



    使い方




  • Phone(Pastebot)→Windows(Mimic)




  • iPhoneでテキストもしくは写真を適当に選んでコピーします。Pastebotの機能は「iPhoneのクリップボードを引用する」なので、一度にどちらかのみとなります。画像の複数コピーはカメラロールからすれば手間が省けます。コピーしたら早速Pastebotを起動。するとPastebotとMimicが同期してiPhoneのクリップボードをWindowsに転送!このまさにMac版Pastebotの挙動に感激しまくりました。一度Pastebotに溜め込んだクリップは長押しでMimicに転送してくれるので、また転送したくなっても困りません。(Pastebotのメニューにある「Macにペースト」は動きません。長押しの操作でないと送れません。)さらにPastebot内でグループ化したクリップもグループのまま転送してくれるので、一度に複数のデータを同期できます。



    と、ここまでは基本的にMacのPastebotとほぼ同じ。私がさらに感動したのは、次項です。




  • Windows(Mimic)→iPhone (Pastebot)




  • MacのPastebotはタスクバー(Windows用語で申し訳ないです。Macのあれ、なんて言うんですかね?)に常駐して同期を通知するだけですが、MimicはiPhoneのPastebotベースなクライアントがあるため、一味追加されます。









    もうみたまんまですね、MimicはMacのPastebotではなく、iPhoneのPastebotを真似ているのが分かります。なので、Windowsのクリップボードも履歴やグループを持つことができます。これなら過去に送ったデータの使い回しも簡単。Pastebot独自のグループ管理もそのまま引っ張ってこれる上に、Mimicでグループを作って転送することもできるので、iPhoneでもWindowsでも大活躍することは間違いありません。単純なクリップボード拡張機能ならWindowsにはたくさんありますが、iPhone(Pastebot)と同期できるだけでトップクラスの有用性を誇ります。



    GUIは基本的にはiPhoneと同じですが、実はここが私が最も悩んだところでもあり、micutilさんのお手を煩わせたところなので、しっかりご紹介します。



    といっても動作はたったひとつで、MimicからPastebotに送るには任意のファイルを長押し、それだけ。この長押しがMac歴一ヶ月の頭の固い私は思いつかなかった…たしかにMac使ってると長押しとかスワイプって動作は自然とできるんですが、Windowsのマウスを持つとどうしてもクリックしまくってしまうのがWindowsユーザーというもの、深夜にも関わらずmicutilさんに教えて頂いたときは「おおっ」と叫びましたw ちなみにスワイプするとiPhone同様に削除できます。



    さて、ここまででも十分に神ソフトなんですが、ここからがMimicの本領です。ちょっとした展開機能として、Mimic本体からテキストはgoogle検索、画像はローカル保存ができます。これがどちらも便利、Pastebot本来のイメージというか、カユイとこに手が届く感じがたまりません。特に画像保存は優秀で、iPhoneのカメラで撮った写真なら拡張子と圧縮サイズが指定できます。残念ながらexifは飛んじゃいますが、これはiPhoneのクリップボードとPastebotの対応も必要なので、Mimic単体では無理というところ。さらにさらに便利なのが、explorerからテキストファイルや画像ファイルをMimicにD&DするとPastebotに転送してくれます。もう本当に至れり尽くせりです。テキストの文字コードは当然UTF-8でないといけないので、S-JISなどの場合は書き換えましょう。



    ただし、当然ですが完璧ではありません。MimicでもMacのPastebot同様にiPhoneのPastebotで長押しするとテキストエディタやペイントソフトに直接張り付けられるんですが、これがいまいち安定しません。テキストは大体上手くいくんですが、画像になるとたまーに張り付けられなかったりします。私がよく使うソフトでもあるevernoteとMS Officeでいまいち安定しないのがちょっと歯痒かったり。Macではしっかり使える分、目立ってしまう感じです。画像編集ソフト(標準ペイント、Paint.net、GIMPで調査)では確実に貼りつけられたので、まずそっちに貼りつけてコピーする(ペースト&コピーって変な感じ…)か、Mimicで一度ローカル保存すれば一応問題ないです。しかし、前者はMimicで一度コピーしてしまうためiPhoneのPastebotと無駄な同期をとる上に、他ソフトが常駐必須です。後者は単純に操作が面倒。



    また、同期速度がMacと比べて遅い。といっても、遅いのは最初にPastebotとMimicが同期する速度であって、一度同期してしまえば後のクリップボードのやり取りはノーストレスです。しかし、その最初の同期に15〜30秒はかかるので、流石にちとダレる…これは私のWindowsの環境も要因なので一概でないでしょうから、使われた人はレポしていただけると幸いです。



    あとは操作面でしょうか。とりあえず気をつけるべきものを言うと、Mimicで画像をグループ化した後にグループ内の画像の名前を変えると、グループの画像すべての情報が無くなります。まあ、変えなきゃ無くなりはしないんですが、一応深刻な部類の問題かと思うので、操作されるときはうっかりやらないように気をつけてください。



    まだリリースから一週間経ってないソフトなのでレビューすること自体おかしいんですが、感想を言えばあと一歩で製品版ってイメージです。



    とまあ、最後は辛口になってましたが、私の本音は「こんな神ソフトを提供してくださって本当にありがとうございます」の一心。TAPBOTS社の神アプリを基に拡張されたこのソフトは間違いなく神ソフト、できればMacでも使いたいです。Windowsユーザーの方は一考の価値あり、というかぜひ実装されて快適さを満喫していただければと思います。
    最後にもう一度、micutilさん、本当にありがとうございます。


    2010年7月8日木曜日

    6月レビュー

    前の5月レビューにならって、6月編です。一か月じゃそれほど違いはありませんが、先日買ったmacでの見え方も晒してみます。大まかな変更は、mac向けに少しだけ弄ったことです。windowsとmacで使い分けている人の参考になればと思います。


    では早速ノートブックの一覧。撮った時間がズレちゃったので相関合ってないです。あとちょっとinboxが汚れっぱなしだけど気にしない。





    前にも書きましたが、windowsとmacで一番苦労するのは文字コードの違い。片方の文字コードに合わせてノートブックやタグの名前を決めると、もう片方のサイドカラムの並び順と合わず、バラバラになってしまいます。数字だけで並び順を管理している分にはそれほど問題ないんですが、awesome noteと同期している場合は、必ず[aNote] ***といった専用のノートブックが作られてしまいます。私はwindows版では文字コードを利用して"_"を使ってセパレータノートブックを作っていましたが、これも今回の問題にひっかかります。原因は"["や"_"といった、記号の文字コード順です。windowsに使われるShift-JISは記号は数字より優先されるのに対し、macに使われるunicodeは数字が記号より優先されます。このためevernoteをwindowsとmacで併用すると、機能以前の差が色々と生じてきます。(なにもevernoteに限った話ではなく、多分両OSで展開しているソフトウェアでは常に付きまとう問題だと思います。)

    この問題をなんとか払いたかったので、文字コード表とにらめっこしながら考えたんですが、どうもうまい方法が思いつかなかったので、断念しました。OSレベルで挙動が違うんですからもうしょうがないです、見た目が合わないくらいで大きな問題ではないので、心半ばですが潔く諦めます。(といいつつも、いい方法を教えていただける方はどうかお願いします。)windowsで整理する時に使うセパレータノートブックですが、私はノートの整理はwindowsで行うので一応残しました。macで見ると違和感はあるけど操作の邪魔にはならないのでもういいかな、と。一度妥協すると一気に適当になっちゃいました。


    あとmac専用のノートブックを作ろうかと思っていたんですが、基本的に取説や登録情報などmacでのみ読み返すであろうものは「700 review」のノートブックにまとめてあるので必要なかったです。少し工夫した点は、macで簡単に探せるように混合ビューの名前順でうまい具合に並ぶようにしたこと。こうすれば少しは目的のノートに手っ取り早く辿りつけるかな、と思ってやってみました。まだ活躍の場がないので効果は分かりませんが、reviewのノートブック内ならタグ選択や検索を使わなくても十分ではあるので、macビューア化としては少しは期待できると思います。他のノートブックでもタイトルのみの表示になるので、その辺りで弊害はあるかもしれませんから、ひとまずこれで使ってみて様子をみるつもりです。





    ※スクリーンショットは300 softwareノートブックです。本当は700 reviewノートブックを晒したかったんですが、個人情報満載過ぎてとても晒せないので、とりあえずこれでイメージだけでも掴んでいただければと思います。


    タグ周りは親タグで大まかな分類で括ったり、似通ったタグを統一したくらいでほとんど変わっていないので、今回はお流れとします。大まかな変更とか新しい試みをしたら、また晒してみようと思います。私はあまりタグを検索として使ってなくて、今自分がどんなものに興味があるのかなど、自分を分析する感覚で使ってます。なのでそういう意味では大きな変化はあるんですが、私の興味の結果を晒しても面白くもないし私も小っ恥ずかしいです・・・本当はある期間でどのタグがどれだけ増えたとかを統計してくれるタグマネージャーがあればうれしいんですけど、どう考えても私くらいしか使う人はいないでしょうから、実装はありえないでしょうね。



    晒せる範囲のレビューがあまりにあっさり終わってしまい、これだけじゃちょっと寂しいので、ここ最近の耳寄りevernote情報を少し展開。あくまで私が「おっ、これは!」と思ったものなので、全人が唸るものではないですが、情報として見てみてください。



    airpenMINIで書いたものをevernoteに送ってくれるというもの。USB経由なので手間はスキャナで取り込むのと大差無いですが、スキャナが無い人やスケジュール帳などスキャナで取り込めない紙に書いたものでも取り込めるのがメリット。デメリットは筆跡を辿って記憶するので消しゴムが使えないことでしょうか。使い方次第では便利かも。


    ・synkuro.@suito1942 Egretlistの現バージョンは、-tag:*とかコマンドでしか入力できない保存された検索とは特に相性悪いです。よほどノート数多くない限りは、それらを外せば軽くなるかと。


    私がegretlistが重い重いとボヤいていたところにsynkuroさんが原因を教えてくださいまして、試してみるとこれが劇的に軽くなりました。私はegretlistでタスクを管理してるので、ノート数は100以上ありますが、その環境でも十分に軽くなったと実感しました。synkuroさん、本当にありがとうございます。ただ、ワイルドカードを使った保存検索はevernoteではかなり便利に使えるので、そのうちegretlistでも対応してもらえると嬉しいです。使えなくていいので、影響を受けなくなってくれればありがたいです。




    htmlのフォーマットを用意してevernoteをより便利なノートにしようというもの。色々試されている方がいて、すごく勉強になります。そのうちcssにも対応してくれればさらに便利になってくれるでしょう。ちょっと似たような点では、私は裏紙など決まったサイズのメモは、基本的に全部同じフォーマットで書くんですが、スキャンすることが前提なら横書きがおすすめです。大抵の人のPCモニタは横長なので、あとから読みなおすときもスクロールせずに一目で全体が見れるメリットがあります。縦書きは後から書き足しやすかったり他の資料とまとめて提出するときに向きが揃いやすい点がメリット。未だに私は紙ベースの手書きメモの癖が抜けないので、人に配ったり再編集する場合は縦書き、個人的なメモや一回で完結させるノートは横書きのルールが染み付いちゃってます。



    ここ最近は私含めて新たにevernoteを使われている人がかなり増えてます。情報交換も盛んになってますし、evernote関連の記事でも新鮮ばかりですごく楽しいです。またいろんな企業がevernoteと連携や提携を組んで、どんどん世の中にevernoteが浸透していってます。evernoteがどんなユーザーにでも馴染む万能サービスになる日もそう遠くないでしょう。これからの発展に目が離せないですね。

    2010年6月25日金曜日

    MAC版とWINDOWS版

    先日MBP13inchを買いました、初macです。私は今までwindowsしか触ったことはなかったんですが、macといってもPCなんだし対して違わないだろうと舐めていたんですが、結構違うもんですね。windowsと同じソフトがあるから余計に戸惑ってしまうのかもしれませんが…まあ基本的なUIはとても洗練されているので、楽しみながら覚えられる点は助かっています。
    当然私は届いた直後にevernoteをインストールしましたが、こちらもやはりと言うべきか、随分違います。windowsとmac、それぞれできることできないことがありますし、それによって使い方にも向き不向きがあります。こうなるとそれぞれで使い方を確立する必要がでてきます。いや、でてこないかもしれませんが、私はこういうことははっきりさせないと納得できない性分なので、住み分けるならルールが必要だろう、と思っちゃうんですね。まだmac版は使い始めて1週間程度ですが、ここらで私が遭遇したwindowsとmacの違いをひとまとめし、今後の使い方を考え直してみようと思います。


    ひとまずそれぞれの違いを確認してみました。
    挙動の違いを挙げるとまだまだありますが、あまりに多きてキリがないので、私が困ったことだけまとめてみました。


    windowsだけでできること
    ・関連タグのみ表示
    ・インクノート
    ・txtファイルをD&Dでノート化


    macだけでできること
    ・ノートブックをノートの数順で並び替え
    ・isightノート


    両方でできるけど違いがあること
    ・同期速度(windows<<<mac)
    ・ノートブック、ノートの並び順(windowsはSJIS、macはUNICODE)
    ・webクリップ整形(windows<<<mac。ただしmacのwebクリップをwindowsで読むと化ける。)


    比較レビュー


    windows


    比較して真っ先に気になったのは同期速度です。mac版を使うまでは当たり前だった同期も、比べてみるとめちゃくちゃ遅いことに気づきました。(mac版が速過ぎる気もしますが)さらにwebクリップはぐちゃぐちゃになるし、正直褒められる点は少ないです。上に挙げたものを見てもmacの劣化版と言われても仕方ありません。ですが、mac版と比較して気付いたメリットもいくつかあります。


    一つは「関連タグのみ表示」、この機能は非常に強力だということです。私の使い方では入力出力ともに、この機能があるとないとでは大違いです、少し前に実装された機能なのに既に依存しまくっていることを気付かされました。作業が格段に楽になるので、使い方の具体例をご紹介します。


    今からinboxノートブックにある、webサービスやメール転送から送られてきたノートにタグを付けるとします。私は基本的にinboxに送るノートにはタグは付けないので、この機能をONにするとタグカラムにタグは一つも表示されません。



    この状態でノートに適当なタグを入力すると、入力したタグのみがタグカラムに表示されていくので、同じ分類のノートは複数選択してD&Dすればすべてのノートにタグが付きます。大まかなタグや必ず決まったタグを付ける場合にすごく便利。要はタグを探したりする手間が省けるというわけです。



    Outputのときでも、タグを一つ選択すれば同居しないタグは隠れてくれるので絞込みが格段に楽になります。私はこの機能のおかげで、ノートの編集と発掘作業ならwindowsの方が倍は速いです。


    もう一つはノートブックの並び順。windowsでは文字コードのSJISに準拠するんですが、macはUNICODEです。windowsとmacを使う上で避けられない問題なのはわかってるんですが、やはり扱いに困ってます。お互いの共通点は数字順くらいしかないので、うまく並べようとするとセパレータノートブックがちょっと窮屈です。というのも、UNICODEでは記号より数字が上位なので、awesome note用ノートブックの”[”がどうしてもネックになります。今のところはwindowsに合わせて放置してますが、そのうち対策が必要。macユーザーからすれば逆の意見になるんでしょうが、windowsに慣れた側からすると、細かいところはやはり慣れたOS準拠の方が楽。


    mac


    ピックアップしたところを見ても明らかですが、基礎性能はmacのぶっちぎりです。中でも同期速度の違いは驚愕、itunesの起動速度の違い並みに驚きました。ほかにもmac版専用機能、「isightノート」が中々に便利。これはmacのINカメラで撮った写真をノートにするというものですが、持ち物管理をするときに小さくて手ごろなものなら、大体はこれで済みます。文書も簡単なメモくらいなら全然読み取れます。サイズも640×480なので、ちょうどいいサイズ。当然取り込みは画像形式(jpg)なので、pdfにする必要のないものに限りますが、windows版のインクノートよりは汎用性に長けています。
    ですが、細々した点を挙げれば当然劣る部分もあります。mac版のもう一つの専用機能「ノートブックのノートの数順で並び替え」はいまいち使う機会が見出せません。ほとんどのユーザーは、並び替えが必要なほどノートブックは増えないんじゃないでしょうか。windowsの「関連タグのみ表示」がタグのピックアップなので比較してノートブックのピックアップ機能というつもりなんでしょうが、どうもとってつけたようなmacらしくない機能です。ですが動作自体はすごくスムースですし、同期速度の速さ(しつこいですが、本当に感動もの)を見ても、優劣をつけるなら圧倒的にmacが優でしょう。


    とりあえずのひとまとめ


    自分なりに公平に見たつもりですが、総合的にはmacに分があるでしょう。できれば全部macで済ませたいところですが、windows唯一のメリットと言ってもいい、「関連タグのみ表示」のウエイトはかなり大きいです。タグ付け作業は圧倒的にwindowsが速いのは事実ですし、出力にしてもニヤニヤできたり新たな発見を見つけてくれるのは、やはりこの機能のおかげ。よって私が決めたwindowsとmacの住み分けは、以下のようにしました。


    windows
    入力:inboxを整理するとき
    出力:暇なときにゆっくり見直す、新しくやりたいことを探すとき


    mac
    入力:長文、タスクの入力、簡単な写真付きノートを作るとき
    出力:決まったノートを取り出す、ノートPCでしか見れない場所で見るとき


    windowsの入力は私の運営から言うと編集に当たりますが、比較し辛いかなと思って入力にしちゃいました。


    こうしてみると、macの参入で大きく変わったことはInput方向のものが多いです。動作が安定しているので長文を書いてもサクサク書けますし、「isightノート」も便利です。Inputと編集作業は、かなり幅が広がりました。一方でOutputに関しては、室内ならどこでもそこそこの画面サイズで見れる程度。「関連タグのみ表示」の機能が無いmacでは、常に決まったノートを取り出すくらいしかできません。よって私は、Outputのみを見ればmac版evernoteではiPhoneのようなただのビューアーと変わらない、という結論になりました。私はevernoteを使って、脳を拡張したり、過去を見直したり、並列した情報を見て楽しんだりしたいので、そういった使い方をするときは「関連タグのみ表示」機能はすごく便利です。現状では楽しんでevernoteを使えるのはwindowsの方だと思ったので、Outputに関しては、windows準拠の運営を選択しました。(正直この機能以外はmacの圧勝なので、早くmac版にも実装して貰いたいところです。)
    またそうなると、webクリップの再現性もwindowsが及ばないからと言ってmacの高性能webクリップで済ませるわけにもいきません。windowsで楽しく見たいときに、スタイルがズレて見辛いなんてがっかりですから。macのpdfのようなwebクリップをwindowsの超適当なwebクリップに合わせるのは癪ですが、ここは我慢するしかないです。なので今のところは、極力macのwebクリップは使わずにGoogleReaderでshareして後でまとめてます。これで一応はwindowsでも見やすい形になってくれています。どう見ても本末転倒なやり方なので、windowsも美しいwebクリップができるように(せめて見れるように)なってもらいたい…じっと我慢してアップデート待ちです。


    macとwindowsどちらかに新しい機能が加わるまでは、とりあえずこの運営が基本になりそうです。mac版が「関連タグのみ表示」を実装してくれれば全部macに合わせられますし、windows版が軽快かつwebクリップの体裁を整えてくれればwindowsに合わせられます。文字コードの問題などから、できればどちらかに統一してしまいたいので、近々の両者のアップデートに期待することにしました。


    追伸
    前回の最後にiPadを導入するなんて言っていましたが、諸事情で買えなくなってしましました…残念です。evernoteが見据える最終的なデバイスは電子書籍型でしょうから、早く体験しておきたかったんですが…ここもじっと我慢して、2世代目待ちです。。

    2010年6月16日水曜日

    Input/Output(Output編)

    Input、編集と続き、Outputです。Input/Outputの最後となります。


    私のevernoteをOutputする手段は、大まかにiPhoneとPCクライアント、iPhoneアプリはevernote for iPhone、egretlist、awesome noteを使っています。前回の編集でノートを見る場所や使いたい時に合わせて、evernoteを弄っておけば、Outputの項では特に気にすることはないです。端末の電源とか周囲の電波状況が整っていれば、あとは当たり前に使うだけですから。とは言いましてもこれでは記事にする意味がないので、おなじみですが私の使い方を例に一つtipsをご紹介したいと思います。


    PC編
    ・作成日を変える
    ノートブックの分け方によっては、ノートブックごとに毎回必ず編集するノートがある場合があります。"勉強"ノートブックの"勉強の履歴"ノートだったり、"仕事"ノートブックの"日報のフォーマット"ノートだったりです。これらはすぐに取り出したいので、名前を弄ったり、決まったタグをつけたりするのが一般的ですが、作成日を変える方法が中々いい具合です。やり方は、すぐに見たいノートは作成日を未来に、逆に毎回見るわけでなくても場所を把握しておきたいノートは作成日を過去にします。たったこれだけです。こうすることでソート順を作成日にしたときに、すぐ見たいノートは最前に、把握しておきたいノートは最後になります。思い切って1000年単位で弄っておけば、他のソート順にしたときにもパッと見で分かりますし、作成日で検索するときにも適当にやっても他のノートが混じるのを避けられます。
    実例を紹介しますと、私のtodoリスト。私は優先順位で作成するので★の名前のノートが最優先です。なので、このノートを充実させることが第一になるんですが、これらの作成日を3050年の未来に作られたことにしてます。★の優先順位順に並んで欲しい場合は、月日も少し弄ります。



    過去にする場合も同じ具合で大丈夫です。また、作成日は"created:********"のクエリで検索できるので、ある程度自分で作成日にルールをつけておいたり、保存検索に登録しておけば、タグと同じ働きをさせることもできます。
    ちなみに今これを書いて思ったんですが、3050年って2000年代と違うことはなんとか分かりますが、見やすいとは言えないですねw 視認性を上げるにはゾロ目とかにした方がいいかもしれないです。


    iPhone編
    ・ノートブックのオフライン化
    プレミアムユーザー限定にはなりますが、ノートブック単位でiPhoneのローカルに取り込む機能です。これがすごく快適でして、電波にまったく左右されずに、スムーズにevernoteが見れます。全ノートブックをオフラインにして、「wi-fiのみでアップロード」と併用すると、全てのノートブックにすぐアクセスできる上に、wi-fiが通ってない場所なら起動後すぐに回線を使うのを防げます。iPhoneでmacやPCクライアントと似た環境を作れるというわけです。これに惹かれてプレミアムになる人も多いでしょう。一方で、全てのノートブックをオフラインとすると容量的に苦しい人もいるでしょうが、よく見るノートを一つのノートブックにまとめることで、オフラインの消費量を最小限に抑えられます。私はiPhoneをメディアプレーヤーとしても使っているので、容量確保のために泣く泣く後者を選択しましたが、こちらも十分に快適でした。どちらを選ぶにしろ、evernoteはシステム上どんどん容量が増えるので、将来iPhoneに収まらなくなっても後者を選択できるよう、今のうちからオンラインとオフラインの境目は作っておいた方がいいでしょう。
    ちなみにプレミアムユーザーでなくても、iPhone本家アプリでスターをつければノートをオフライン化できます。手間を惜しまない場合はこちらでも十分代用効くので、プレミアムを検討されている方はまずこちらを試してみてるといいとでしょう。


    Outputのtipsというと、私が使っているのはこのくらいでしょうか。それほど真新しさもない使い方ですね…言い訳させてもらいますと、私はOutputに至る前に必要以上に前準備をするので、Outputのときは本当にただ使ってるだけなんです。そのせいで使っていても困ることはそれほどないですし、困っても問題点は編集の段階に落とし込むので、Outputのtipsと言ってもこれといって思い浮かばない、というのが本音です。ある程度適当にやって失敗を重ねた方が新しい使い方や発見は浮かびやすいですから、必要以上に構えると成長が止まる、という悪例ですね。ガチガチに固めすぎるのも考えものだなと思いました。
    これではちょっと寸足らずな内容かな、ということで、蛇足ですが私が失敗から学んだOutput端末の有用性などを書いてみようと思います。(相変わらずタイトルからかけ離れていってますね、一向に進歩が無い…)


    先程も書きましたように、私がOutputに使っているevernoteクライアントは、自宅PC(デスクトップ)、iPhoneの2つです。webクライアントもたまに使いますが、実家とインターネットカフェからが主なので、使う頻度はかなり低いです。見やすさの面ではPC>iPhoneは明らかなので、2つの住み分けは自然とPCの前かそれ以外で決まっていました。
    しかしこの体制でちょっと困ったことがありました。それは、料理レシピや家電の取説など、PCモニタのサイズで見たいのに近くにiPhoneしかない時です。最初はなんとかiPhoneで頑張っていましたが、A4サイズのpdfをiPhoneで見るのはさすがにストレスがあります。結局evernoteは放棄して、レシピを覚えて作ったり、本段の奥深くから取説を持ってきたりしていました。
    「何のためにevernoteを使ってるんだ?」と思いましたが、原因は明らかに私にあり、Outputを想定せずにいろいろと詰め込みすぎていました。まあ随分と情けない話なんですが、一度体験しないと気づかないことってありますよねw これがキッカケで、私はノートを編集するときにいろんな事を意識するようになりました。
    このような使う場面が限られるノートは、場面に合ったガジェットが必要です。編集の段階でiPhoneでも見れるようにすれば、多少は改善できるでしょうが、pdfなどとなると編集しようにもあまり弄れませんし、ノートPCかiPadを使った方が明らかに無駄が無いです。電子機器を水に近づけたくない人はプリンタでもいいかもしれません。
    この体験から見えるものは、evernoteを生活に溶け込ませるのであれば、Output方法の多様化は非常に重要だということです。見たいときにすぐ見れて、手元においておけるようなガジェットがあればevernoteをもっと便利に使えるのに、と思いました。それを満足するガジェットの筆頭はiPhoneなどのスマートフォンでしょう。しかしことOutputのみに注目すれば、最近話題沸騰中のiPadが最も適していると思います。ノートPCのキーボードを削いで機能をOutputに集約し、タッチパネルによってiPhoneクラスの操作性を持っている、まさに「見る」ために作られたようなガジェットです。別にevernoteのみでなく、web、写真、動画などのメディアビューアーを選ぶなら、現在の最適解と言っていいと思います。iPadなどの電子書籍ガジェットは、evernoteの利用範囲を限りなく身近なものにしてくれるでしょう。


    ・iPadとノートPCの使い分け


    さて、私のようにiPadを絶賛する方は多数いらっしゃると思いますが、一方で「iPadとノートPCは何が違うの?」という声も聞きます。これに対する私の答えは"iPadはどこでもメディアに触れるもの、ノートPCはどこでも作業ができるもの"なんですが、お互いがある程度両立してしまっているせいか少しぼやけて見える人もいるようです。今回Input/Outputとして三段階に分けて記事を書きましたが、これを通して私は両者の使い分け方が少し見えてきたような気がしてます。というのは、両者の使い分けは最終的には、InputかOutputかの二択なんじゃないかなと思います。文章を書いたり動画を編集したり、Inputする場合はノートPC、インターネットを見たり本や動画を見たり、Outputする場合はiPad。もちろん簡単なことならお互いできますが、どちらにも向き不向きはあります。ノートPCでは縦画面での閲覧はできませんし、iPadではキーボードが無しでは高速なタイピングはできません。いろいろと住み分けの仕方はあるんでしょうが、具体性があり納得しやすい答えはInputかOutputか、じゃないでしょうか。


    これでInput/Output企画を終わります。本当はバシッとOutputの記事で締めくくろうと思っていたんですが、どうもiPad色に染まってしまったようで、申し訳ないです。。
    あと、ここまで言っておいてなんですが、私はiPadを持ってませんw ですので、この結論はあくまで考察になります。そこでこの答えはあり得るのか、近々iPadを買って検討してみようと思います。(買う理由付けみたいなもんですが…)なにはともあれ、今後はiPadも視野に入れてevernoteを弄っていこうと思います。

    2010年6月12日土曜日

    Input/Output(編集編)

    Input/Output (Input編)から続きです。
    前回は私がどんなものをどうやってInputするかを紹介しましたが、当然これらはいつかOutputする予定があります。InputしたものはOutputすることで役割を果たすわけですから、ノートを使う状態を意識して作っておけば、後々快適に使うことが出来ます。というわけで、今回はOutputを意識した作業、記事の編集についてです。


    ・読みやすく


    この作業はいざ取り出したときにストレスなく閲覧することが目的です。前回ご紹介したInputネタを元にしますと、webクリップはスタイルを整える、写真はサイズを小さくする、文章は文字サイズや文字色を装飾するなどです。写真サイズの圧縮はPCから貼り付ける場合は容量の節約にもなりますね。
    一番厄介なのはegretlistやawesome noteなどiPhoneと同期させるものです。アプリに基づいたフォーマットで作る必要があるので、ちょっと面倒です。特にegretlistはアプリの性格上大分縛りがあるので、一通りのテンプレを用意しておくとたまに役に立ちます。


    ・取り出しやすく


    それぞれのノートが見やすくなって、さあ使うぞ!と意気込んでも、どこにあるか分からないと宝の持ち腐れです。せっかくノートをOutput用に編集したんですから、evernoteもそれ用に管理してあげましょう。
    基本はノートブック、タグ、ノート名の整理です。大抵の人は自然と管理できているんではないでしょうか。一方に、管理できない、一向に使い勝手が上がらないという人は、多分いろんな分野の情報を詰め込んで溢れかえっているんだと思います。じゃあそんな人はどうするのか。管理項目を減らして捌ける量にするのも一つの解決案かもしれませんが、それはあまりに勿体無いです。evernoteではいろんな分野の情報を横並びにすることで気付けることもあります。なので例えどうでもいいと思う情報でも、いつか大化けすることだって十分あり得ます。
    そこで私がおすすめする方法は、とりあえずタグをたくさん付けてみる、ということです。そのうち自然と決まった分野のタグが増えていき、自分が興味を持っているものが分かり、ノートブックの分類も決まってきます。初めは増えすぎたタグの雑多さを見て「整理できないんじゃ…」と焦るでしょうが、心配ご無用。整理する必要はないです、機能していれば問題ありません。確かにきれいに整ったevernoteを使うのは気分がいいでしょうが、まず機能第一に考えるべきだと思います。その後に機能に合ったきれいさに調整していけばいいんです。私は最近では"第二の脳"のキャッチコピーのようにevernote=脳みそを目指すなら、雑多でいいんだろうなと思ってます。だって脳ですからね。ノートブックとタグできれいに整理整頓できるほうが驚きというものです。


    ・恒例の横道 - タグの概念(超初級編)


    いつも通り、少し横道に入ります。あまりにevernoteに関係ないので、ちょっと分けました。
    最近SNSでevernote関連のものをよく読んでるんですが、意外とタグの管理に戸惑う人が多いようです。管理というか、扱い方ですかね。確かにSBMを使わない人やPCのフォルダ階層に慣れている人はとっつきにくいかもしれません。かくいう私も、ファイラーを使い出した頃はタグの扱いに結構戸惑っていました。階層タグなんて本当に分かりづらかったです。そんなモヤモヤしてた私をスッキリ解決してくれたのは、google検索の仕組みでした。毎回検索ウィンドウから検索しますよね?タグはその中でよく使う検索語句を登録しているようなものです。分かりやすく機能を分解すれば、google検索ページをブックマークするようなものです。webという大きな海からiPhoneに関係する魚を検索するように、evernoteも同じように検索できます。タグは更に、魚の仕分け方を好きに決められるよという機能です。こう考えればなんとなく使い方は見えてきますよね?例えば「クロマグロ」ノートにタグをつける場合。すぐ思いつくのは"赤身""海魚""回遊魚""マグロ"、人によっては"好物""かっこいい"とかもあるかもしれませんね。"マグロ"は分類名なので"001_マグロ"としたり"魚の分類"というタグの小タグにすると探しやすいでしょう。これらをフォルダ階層で表すにはクロマグロが何匹も必要ですが、タグなら一匹で十分です。サクっと説明しましたがいかがでしょうか?なんとなくイメージ出来るんじゃないかなと思います。


    ・私の使い方


    今のところ一般的な話ばかりで私の使い方について全く触れていないので、少しご紹介します。ご参考になれば幸いです。


    私が編集作業で一番心がけていることは、見るデバイスを意識することです。読みやすくの項のegretlistが最たる例ですが、ノートの書き方にしろevernoteの管理体制にしろ、このノートはPCクライアント向けに、このノートブックはiPhoneアプリ向けになど少し意識してます。
    例えば私が毎日溜め込んでいるtwitterのログやソフトウェアの紹介ノート、これらはまずiPhoneからは見ないでしょう。なのでPCクライアント、もしくはwebブラウザから見ることを前提に、長い文章や大きな画像もそのまま放置してます。逆にiPhoneから見直したいノート、例として口座番号やtodoリストなどは、画像はなるべく使いませんし、文章の大事な箇所が分かりやすいようフォントサイズや文字色を気にします。
    またevernoteの管理では、単純にデバイスごとにノートブックを仕分けしています。以前の記事から引用しますと、reviewノートブックは全ての端末、todoノートブックはegretlist専用、[A_some]***ノートブックはawesome note専用、それ以外はPCとweb専用です。



    この分け方のおかげで一つ一つのノートの役割や状況が明確になって、頭の中で整理しやすくなったなと思います。副産物としてiPhoneの本家アプリでオフラインにするノートブックはreviewだけでよくなったので、同期のもたつきが随分軽減されました。


    こういった管理方法を意識を持つことで、同じ量の作業でも使い易さは随分変わります。当たり前な話ですが、iPhoneアプリでPCクライアントと同等の働きを得ることは不可能です。iPhone上のevernoteは縛られた性能でしかないのですから、その上で最大の機能を発揮出来るようにすることが大切だと思ってます。
    ここのところiPadの進出もあってOutputの選択肢が増えたので、一度それぞれのデバイスの活躍する場面を整理するいい機会かもしれません。それぞれに適したノートや管理の形式が見えてくると思います。今のところ私が使っているのはPCクライアント、webブラウザ、スマートフォン(多種アプリ)の3つ、その他では携帯電話のmobile版、iPadがあります。中々たくさんあるものですね。少し視点を変えるだけで新しい使い方も浮かんでくるかもしれません。


    とまあ、以上が私が一連の編集作業としてやってることです。
    色々やってみよう!と言っておいてなんですが、これらの作業はできるだけ少ないに越したことは無いです。世の中何でもwebや電子端末に移行してきて楽をできる環境が揃いつつあるのに、個人の手間が増えていては本末転倒です。それに作業が少なくても機能するシステムであることはそのシステムの優秀さを示していると言えるでしょう。evernoteの編集量と出力量の最大公約数は人によって違うので、一度ご自身のevernoteを「少しの作業で大きな出力」というテーマで見直してみるといいかもしれません。


    では、次回はOutputについて。

    2010年6月9日水曜日

    Input/Output (Input編)



    • ちょっとその前に


    謝辞
    前回@goryugoさんの後追いでノートブックとタグを晒させていただきましたが、goryugoさんのブログで取り上げていただきました。いつもコソコソとブログを読ませていただいているevernote大先生に取り上げていただいて、本当に感謝感激です。大変ありがたいと同時にちょっとビビッてしまいましたが、これもブログを書く励みと捉えて依然変わらずevernote一色で書かせていただきます。文章構成力とかもちょっとずつ養っていきますので、よろしくお願いします。



    • I/O


    さて本題ですが、私は本当にevernote大好きで毎日いろいろとネタを考えているんですが、だからといって大それた使い方をしているわけではありません。というか会社員の方は分かるかと思いますが、会社ではブロックサイトになっていて使えない場合が多いです。会社関係のネタは持ち出せないので、「全てをevernote」とかは実質無理なんです。でも、使いたい。使い倒したい。そう願う中で、私は常にリーマンの生活ペースでも上手く使える方法はないものかと考えていました。帰宅して一日1~2時間くらいPCを触る中でどうすればevernoteを外部脳として機能させられるか、効率的なInput/Outputに目が向くようになりました。




    • Input


    これは本当に人によって違うと思います。evernoteで管理するものにもよりますし、環境にも左右されます。自前のPCが常に使える人は直接evernoteに書いたりwebクリップするでしょうし、そうでない人はスマートフォンなどからwebサービスを経由させたりアプリを使ったりメールで送ったりなどが主流でしょう。私がevernoteに送りたいものは大まかに3種類、webクリップ、写真、文章です。これをもとに、自宅PCとiPhoneからInputしている方法をご紹介します。


    webクリップ


    私のweb情報の収集元はGoogleReader7割、twitter2割、webブラウジング1割くらいです。気になる記事は全て全文化してevernoteに保存したいのでこれを叶える方法が大前提、さらにiPhoneからでも簡単にできればなお良しです。そのあたりを考慮して以下のような流し方にしてます。


    GoogleReaderでshare→GoogleBuzz→twitter→はてなブックマーク→evernote
    (経由方法はbuzz2twitterとhatebteを使用)


    この方法なら作業はすっごく単純で基本はGoogleReaderでshareするだけ。GoogleReaderから送る場合はブラウザならクリック一回、iPhoneでもタップ一回。(大抵のアプリならshareは簡単にできます。ちなみに私はReeder使ってます。)ブラウザで閲覧中の記事を送りたければbookmarkletでshareすればOK、これならiPhoneのsafariでも動きます。家に帰る頃にはevernoteに送られてるので、同期してさーっと目を通してちょくちょくと編集すれば完成。大雑把な私はヘッダーとフッダー消してスタイル整えるくらいが精一杯なので一記事10秒くらい。送る量は一日多くて20記事くらいなので整形だけなら約3分です、作業的なことは極力ストレスなくできることが大事かなと思います。


    ちょっとこの手順に補足します、長くなります。
    この方法はbuzzとかtwitterとか一見無駄に見えますし、直接evernoteに送ればいいじゃん!(GoogleReaderのsend toからevernoteに送る方法)とも思えますが、意外とそれぞれの中継地点が機能します。例えばtwitter上で見たurlもRTするだけで自動的にevernoteに格納されます。サブアカウントに分けておけば、ふと時間が空いたときにタイムラインを見れば先程の記事がすぐ読めます。(本アカウントでもいいですが結構TLを汚すので、この辺はフォロワーの方々とご相談といったところでしょう。)はてブを通す理由は色々ありますが、一番の理由は私の会社はevernoteはブロックされますがはてブは見れることですw 手軽に会社と自宅PCに橋渡しできるのが魅力だったので、これ以外の選択肢は考えられませんでした。まあ全文検索は便利ですし大手なだけあって安定してますから、私のように特別な事情がなくても十分アリな選択肢かなと思います。


    写真(主にジオタグ)


    出先で気になったテーマパーク、違う季節に来てみたい場所、案内してもらった飲食店など、写真+コメント+位置情報をセットで送りたいときに使ってます。方法は単純にiPhoneの純正カメラアプリで写真とってメール送信するだけ。本家evernoteアプリのスナップショットを使ってもいいんですが、起動→即同期開始→3G回線で同期不可の警告がジャマくさいので使ってません。コメントと位置情報だけでいい場合はfasteverで十分、ジオタグ付加機能が追加されて完全にdock固定アプリになりました。写真は結構使う機会が多いので密かにデジカメ+Eye-fiを検討中です。(Eye-fiじゃコメント残せないんですかね?それはそれで困ります…)


    文章


    ちょっとしたメモやアイデアだったり、ブログの下書きだったり、長文短文関わらずの文章です。短文や急ぐものはfastever、長文はawesome note、ものによってはegretlistを使ってます。使用頻度はfastever>>egretlist>>>>>awesome noteって感じ、値段に反比例しているのが少し悲しいですね。。
    短文の利用度が異常に高いのは文章構成力が足りないのもモチロンなんですが、私のタイピング速度がPC>>>iPhone>>>>手書きくらいにPC寄りだからです。フリック入力もそれなりな速度は出ますが、修正したりカーソル位置を動かしたりと考えるとPCが優位なのは明らかです。だったら短文で要点だけメモっておいて、帰ってダダっと打ち込んだ方が効率的です。awesome noteで長文を書くときもベースの文章はPCで作っておき、同期した後に少し付け足すくらいなものです。


    番外


    iPhoneからの手書きメモ


    アプリで結構ありますよね。本当の手書きメモの役割ではなく、構想するときのマインドマップや口伝いで地図を聞く時に使います。が、ほとんどの場合常に折り畳んで携帯しているA4用紙に書いてスキャンしちゃうので、活躍の場は薄いです。iPhoneや巷で盛り上がっているiPad(かなり欲しいです…)で電子端末でぐうたら生活を目指す私ですが、アイデア出しや作業メモは未だに祇に書きます。会社と家には裏紙山積みがデフォルト。幼いころからの癖なので多分一生このままでしょう、できれば治したいですが。


    添付ファイル


    家計簿、体重、タバコのexelファイル、プレゼン資料のpptファイルなど、たまに弄るいろんなフォーマットの添付ファイルがあります。この辺はiPhoneから弄ることもないので、とりあえず外のPCから触れるようevernoteに貼り付けてます。ちょっとした工夫と言えばそのファイルのトップページのスクショを撮って一緒に貼り付けること。こうすればリストビュー以外なら似たようなファイルが増えてもぱっと見で判断出来ます。私が管理してるものでは効果はいまいちですが、仕事のCADファイルを管理できるなら重宝しそうなtipsかなーと思ってます。


    スキャン、メール


    書類、クレジットカードの明細、チラシなどスキャンするものはiPhoneかスキャナで取り込みます。これはサイズによってどっちを使うかはマチマチです。またMOの履歴、webの登録確認メール、iPhoneアプリの明細はGmailから自動転送させてます。楽できるところは極力楽をしましょう。そのための電子化、web発達です。


    音声


    ほんっとに稀の稀ですが使います。内容はちょっと長いアイデアメモとか。本家アプリを毛嫌いしている私はiPhone純正のボイスメモかegretlistを使ってます。使うメリットは全くなくて、その時に怠けたい一心です。しかも5分も喋ると後から書き下ろすのが面倒だったりと、わざわざ手間を増やす困った使い方。音声は中々うまい使い方が思いつかないですね。


    Inputはこのくらいです。それにしても相変わらず長い、注訳が多すぎるんでしょうね。
    割合で言えばwebクリップが断然に多いです。容量の無駄使いにも見えますが、私はその時々の日記になると思っているのであまり躊躇してないです。どんな記事でもクリップしたときは確実に興味のあったことなので、twitterでつぶやくよりも大雑把で簡単な日記になります。常にgoogleにログインしていればweb履歴をたどって記憶の片隅の記事に行き着くことは出来るでしょうが、関連性の無い記事と並ぶことはまずありません。その点evernoteで参照すれば、違う日にみた別の記事や自分で書いたwebにはない記事とも横並びにできます。全く思いもつかなかった発想が生まれるかもしれません。evernoteは興味の履歴を探るにはうってつけです。フリーの40MBではキツイという人も、記事のタイトルだけでも保存してみると結構楽しいことが分かっていただけると思います。


    ではこのあたりでInputは終わります。次回はOutputやその過程の話の予定。。

    2010年6月4日金曜日

    ノート、タグリストを晒してみる:5月レビュー

    今回は5月のevernoteの使い方を備忘録として残せるような記事。ちょっと遅いか?ブログを始めるとこういったログを綺麗に残せるっていうのはいいですね。別にブログに書かなくても出来ることなんですが、私は自分しか見ないものはかなり適当にやってしまいます。今までもevernoteの記録はスクリーンショットを一、二枚撮って終わりでした。その点ブログは、誰かの目に止まるかもしれないと考えると、自然と丁寧にまとめます。まあ端的にevernoteの日記を書けるな、と言うことです。以前に日記にはしないと言いながらもう日記記事を書こうとしていますが、月一回のつもりですしevernote関連なのでこれもよしとしましょう。


    では早速ですが、ノートブックリストのスクリーンショットです。



    色々と任せているつもりでもノートはまだ627枚。まあ結構マージとかしてるのでこんなものでしょう。(ログ関係は週単位でマージしてます。見直しもしやすくてオススメですが、主な理由は後述。)
    以下、簡単に補足します。


    ・[aNote] ***ってノート
    awesome noteと同期しているものです。同期してはいますがawesome noteから入ってくることは基本ありません。出先のevernote入力はfasteverに任せっきりです。(ジオタグ素晴らしいです。)


    主にevernoteで編集中、もしくは済みのノートが入ります。外でちょっと見たいものや常に編集したいものをその都度入れています。
    Blogは書きかけのブログ記事とかネタ、Shoppingは買い物に行く時の地図とか、Workは仕事内容の構想が主な使い道です。


    ・___________、○inbox
    inboxは名前のまんまです。evernoteに自動化しているものは必ずこの関所を通ります。
    _________はセパレータ兼整理するときちょっと選けときたいノートの置き場所になってます。見やすいし機能的にも地味に便利です。ちなみにJIS文字コード順でアンダーバーは右大括弧の次の次です。awesome noteを使っている人は私みたいに使うかは別として、知っといて損はないと思います。
    JIS 文字コード表 | google検索


    ・000 todo
    名前のまんまtodoです。といっても私の場合weekdoになりがちです。(一応毎日ざっと目は通しますが大きく動くのは週末です。)egretlistと同期させることを前提に作っているので、中のノートは全てチェックボックスがついています。


    ・100 active
    作業中のものが入ってます。書きかけのブログのリビジョンだったり、いろんな記事をまとめている最中だったりです。inboxでいい気もしますがなんとなくinboxは常に空にしておきたい心境です。


    ・101 reference
    近日中に実行するものの資料置き場です。ほとんどが下のsoftwareだったりlifeだったりから引っ張り出したものです。作りたい料理だったり、買うものの資料だったり、試したいwebサービスの資料だったりです。番号が101ですがactiveよりtodoに準拠して動いています。後で直しておこう。


    ・200 software ~ 400 life
    名前のまんまの資料置き場です。中のノートは更に細分化したタグを付けています。普段rssとかwebとかチラシから溜め込む資料は、タグ付けしてからこのどれかに入ります。とりあえず入れて結果使わないものもありますが、検討時には一応全て目に留まっているので、死蔵にはなってないと思います。思いたいです。


    ・500 life log
    いろんなログを溜め込んでいます。読み返してニヤニヤする目的のものです。twitter、家計簿、勉強履歴、体重、タバコ消費量とかです。webクリップも目的を考えてここに入れてます。(twitterでつぶやいたurlは読み返すと案外楽しいです。)最近はメールと食べたものも管理しようか検討中ですが、面倒くささに負けてとりあえず放置してます。この辺は生活との兼ね合いが難しいですね。


    ・600 review
    もう一度見ることを前提で入れたものです。取説だったり、登録情報だったり、家の中のものの保管場所だったりです。ノートブック毎にパスワード設定できるならまずここをしたいです。(life logも見られると別の意味で痛いですが…。)個人的にプレミアムの特権はSSL通信が一番大きい気がします。


    ・999 archive
    ひとまず終わったものを入れています。基本的にtodoの最後の行き場所です。(資料は使ったら元通りに戻しています。)大体月ごとに全部ゴミ箱に捨てます。というのも、個人的にここがまっさらだとなんかしなきゃ!って思えるからです。ある程度貯まったらちょっと見直してニヤニヤするのも楽しいです。今度からゴミ箱に捨てる前に終わったもののリストをlife logに残そうかな。


    とまあ、ノートブックはこんなところです。全15冊ですか。少ないですがどのノートもフル活用するので、細分化しなけりゃこんなもんでしょう。


    次にタグリストです。





    随分ありますね、ちょっと数える気にはならないです。全部半角英数字なのは入力が凄まじく楽だからです。予測変換グッジョブですね。
    全部の説明はちょっと大変なので、大まかな使い方をメモします。


    まずできたらevernote for windowsで関連タグのみ表示が使えるバージョンであるほうがいいです。それ以前でも機能はしますが作業がちょっと面倒です。


    操作方法ですが、まずノートブック選択、そのあとタグを1~2つ選択が基本です。簡単な流れを見てみましょう。例としてitunesと連携するソフトを調べます。


    まずsoftwareノートブックを選択。





    すると、そのノートブック内のノートに関連したタグだけに絞られます。この機能がすっごく便利なんです。特に私みたいなタグリストが煩雑な人はすごく楽ちんになります。



    で、itunes関係が知りたいのでitunesタグを選択。





    はい、到着です。ちょっと大きな分類で探しすぎたのでいまいちですかね。一応ですが、もっと細かい分類でもちゃんと機能しますよ。例えば、更にwindows環境のitunesに限る場合は追加でctrlキー+「windows」タグです。音楽関係のソフトウェアをチェックしたいのなら、タグリストで「music」タグのみ選択すれば音楽関係のものがずらーっと並びます。要するにいざ使う時用の大きな分類のタグをちゃんと構想していれば、簡単な作業で機能するってことです。 


    また私の場合、分類とは別の目的でとりあえず付けてみたタグが結構あります。これが気になったら、そのタグを選んだまま対象のノートブックを「全てのノートブック」にすれば、全く違う分野の情報も入ってきます。これが結構面白いんです。別々に見てても気付かないことが見えてきたり、ひらめき発掘法みたいに使ってます。

    私なりの結論を言うと、とりあえず系のタグはバンバンつけておいて損はないです。主要なタグは階層タグにしてまとめてしまい、親タグの名前を変えてリスト上段に持ってくればまったく問題ありません。このひらめき活用が楽しくなってから、twitterのログにもタグを付けまくるようになりました。(冒頭に週毎にマージすると言ったのはこのためです。一日ずつはさすがにしんどいので…。)


    大体こんなもんでしょうか。今までのスクリーンショットだけのログとは大違いですね。なにより私自身がしっかり消化できた気がします。いやはやブログって素晴らしい。これが一ヶ月後にどうなっているのか、すごく楽しみです。


    最後のご紹介になって恐縮ですが、私がこの記事を書こうと思ったきっかけは、goryugoさんの記事を読んでからです。




    evernote関係のブログを読まれてる人はご存知かと思いますが、情報の鮮度、分かりやすい説明、何より実践的な使い方がすごく魅力的です。密かに私が愛読させていただいているevernoteブログで注目度最大です。goryugoさんの前回の記事で多くの方が使い方を書かれていることが分かったので、これを気に便乗させていただいた次第です。皆さんのいろんな使い方を知ることで、初めて見えてくる部分は非常に多いですね。勉強になりますし、何よりいい刺激になります。今回は大まかな使い方の記事になりましたが、そのうち掘り下げてレビューできればなーと思います。


    2010年5月29日土曜日

    todoだってevernoteでおてのもの:egretlist

    前回開催宣言を経て早速記事を書かせていただきます。
    初回は私がevernoteで管理するものでもかなり実用的な部類にある、todo管理についてです。



    evernoteでtodo管理は出来る派、出来ない派がいるかと思いますが、私は無理やり出来ると言い張っていた派です。
    PCクライアントでは出来ることは実践済みだったのですが、これは普通の会社員の私では実質不可能です。
    なのでなんとかiphoneでサクッと出来ないかなーと考えていたのですが、どうにも本家アプリ(evernote for iphoneのことです)は重いし同期が不安定です。
    無理やりやってはいましたが同期する量が増えるほど機能しなくなることが多く、なんともお粗末なものでした。
    webからやろうとすると、当然ですがいちいち読み込むので快適なtodo管理とは程遠いものです。
    なんとかならんのか、evernote社iphone部門は何をやっとるんだ(win版に比べれば幾分頑張ってますが)と文句垂れていたのですが、この間このイライラを払拭しスムーズにtodoが管理出来るアプリが誕生しました。その名もegretlistです。
    私の中で目下話題率急上昇、evernote利用者でiphoneユーザーならば一度は検討したであろうアプリかと思います。
    まだ始めて日は浅いですが、出来る派の新人として実践方法を紹介いたします。


    egretlistを知らない人にこのアプリを一言で紹介するならば、evernoteのチェックボックス付きノートのみ管理するアプリです。
    口に出すと下位アプリに聞こえますが、チェックボックスのみに焦点を当てたことで同期が安定しており、随分と軽快に動作します。
    またチェックボックスをチェックするというアクションに特化させているため、UIが洗練されスムーズに作業が行えます。(本家は非常に小さなチェックボックスです…)
    todoやチェックリストは実生活と密接している分作業性に大きく左右されるので、快適さ=生活効率と言っても過言ではないでしょう。
    このようにevernoteのチェックリストを管理するなら是非ともオススメしたいアプリなのですが、先日のアップデートver1.5で実装されたカテゴリ機能によって更にtodo管理に特化し、より実践的なアプリと昇格しました。
    どういう機能かといいますと、大雑把に言えばGTDの概念を取り入れた管理が可能となったのです。
    GTD?なんぞや?という方が多いかと思いますので、私の実例から説明したいと思います。




    ・TOP


    私が使っているのはnext、context、project、somedayの4つです。
    その他はいまいち使う場面が思い当たらず、使っていません。よりegretlistの依存度が高くなったら使うかもしれません。


    nextは次にやること、contextは場所や場面、projectは長期企画、somedayはいつかやることです。基本的にそのままの解釈で結構です。
    これらはタグを割り当てて管理するのですが、それぞれ挙動が異なります。
    next、somedayは選んだタグをごっちゃ混ぜ、context、projectはタグ毎にリストアップ、responsibilities、goals、rolesはprojectのタグ+任意のタグ一つを選び、任意のタグでリストアップです。
    書いただけでは私もさっぱりですので、項目ごとに説明します。




    ・next


    スクショをみれば一目瞭然ですが、★を重要度に見立ててノートを作っています。
    nextには[;next]のタグがあるもののみを表示しています。★のない単発のものは出先で飛び込みで追加したタスクです。


    重要度で管理というとかなり曖昧に見えるかもしれません。期限ではないのでレビュー前日になっても★★★が残っている場合もありますから。
    ですがこちらの方が下手に期限順に並ぶよりも、重要なタスクが埋もれる心配が無いのでtodoとして確実に機能します。理由は後述します。
    重要度別にするにあたって★を選んだ理由はPCクライアントの視認性向上を狙ってます。たくさんのタスクからさらーっとスクロールするだけで見つけたいので。★なら十分目立ちます。


    いくらevernoteの検索性がいいと言っても、毎回検索かけたりタグ選ぶのは効率が悪いです。
    サクっと使えるような工夫をするだけで普段の操作はかなり快適になります。
    この★以外なら、よく付けるタグの頭には文字コード順を意識して接頭句をつけるなどです。こうするとタグ付けの操作が楽になりますし、タグを探す時に見つけやすいです。
    この辺のtipsは基本中の基本ですが、PCに馴染み深い人は色々と実践されているのでしょう。おばあちゃんの知恵袋みたいですね。
    他の人と情報共有すると結構面白いネタかもしれません。
    >ぽたぽた焼きに乗るような面白い、便利なネタを教えて頂ける方いましたら、コメントかtwitter@suito1942でお願いします。


    ごめんなさい、脱線しました。サクサクいきましょう。





    ・someday


    こちらは[;someday]のタグがあるもののみ表示しています。
    まだ実行できるほど煮詰めてないけど、そのうちとりかかるつもりのものです。
    実行する気のあるものはとりあえずここに入れておいて、出先で暇なときに何から手を付けようかなーと見ています。
    基本的に最初は一文で加えるので、ピックアップしてちょこっと追記すればタイトルつきノートになってポツンとでてきます。



    単文リストは見栄えが悪いですがちょこっと弄れば目立つので、後から「あれ?さっきまで弄ってたのはどこいったっけ?」なんてことにならないです。
    まあ最初の一文が重複するのがたまにキズですが。この辺は私の使い方に問題ありなんでしょう。要検討ですね。




    ・context


    冒頭で触れたように、見る場所、場面を想定したタグが該当します。
    近所のスーパーなら@market内のスーパー買い物リストを、京都市内に来たら@kyoto内を参照するといった具合です。
    GTDの解釈では人名もここですね。〇〇さんに聞きたいこと、話したいことリストなんてのはここ。一夫多妻な方は重宝することでしょう。
    @allはどこでも出来ることです。nextが全て終わったけど、まだやる気あるな!ってときはallを覗いてみるといった使い方です。contextが最もタグをタグらしく使えるリストかなと思います。




    ・project


    ここに該当するのは長期に渡って行う大仕事タスクです。スタートとエンドがはっきりしているものが多いです。
    project名のタグを作り、関係するタスクにふっておくことが前提です。
    私は既にprojectごとに後にやる予定のタスクを作っています。こうすることでやるべき時がきたら[;next]タグを付けるだけで、シームレスにnextに分類できます。
    状態は[;next]でも[;someday]でもない場合があるので[;wait]のタグも使っていますが、これはPCクライアント側でたまに便利だからです。egretlistでは遊んでます。




    ・responsibilities、goals、roles


    これらはprojectのタグ+追加で選んだタグで分類出来ます。
    ちょっとお試しで使ってみましたがこんな感じ。



    それぞれの分類名に応じた縦横タグをつけておけば、状況に応じてよりリアルタイムな行動がとれるんじゃないでしょうか。(使ってないんでこの位で勘弁してください)


    今のところ、todoはこれで管理できています。(若干todoとは言わない部分ありますが。)


    todoに求めるものは人それぞれ違うと思います。
    この方法で真っ先に思いつく問題点は時間指定でしょう。
    evernoteにはカレンダーの概念がありませんので、リマインダーが出せません。
    しかしこれは、バッジを使うことで多少解消できます。
    バッジ表示ですが、オススメはスター付きノートを表示です。私の使い方ではnextの★★★ノートは常にスター付きです。
    消化しきったら、★★ノートにスターを付ければも即座にバッジ通知出来ます。ストレスなくやるべき項目を増やせるので、そこそこ機能します。
    >と言っても個人的にはバッジはちょっと雑すぎます。もう少し詳細に設定させて欲しいところ。密かにアプデ期待です。


    しかし、何より常にegretlistに生活を預けだしてからというものの、タスクの期限があまり気にならなくなっています。
    私は一週間単位でevernoteをレビューしているので、最も遠い期限はせいぜい一週間+αです。
    一日が始まった、場所を移動した、作業内容が変わったなど、環境が変わったらまずegretlistを見る。
    そこに書かれていることを実行していると、とりあえずこれでいいんだなと思えますし、実際この方法にして失敗したことはありません。
    一つに集約してそれに頼りきると、ある意味それを見ないと何も出来ませんので、見るしかないです。
    あとはどこまでその情報、システムを信頼できるかです。任せっきりで大丈夫と分かると、期限を気にすることは無くなりました。
    なぜなら私はそれに従って動くだけですから。今週中にそこにあるタスクをこなせばいいだけです。
    恐らく紙ベースのGTDをしている人と同じ心境なんだと思います。
    evernoteを使われている人は、いくらかこの感覚を分かっていただけるんじゃないでしょうか。


    長々と書きまして、途中からegretlistの紹介なのか、GTDの紹介なのか分からなくなりましたが、いかがでしょうか。
    流石に中だるみですかね、長すぎますね。もう少し要約できるよう精進します。
    next辺りで後述すると言った「todoは期限<重要度」のくだりは収まらない気がしますので、次回とさせていただきます。


    egretlistの機能としましては、このほかにもリンクを貼って(iphoneで)後で読みたいhtmlリストとか面白そうですね。
    保存された検索を使えばもっともっと自由度は上がります。
    >というか、evernoteの保存検索は本当に素晴らしい実力を持っています。このアプリのほとんどはそこに集約できると思います。
     現在egretlistは作成日などcreated検索に対応していないので、ここを強化すれば更に化けるでしょう。
    チェックボックスをチェックすることが一番の利用価値ですのでチェック項目であるに越したことはないですが、
    evernoteとの同期の速さも突出しているので、一文+添付物のノートとかも管理しやすいです。
    ちょっと考えるだけでいろんな可能性を感じませんか?
    evernoteで一元管理をテーマにされている方、egretlist是非オススメします。


    >「こんな使い方もあるよ!」とか「こうすればもっと最適化できるんじゃない?」とご意見頂ける方は、twitterやコメントでご一報頂けると幸いです。
     本来の目的はそこにありますので。


    最後に散々褒めちぎってしまいましたので補足を。
    私はegretlist作者さんとは一切関係ありません。販売目的でもなんでもありません。(笑)
    自分でも何言ってんのと思いますが、疑心は極力排除して素直に読んでいただきたいので。
    今後の記事でもそういった活動は行いませんので、よろしくお願いします。