2010年6月25日金曜日

MAC版とWINDOWS版

先日MBP13inchを買いました、初macです。私は今までwindowsしか触ったことはなかったんですが、macといってもPCなんだし対して違わないだろうと舐めていたんですが、結構違うもんですね。windowsと同じソフトがあるから余計に戸惑ってしまうのかもしれませんが…まあ基本的なUIはとても洗練されているので、楽しみながら覚えられる点は助かっています。
当然私は届いた直後にevernoteをインストールしましたが、こちらもやはりと言うべきか、随分違います。windowsとmac、それぞれできることできないことがありますし、それによって使い方にも向き不向きがあります。こうなるとそれぞれで使い方を確立する必要がでてきます。いや、でてこないかもしれませんが、私はこういうことははっきりさせないと納得できない性分なので、住み分けるならルールが必要だろう、と思っちゃうんですね。まだmac版は使い始めて1週間程度ですが、ここらで私が遭遇したwindowsとmacの違いをひとまとめし、今後の使い方を考え直してみようと思います。


ひとまずそれぞれの違いを確認してみました。
挙動の違いを挙げるとまだまだありますが、あまりに多きてキリがないので、私が困ったことだけまとめてみました。


windowsだけでできること
・関連タグのみ表示
・インクノート
・txtファイルをD&Dでノート化


macだけでできること
・ノートブックをノートの数順で並び替え
・isightノート


両方でできるけど違いがあること
・同期速度(windows<<<mac)
・ノートブック、ノートの並び順(windowsはSJIS、macはUNICODE)
・webクリップ整形(windows<<<mac。ただしmacのwebクリップをwindowsで読むと化ける。)


比較レビュー


windows


比較して真っ先に気になったのは同期速度です。mac版を使うまでは当たり前だった同期も、比べてみるとめちゃくちゃ遅いことに気づきました。(mac版が速過ぎる気もしますが)さらにwebクリップはぐちゃぐちゃになるし、正直褒められる点は少ないです。上に挙げたものを見てもmacの劣化版と言われても仕方ありません。ですが、mac版と比較して気付いたメリットもいくつかあります。


一つは「関連タグのみ表示」、この機能は非常に強力だということです。私の使い方では入力出力ともに、この機能があるとないとでは大違いです、少し前に実装された機能なのに既に依存しまくっていることを気付かされました。作業が格段に楽になるので、使い方の具体例をご紹介します。


今からinboxノートブックにある、webサービスやメール転送から送られてきたノートにタグを付けるとします。私は基本的にinboxに送るノートにはタグは付けないので、この機能をONにするとタグカラムにタグは一つも表示されません。



この状態でノートに適当なタグを入力すると、入力したタグのみがタグカラムに表示されていくので、同じ分類のノートは複数選択してD&Dすればすべてのノートにタグが付きます。大まかなタグや必ず決まったタグを付ける場合にすごく便利。要はタグを探したりする手間が省けるというわけです。



Outputのときでも、タグを一つ選択すれば同居しないタグは隠れてくれるので絞込みが格段に楽になります。私はこの機能のおかげで、ノートの編集と発掘作業ならwindowsの方が倍は速いです。


もう一つはノートブックの並び順。windowsでは文字コードのSJISに準拠するんですが、macはUNICODEです。windowsとmacを使う上で避けられない問題なのはわかってるんですが、やはり扱いに困ってます。お互いの共通点は数字順くらいしかないので、うまく並べようとするとセパレータノートブックがちょっと窮屈です。というのも、UNICODEでは記号より数字が上位なので、awesome note用ノートブックの”[”がどうしてもネックになります。今のところはwindowsに合わせて放置してますが、そのうち対策が必要。macユーザーからすれば逆の意見になるんでしょうが、windowsに慣れた側からすると、細かいところはやはり慣れたOS準拠の方が楽。


mac


ピックアップしたところを見ても明らかですが、基礎性能はmacのぶっちぎりです。中でも同期速度の違いは驚愕、itunesの起動速度の違い並みに驚きました。ほかにもmac版専用機能、「isightノート」が中々に便利。これはmacのINカメラで撮った写真をノートにするというものですが、持ち物管理をするときに小さくて手ごろなものなら、大体はこれで済みます。文書も簡単なメモくらいなら全然読み取れます。サイズも640×480なので、ちょうどいいサイズ。当然取り込みは画像形式(jpg)なので、pdfにする必要のないものに限りますが、windows版のインクノートよりは汎用性に長けています。
ですが、細々した点を挙げれば当然劣る部分もあります。mac版のもう一つの専用機能「ノートブックのノートの数順で並び替え」はいまいち使う機会が見出せません。ほとんどのユーザーは、並び替えが必要なほどノートブックは増えないんじゃないでしょうか。windowsの「関連タグのみ表示」がタグのピックアップなので比較してノートブックのピックアップ機能というつもりなんでしょうが、どうもとってつけたようなmacらしくない機能です。ですが動作自体はすごくスムースですし、同期速度の速さ(しつこいですが、本当に感動もの)を見ても、優劣をつけるなら圧倒的にmacが優でしょう。


とりあえずのひとまとめ


自分なりに公平に見たつもりですが、総合的にはmacに分があるでしょう。できれば全部macで済ませたいところですが、windows唯一のメリットと言ってもいい、「関連タグのみ表示」のウエイトはかなり大きいです。タグ付け作業は圧倒的にwindowsが速いのは事実ですし、出力にしてもニヤニヤできたり新たな発見を見つけてくれるのは、やはりこの機能のおかげ。よって私が決めたwindowsとmacの住み分けは、以下のようにしました。


windows
入力:inboxを整理するとき
出力:暇なときにゆっくり見直す、新しくやりたいことを探すとき


mac
入力:長文、タスクの入力、簡単な写真付きノートを作るとき
出力:決まったノートを取り出す、ノートPCでしか見れない場所で見るとき


windowsの入力は私の運営から言うと編集に当たりますが、比較し辛いかなと思って入力にしちゃいました。


こうしてみると、macの参入で大きく変わったことはInput方向のものが多いです。動作が安定しているので長文を書いてもサクサク書けますし、「isightノート」も便利です。Inputと編集作業は、かなり幅が広がりました。一方でOutputに関しては、室内ならどこでもそこそこの画面サイズで見れる程度。「関連タグのみ表示」の機能が無いmacでは、常に決まったノートを取り出すくらいしかできません。よって私は、Outputのみを見ればmac版evernoteではiPhoneのようなただのビューアーと変わらない、という結論になりました。私はevernoteを使って、脳を拡張したり、過去を見直したり、並列した情報を見て楽しんだりしたいので、そういった使い方をするときは「関連タグのみ表示」機能はすごく便利です。現状では楽しんでevernoteを使えるのはwindowsの方だと思ったので、Outputに関しては、windows準拠の運営を選択しました。(正直この機能以外はmacの圧勝なので、早くmac版にも実装して貰いたいところです。)
またそうなると、webクリップの再現性もwindowsが及ばないからと言ってmacの高性能webクリップで済ませるわけにもいきません。windowsで楽しく見たいときに、スタイルがズレて見辛いなんてがっかりですから。macのpdfのようなwebクリップをwindowsの超適当なwebクリップに合わせるのは癪ですが、ここは我慢するしかないです。なので今のところは、極力macのwebクリップは使わずにGoogleReaderでshareして後でまとめてます。これで一応はwindowsでも見やすい形になってくれています。どう見ても本末転倒なやり方なので、windowsも美しいwebクリップができるように(せめて見れるように)なってもらいたい…じっと我慢してアップデート待ちです。


macとwindowsどちらかに新しい機能が加わるまでは、とりあえずこの運営が基本になりそうです。mac版が「関連タグのみ表示」を実装してくれれば全部macに合わせられますし、windows版が軽快かつwebクリップの体裁を整えてくれればwindowsに合わせられます。文字コードの問題などから、できればどちらかに統一してしまいたいので、近々の両者のアップデートに期待することにしました。


追伸
前回の最後にiPadを導入するなんて言っていましたが、諸事情で買えなくなってしましました…残念です。evernoteが見据える最終的なデバイスは電子書籍型でしょうから、早く体験しておきたかったんですが…ここもじっと我慢して、2世代目待ちです。。

2010年6月16日水曜日

Input/Output(Output編)

Input、編集と続き、Outputです。Input/Outputの最後となります。


私のevernoteをOutputする手段は、大まかにiPhoneとPCクライアント、iPhoneアプリはevernote for iPhone、egretlist、awesome noteを使っています。前回の編集でノートを見る場所や使いたい時に合わせて、evernoteを弄っておけば、Outputの項では特に気にすることはないです。端末の電源とか周囲の電波状況が整っていれば、あとは当たり前に使うだけですから。とは言いましてもこれでは記事にする意味がないので、おなじみですが私の使い方を例に一つtipsをご紹介したいと思います。


PC編
・作成日を変える
ノートブックの分け方によっては、ノートブックごとに毎回必ず編集するノートがある場合があります。"勉強"ノートブックの"勉強の履歴"ノートだったり、"仕事"ノートブックの"日報のフォーマット"ノートだったりです。これらはすぐに取り出したいので、名前を弄ったり、決まったタグをつけたりするのが一般的ですが、作成日を変える方法が中々いい具合です。やり方は、すぐに見たいノートは作成日を未来に、逆に毎回見るわけでなくても場所を把握しておきたいノートは作成日を過去にします。たったこれだけです。こうすることでソート順を作成日にしたときに、すぐ見たいノートは最前に、把握しておきたいノートは最後になります。思い切って1000年単位で弄っておけば、他のソート順にしたときにもパッと見で分かりますし、作成日で検索するときにも適当にやっても他のノートが混じるのを避けられます。
実例を紹介しますと、私のtodoリスト。私は優先順位で作成するので★の名前のノートが最優先です。なので、このノートを充実させることが第一になるんですが、これらの作成日を3050年の未来に作られたことにしてます。★の優先順位順に並んで欲しい場合は、月日も少し弄ります。



過去にする場合も同じ具合で大丈夫です。また、作成日は"created:********"のクエリで検索できるので、ある程度自分で作成日にルールをつけておいたり、保存検索に登録しておけば、タグと同じ働きをさせることもできます。
ちなみに今これを書いて思ったんですが、3050年って2000年代と違うことはなんとか分かりますが、見やすいとは言えないですねw 視認性を上げるにはゾロ目とかにした方がいいかもしれないです。


iPhone編
・ノートブックのオフライン化
プレミアムユーザー限定にはなりますが、ノートブック単位でiPhoneのローカルに取り込む機能です。これがすごく快適でして、電波にまったく左右されずに、スムーズにevernoteが見れます。全ノートブックをオフラインにして、「wi-fiのみでアップロード」と併用すると、全てのノートブックにすぐアクセスできる上に、wi-fiが通ってない場所なら起動後すぐに回線を使うのを防げます。iPhoneでmacやPCクライアントと似た環境を作れるというわけです。これに惹かれてプレミアムになる人も多いでしょう。一方で、全てのノートブックをオフラインとすると容量的に苦しい人もいるでしょうが、よく見るノートを一つのノートブックにまとめることで、オフラインの消費量を最小限に抑えられます。私はiPhoneをメディアプレーヤーとしても使っているので、容量確保のために泣く泣く後者を選択しましたが、こちらも十分に快適でした。どちらを選ぶにしろ、evernoteはシステム上どんどん容量が増えるので、将来iPhoneに収まらなくなっても後者を選択できるよう、今のうちからオンラインとオフラインの境目は作っておいた方がいいでしょう。
ちなみにプレミアムユーザーでなくても、iPhone本家アプリでスターをつければノートをオフライン化できます。手間を惜しまない場合はこちらでも十分代用効くので、プレミアムを検討されている方はまずこちらを試してみてるといいとでしょう。


Outputのtipsというと、私が使っているのはこのくらいでしょうか。それほど真新しさもない使い方ですね…言い訳させてもらいますと、私はOutputに至る前に必要以上に前準備をするので、Outputのときは本当にただ使ってるだけなんです。そのせいで使っていても困ることはそれほどないですし、困っても問題点は編集の段階に落とし込むので、Outputのtipsと言ってもこれといって思い浮かばない、というのが本音です。ある程度適当にやって失敗を重ねた方が新しい使い方や発見は浮かびやすいですから、必要以上に構えると成長が止まる、という悪例ですね。ガチガチに固めすぎるのも考えものだなと思いました。
これではちょっと寸足らずな内容かな、ということで、蛇足ですが私が失敗から学んだOutput端末の有用性などを書いてみようと思います。(相変わらずタイトルからかけ離れていってますね、一向に進歩が無い…)


先程も書きましたように、私がOutputに使っているevernoteクライアントは、自宅PC(デスクトップ)、iPhoneの2つです。webクライアントもたまに使いますが、実家とインターネットカフェからが主なので、使う頻度はかなり低いです。見やすさの面ではPC>iPhoneは明らかなので、2つの住み分けは自然とPCの前かそれ以外で決まっていました。
しかしこの体制でちょっと困ったことがありました。それは、料理レシピや家電の取説など、PCモニタのサイズで見たいのに近くにiPhoneしかない時です。最初はなんとかiPhoneで頑張っていましたが、A4サイズのpdfをiPhoneで見るのはさすがにストレスがあります。結局evernoteは放棄して、レシピを覚えて作ったり、本段の奥深くから取説を持ってきたりしていました。
「何のためにevernoteを使ってるんだ?」と思いましたが、原因は明らかに私にあり、Outputを想定せずにいろいろと詰め込みすぎていました。まあ随分と情けない話なんですが、一度体験しないと気づかないことってありますよねw これがキッカケで、私はノートを編集するときにいろんな事を意識するようになりました。
このような使う場面が限られるノートは、場面に合ったガジェットが必要です。編集の段階でiPhoneでも見れるようにすれば、多少は改善できるでしょうが、pdfなどとなると編集しようにもあまり弄れませんし、ノートPCかiPadを使った方が明らかに無駄が無いです。電子機器を水に近づけたくない人はプリンタでもいいかもしれません。
この体験から見えるものは、evernoteを生活に溶け込ませるのであれば、Output方法の多様化は非常に重要だということです。見たいときにすぐ見れて、手元においておけるようなガジェットがあればevernoteをもっと便利に使えるのに、と思いました。それを満足するガジェットの筆頭はiPhoneなどのスマートフォンでしょう。しかしことOutputのみに注目すれば、最近話題沸騰中のiPadが最も適していると思います。ノートPCのキーボードを削いで機能をOutputに集約し、タッチパネルによってiPhoneクラスの操作性を持っている、まさに「見る」ために作られたようなガジェットです。別にevernoteのみでなく、web、写真、動画などのメディアビューアーを選ぶなら、現在の最適解と言っていいと思います。iPadなどの電子書籍ガジェットは、evernoteの利用範囲を限りなく身近なものにしてくれるでしょう。


・iPadとノートPCの使い分け


さて、私のようにiPadを絶賛する方は多数いらっしゃると思いますが、一方で「iPadとノートPCは何が違うの?」という声も聞きます。これに対する私の答えは"iPadはどこでもメディアに触れるもの、ノートPCはどこでも作業ができるもの"なんですが、お互いがある程度両立してしまっているせいか少しぼやけて見える人もいるようです。今回Input/Outputとして三段階に分けて記事を書きましたが、これを通して私は両者の使い分け方が少し見えてきたような気がしてます。というのは、両者の使い分けは最終的には、InputかOutputかの二択なんじゃないかなと思います。文章を書いたり動画を編集したり、Inputする場合はノートPC、インターネットを見たり本や動画を見たり、Outputする場合はiPad。もちろん簡単なことならお互いできますが、どちらにも向き不向きはあります。ノートPCでは縦画面での閲覧はできませんし、iPadではキーボードが無しでは高速なタイピングはできません。いろいろと住み分けの仕方はあるんでしょうが、具体性があり納得しやすい答えはInputかOutputか、じゃないでしょうか。


これでInput/Output企画を終わります。本当はバシッとOutputの記事で締めくくろうと思っていたんですが、どうもiPad色に染まってしまったようで、申し訳ないです。。
あと、ここまで言っておいてなんですが、私はiPadを持ってませんw ですので、この結論はあくまで考察になります。そこでこの答えはあり得るのか、近々iPadを買って検討してみようと思います。(買う理由付けみたいなもんですが…)なにはともあれ、今後はiPadも視野に入れてevernoteを弄っていこうと思います。

2010年6月12日土曜日

Input/Output(編集編)

Input/Output (Input編)から続きです。
前回は私がどんなものをどうやってInputするかを紹介しましたが、当然これらはいつかOutputする予定があります。InputしたものはOutputすることで役割を果たすわけですから、ノートを使う状態を意識して作っておけば、後々快適に使うことが出来ます。というわけで、今回はOutputを意識した作業、記事の編集についてです。


・読みやすく


この作業はいざ取り出したときにストレスなく閲覧することが目的です。前回ご紹介したInputネタを元にしますと、webクリップはスタイルを整える、写真はサイズを小さくする、文章は文字サイズや文字色を装飾するなどです。写真サイズの圧縮はPCから貼り付ける場合は容量の節約にもなりますね。
一番厄介なのはegretlistやawesome noteなどiPhoneと同期させるものです。アプリに基づいたフォーマットで作る必要があるので、ちょっと面倒です。特にegretlistはアプリの性格上大分縛りがあるので、一通りのテンプレを用意しておくとたまに役に立ちます。


・取り出しやすく


それぞれのノートが見やすくなって、さあ使うぞ!と意気込んでも、どこにあるか分からないと宝の持ち腐れです。せっかくノートをOutput用に編集したんですから、evernoteもそれ用に管理してあげましょう。
基本はノートブック、タグ、ノート名の整理です。大抵の人は自然と管理できているんではないでしょうか。一方に、管理できない、一向に使い勝手が上がらないという人は、多分いろんな分野の情報を詰め込んで溢れかえっているんだと思います。じゃあそんな人はどうするのか。管理項目を減らして捌ける量にするのも一つの解決案かもしれませんが、それはあまりに勿体無いです。evernoteではいろんな分野の情報を横並びにすることで気付けることもあります。なので例えどうでもいいと思う情報でも、いつか大化けすることだって十分あり得ます。
そこで私がおすすめする方法は、とりあえずタグをたくさん付けてみる、ということです。そのうち自然と決まった分野のタグが増えていき、自分が興味を持っているものが分かり、ノートブックの分類も決まってきます。初めは増えすぎたタグの雑多さを見て「整理できないんじゃ…」と焦るでしょうが、心配ご無用。整理する必要はないです、機能していれば問題ありません。確かにきれいに整ったevernoteを使うのは気分がいいでしょうが、まず機能第一に考えるべきだと思います。その後に機能に合ったきれいさに調整していけばいいんです。私は最近では"第二の脳"のキャッチコピーのようにevernote=脳みそを目指すなら、雑多でいいんだろうなと思ってます。だって脳ですからね。ノートブックとタグできれいに整理整頓できるほうが驚きというものです。


・恒例の横道 - タグの概念(超初級編)


いつも通り、少し横道に入ります。あまりにevernoteに関係ないので、ちょっと分けました。
最近SNSでevernote関連のものをよく読んでるんですが、意外とタグの管理に戸惑う人が多いようです。管理というか、扱い方ですかね。確かにSBMを使わない人やPCのフォルダ階層に慣れている人はとっつきにくいかもしれません。かくいう私も、ファイラーを使い出した頃はタグの扱いに結構戸惑っていました。階層タグなんて本当に分かりづらかったです。そんなモヤモヤしてた私をスッキリ解決してくれたのは、google検索の仕組みでした。毎回検索ウィンドウから検索しますよね?タグはその中でよく使う検索語句を登録しているようなものです。分かりやすく機能を分解すれば、google検索ページをブックマークするようなものです。webという大きな海からiPhoneに関係する魚を検索するように、evernoteも同じように検索できます。タグは更に、魚の仕分け方を好きに決められるよという機能です。こう考えればなんとなく使い方は見えてきますよね?例えば「クロマグロ」ノートにタグをつける場合。すぐ思いつくのは"赤身""海魚""回遊魚""マグロ"、人によっては"好物""かっこいい"とかもあるかもしれませんね。"マグロ"は分類名なので"001_マグロ"としたり"魚の分類"というタグの小タグにすると探しやすいでしょう。これらをフォルダ階層で表すにはクロマグロが何匹も必要ですが、タグなら一匹で十分です。サクっと説明しましたがいかがでしょうか?なんとなくイメージ出来るんじゃないかなと思います。


・私の使い方


今のところ一般的な話ばかりで私の使い方について全く触れていないので、少しご紹介します。ご参考になれば幸いです。


私が編集作業で一番心がけていることは、見るデバイスを意識することです。読みやすくの項のegretlistが最たる例ですが、ノートの書き方にしろevernoteの管理体制にしろ、このノートはPCクライアント向けに、このノートブックはiPhoneアプリ向けになど少し意識してます。
例えば私が毎日溜め込んでいるtwitterのログやソフトウェアの紹介ノート、これらはまずiPhoneからは見ないでしょう。なのでPCクライアント、もしくはwebブラウザから見ることを前提に、長い文章や大きな画像もそのまま放置してます。逆にiPhoneから見直したいノート、例として口座番号やtodoリストなどは、画像はなるべく使いませんし、文章の大事な箇所が分かりやすいようフォントサイズや文字色を気にします。
またevernoteの管理では、単純にデバイスごとにノートブックを仕分けしています。以前の記事から引用しますと、reviewノートブックは全ての端末、todoノートブックはegretlist専用、[A_some]***ノートブックはawesome note専用、それ以外はPCとweb専用です。



この分け方のおかげで一つ一つのノートの役割や状況が明確になって、頭の中で整理しやすくなったなと思います。副産物としてiPhoneの本家アプリでオフラインにするノートブックはreviewだけでよくなったので、同期のもたつきが随分軽減されました。


こういった管理方法を意識を持つことで、同じ量の作業でも使い易さは随分変わります。当たり前な話ですが、iPhoneアプリでPCクライアントと同等の働きを得ることは不可能です。iPhone上のevernoteは縛られた性能でしかないのですから、その上で最大の機能を発揮出来るようにすることが大切だと思ってます。
ここのところiPadの進出もあってOutputの選択肢が増えたので、一度それぞれのデバイスの活躍する場面を整理するいい機会かもしれません。それぞれに適したノートや管理の形式が見えてくると思います。今のところ私が使っているのはPCクライアント、webブラウザ、スマートフォン(多種アプリ)の3つ、その他では携帯電話のmobile版、iPadがあります。中々たくさんあるものですね。少し視点を変えるだけで新しい使い方も浮かんでくるかもしれません。


とまあ、以上が私が一連の編集作業としてやってることです。
色々やってみよう!と言っておいてなんですが、これらの作業はできるだけ少ないに越したことは無いです。世の中何でもwebや電子端末に移行してきて楽をできる環境が揃いつつあるのに、個人の手間が増えていては本末転倒です。それに作業が少なくても機能するシステムであることはそのシステムの優秀さを示していると言えるでしょう。evernoteの編集量と出力量の最大公約数は人によって違うので、一度ご自身のevernoteを「少しの作業で大きな出力」というテーマで見直してみるといいかもしれません。


では、次回はOutputについて。

2010年6月9日水曜日

Input/Output (Input編)



  • ちょっとその前に


謝辞
前回@goryugoさんの後追いでノートブックとタグを晒させていただきましたが、goryugoさんのブログで取り上げていただきました。いつもコソコソとブログを読ませていただいているevernote大先生に取り上げていただいて、本当に感謝感激です。大変ありがたいと同時にちょっとビビッてしまいましたが、これもブログを書く励みと捉えて依然変わらずevernote一色で書かせていただきます。文章構成力とかもちょっとずつ養っていきますので、よろしくお願いします。



  • I/O


さて本題ですが、私は本当にevernote大好きで毎日いろいろとネタを考えているんですが、だからといって大それた使い方をしているわけではありません。というか会社員の方は分かるかと思いますが、会社ではブロックサイトになっていて使えない場合が多いです。会社関係のネタは持ち出せないので、「全てをevernote」とかは実質無理なんです。でも、使いたい。使い倒したい。そう願う中で、私は常にリーマンの生活ペースでも上手く使える方法はないものかと考えていました。帰宅して一日1~2時間くらいPCを触る中でどうすればevernoteを外部脳として機能させられるか、効率的なInput/Outputに目が向くようになりました。




  • Input


これは本当に人によって違うと思います。evernoteで管理するものにもよりますし、環境にも左右されます。自前のPCが常に使える人は直接evernoteに書いたりwebクリップするでしょうし、そうでない人はスマートフォンなどからwebサービスを経由させたりアプリを使ったりメールで送ったりなどが主流でしょう。私がevernoteに送りたいものは大まかに3種類、webクリップ、写真、文章です。これをもとに、自宅PCとiPhoneからInputしている方法をご紹介します。


webクリップ


私のweb情報の収集元はGoogleReader7割、twitter2割、webブラウジング1割くらいです。気になる記事は全て全文化してevernoteに保存したいのでこれを叶える方法が大前提、さらにiPhoneからでも簡単にできればなお良しです。そのあたりを考慮して以下のような流し方にしてます。


GoogleReaderでshare→GoogleBuzz→twitter→はてなブックマーク→evernote
(経由方法はbuzz2twitterとhatebteを使用)


この方法なら作業はすっごく単純で基本はGoogleReaderでshareするだけ。GoogleReaderから送る場合はブラウザならクリック一回、iPhoneでもタップ一回。(大抵のアプリならshareは簡単にできます。ちなみに私はReeder使ってます。)ブラウザで閲覧中の記事を送りたければbookmarkletでshareすればOK、これならiPhoneのsafariでも動きます。家に帰る頃にはevernoteに送られてるので、同期してさーっと目を通してちょくちょくと編集すれば完成。大雑把な私はヘッダーとフッダー消してスタイル整えるくらいが精一杯なので一記事10秒くらい。送る量は一日多くて20記事くらいなので整形だけなら約3分です、作業的なことは極力ストレスなくできることが大事かなと思います。


ちょっとこの手順に補足します、長くなります。
この方法はbuzzとかtwitterとか一見無駄に見えますし、直接evernoteに送ればいいじゃん!(GoogleReaderのsend toからevernoteに送る方法)とも思えますが、意外とそれぞれの中継地点が機能します。例えばtwitter上で見たurlもRTするだけで自動的にevernoteに格納されます。サブアカウントに分けておけば、ふと時間が空いたときにタイムラインを見れば先程の記事がすぐ読めます。(本アカウントでもいいですが結構TLを汚すので、この辺はフォロワーの方々とご相談といったところでしょう。)はてブを通す理由は色々ありますが、一番の理由は私の会社はevernoteはブロックされますがはてブは見れることですw 手軽に会社と自宅PCに橋渡しできるのが魅力だったので、これ以外の選択肢は考えられませんでした。まあ全文検索は便利ですし大手なだけあって安定してますから、私のように特別な事情がなくても十分アリな選択肢かなと思います。


写真(主にジオタグ)


出先で気になったテーマパーク、違う季節に来てみたい場所、案内してもらった飲食店など、写真+コメント+位置情報をセットで送りたいときに使ってます。方法は単純にiPhoneの純正カメラアプリで写真とってメール送信するだけ。本家evernoteアプリのスナップショットを使ってもいいんですが、起動→即同期開始→3G回線で同期不可の警告がジャマくさいので使ってません。コメントと位置情報だけでいい場合はfasteverで十分、ジオタグ付加機能が追加されて完全にdock固定アプリになりました。写真は結構使う機会が多いので密かにデジカメ+Eye-fiを検討中です。(Eye-fiじゃコメント残せないんですかね?それはそれで困ります…)


文章


ちょっとしたメモやアイデアだったり、ブログの下書きだったり、長文短文関わらずの文章です。短文や急ぐものはfastever、長文はawesome note、ものによってはegretlistを使ってます。使用頻度はfastever>>egretlist>>>>>awesome noteって感じ、値段に反比例しているのが少し悲しいですね。。
短文の利用度が異常に高いのは文章構成力が足りないのもモチロンなんですが、私のタイピング速度がPC>>>iPhone>>>>手書きくらいにPC寄りだからです。フリック入力もそれなりな速度は出ますが、修正したりカーソル位置を動かしたりと考えるとPCが優位なのは明らかです。だったら短文で要点だけメモっておいて、帰ってダダっと打ち込んだ方が効率的です。awesome noteで長文を書くときもベースの文章はPCで作っておき、同期した後に少し付け足すくらいなものです。


番外


iPhoneからの手書きメモ


アプリで結構ありますよね。本当の手書きメモの役割ではなく、構想するときのマインドマップや口伝いで地図を聞く時に使います。が、ほとんどの場合常に折り畳んで携帯しているA4用紙に書いてスキャンしちゃうので、活躍の場は薄いです。iPhoneや巷で盛り上がっているiPad(かなり欲しいです…)で電子端末でぐうたら生活を目指す私ですが、アイデア出しや作業メモは未だに祇に書きます。会社と家には裏紙山積みがデフォルト。幼いころからの癖なので多分一生このままでしょう、できれば治したいですが。


添付ファイル


家計簿、体重、タバコのexelファイル、プレゼン資料のpptファイルなど、たまに弄るいろんなフォーマットの添付ファイルがあります。この辺はiPhoneから弄ることもないので、とりあえず外のPCから触れるようevernoteに貼り付けてます。ちょっとした工夫と言えばそのファイルのトップページのスクショを撮って一緒に貼り付けること。こうすればリストビュー以外なら似たようなファイルが増えてもぱっと見で判断出来ます。私が管理してるものでは効果はいまいちですが、仕事のCADファイルを管理できるなら重宝しそうなtipsかなーと思ってます。


スキャン、メール


書類、クレジットカードの明細、チラシなどスキャンするものはiPhoneかスキャナで取り込みます。これはサイズによってどっちを使うかはマチマチです。またMOの履歴、webの登録確認メール、iPhoneアプリの明細はGmailから自動転送させてます。楽できるところは極力楽をしましょう。そのための電子化、web発達です。


音声


ほんっとに稀の稀ですが使います。内容はちょっと長いアイデアメモとか。本家アプリを毛嫌いしている私はiPhone純正のボイスメモかegretlistを使ってます。使うメリットは全くなくて、その時に怠けたい一心です。しかも5分も喋ると後から書き下ろすのが面倒だったりと、わざわざ手間を増やす困った使い方。音声は中々うまい使い方が思いつかないですね。


Inputはこのくらいです。それにしても相変わらず長い、注訳が多すぎるんでしょうね。
割合で言えばwebクリップが断然に多いです。容量の無駄使いにも見えますが、私はその時々の日記になると思っているのであまり躊躇してないです。どんな記事でもクリップしたときは確実に興味のあったことなので、twitterでつぶやくよりも大雑把で簡単な日記になります。常にgoogleにログインしていればweb履歴をたどって記憶の片隅の記事に行き着くことは出来るでしょうが、関連性の無い記事と並ぶことはまずありません。その点evernoteで参照すれば、違う日にみた別の記事や自分で書いたwebにはない記事とも横並びにできます。全く思いもつかなかった発想が生まれるかもしれません。evernoteは興味の履歴を探るにはうってつけです。フリーの40MBではキツイという人も、記事のタイトルだけでも保存してみると結構楽しいことが分かっていただけると思います。


ではこのあたりでInputは終わります。次回はOutputやその過程の話の予定。。

2010年6月4日金曜日

ノート、タグリストを晒してみる:5月レビュー

今回は5月のevernoteの使い方を備忘録として残せるような記事。ちょっと遅いか?ブログを始めるとこういったログを綺麗に残せるっていうのはいいですね。別にブログに書かなくても出来ることなんですが、私は自分しか見ないものはかなり適当にやってしまいます。今までもevernoteの記録はスクリーンショットを一、二枚撮って終わりでした。その点ブログは、誰かの目に止まるかもしれないと考えると、自然と丁寧にまとめます。まあ端的にevernoteの日記を書けるな、と言うことです。以前に日記にはしないと言いながらもう日記記事を書こうとしていますが、月一回のつもりですしevernote関連なのでこれもよしとしましょう。


では早速ですが、ノートブックリストのスクリーンショットです。



色々と任せているつもりでもノートはまだ627枚。まあ結構マージとかしてるのでこんなものでしょう。(ログ関係は週単位でマージしてます。見直しもしやすくてオススメですが、主な理由は後述。)
以下、簡単に補足します。


・[aNote] ***ってノート
awesome noteと同期しているものです。同期してはいますがawesome noteから入ってくることは基本ありません。出先のevernote入力はfasteverに任せっきりです。(ジオタグ素晴らしいです。)


主にevernoteで編集中、もしくは済みのノートが入ります。外でちょっと見たいものや常に編集したいものをその都度入れています。
Blogは書きかけのブログ記事とかネタ、Shoppingは買い物に行く時の地図とか、Workは仕事内容の構想が主な使い道です。


・___________、○inbox
inboxは名前のまんまです。evernoteに自動化しているものは必ずこの関所を通ります。
_________はセパレータ兼整理するときちょっと選けときたいノートの置き場所になってます。見やすいし機能的にも地味に便利です。ちなみにJIS文字コード順でアンダーバーは右大括弧の次の次です。awesome noteを使っている人は私みたいに使うかは別として、知っといて損はないと思います。
JIS 文字コード表 | google検索


・000 todo
名前のまんまtodoです。といっても私の場合weekdoになりがちです。(一応毎日ざっと目は通しますが大きく動くのは週末です。)egretlistと同期させることを前提に作っているので、中のノートは全てチェックボックスがついています。


・100 active
作業中のものが入ってます。書きかけのブログのリビジョンだったり、いろんな記事をまとめている最中だったりです。inboxでいい気もしますがなんとなくinboxは常に空にしておきたい心境です。


・101 reference
近日中に実行するものの資料置き場です。ほとんどが下のsoftwareだったりlifeだったりから引っ張り出したものです。作りたい料理だったり、買うものの資料だったり、試したいwebサービスの資料だったりです。番号が101ですがactiveよりtodoに準拠して動いています。後で直しておこう。


・200 software ~ 400 life
名前のまんまの資料置き場です。中のノートは更に細分化したタグを付けています。普段rssとかwebとかチラシから溜め込む資料は、タグ付けしてからこのどれかに入ります。とりあえず入れて結果使わないものもありますが、検討時には一応全て目に留まっているので、死蔵にはなってないと思います。思いたいです。


・500 life log
いろんなログを溜め込んでいます。読み返してニヤニヤする目的のものです。twitter、家計簿、勉強履歴、体重、タバコ消費量とかです。webクリップも目的を考えてここに入れてます。(twitterでつぶやいたurlは読み返すと案外楽しいです。)最近はメールと食べたものも管理しようか検討中ですが、面倒くささに負けてとりあえず放置してます。この辺は生活との兼ね合いが難しいですね。


・600 review
もう一度見ることを前提で入れたものです。取説だったり、登録情報だったり、家の中のものの保管場所だったりです。ノートブック毎にパスワード設定できるならまずここをしたいです。(life logも見られると別の意味で痛いですが…。)個人的にプレミアムの特権はSSL通信が一番大きい気がします。


・999 archive
ひとまず終わったものを入れています。基本的にtodoの最後の行き場所です。(資料は使ったら元通りに戻しています。)大体月ごとに全部ゴミ箱に捨てます。というのも、個人的にここがまっさらだとなんかしなきゃ!って思えるからです。ある程度貯まったらちょっと見直してニヤニヤするのも楽しいです。今度からゴミ箱に捨てる前に終わったもののリストをlife logに残そうかな。


とまあ、ノートブックはこんなところです。全15冊ですか。少ないですがどのノートもフル活用するので、細分化しなけりゃこんなもんでしょう。


次にタグリストです。





随分ありますね、ちょっと数える気にはならないです。全部半角英数字なのは入力が凄まじく楽だからです。予測変換グッジョブですね。
全部の説明はちょっと大変なので、大まかな使い方をメモします。


まずできたらevernote for windowsで関連タグのみ表示が使えるバージョンであるほうがいいです。それ以前でも機能はしますが作業がちょっと面倒です。


操作方法ですが、まずノートブック選択、そのあとタグを1~2つ選択が基本です。簡単な流れを見てみましょう。例としてitunesと連携するソフトを調べます。


まずsoftwareノートブックを選択。





すると、そのノートブック内のノートに関連したタグだけに絞られます。この機能がすっごく便利なんです。特に私みたいなタグリストが煩雑な人はすごく楽ちんになります。



で、itunes関係が知りたいのでitunesタグを選択。





はい、到着です。ちょっと大きな分類で探しすぎたのでいまいちですかね。一応ですが、もっと細かい分類でもちゃんと機能しますよ。例えば、更にwindows環境のitunesに限る場合は追加でctrlキー+「windows」タグです。音楽関係のソフトウェアをチェックしたいのなら、タグリストで「music」タグのみ選択すれば音楽関係のものがずらーっと並びます。要するにいざ使う時用の大きな分類のタグをちゃんと構想していれば、簡単な作業で機能するってことです。 


また私の場合、分類とは別の目的でとりあえず付けてみたタグが結構あります。これが気になったら、そのタグを選んだまま対象のノートブックを「全てのノートブック」にすれば、全く違う分野の情報も入ってきます。これが結構面白いんです。別々に見てても気付かないことが見えてきたり、ひらめき発掘法みたいに使ってます。

私なりの結論を言うと、とりあえず系のタグはバンバンつけておいて損はないです。主要なタグは階層タグにしてまとめてしまい、親タグの名前を変えてリスト上段に持ってくればまったく問題ありません。このひらめき活用が楽しくなってから、twitterのログにもタグを付けまくるようになりました。(冒頭に週毎にマージすると言ったのはこのためです。一日ずつはさすがにしんどいので…。)


大体こんなもんでしょうか。今までのスクリーンショットだけのログとは大違いですね。なにより私自身がしっかり消化できた気がします。いやはやブログって素晴らしい。これが一ヶ月後にどうなっているのか、すごく楽しみです。


最後のご紹介になって恐縮ですが、私がこの記事を書こうと思ったきっかけは、goryugoさんの記事を読んでからです。




evernote関係のブログを読まれてる人はご存知かと思いますが、情報の鮮度、分かりやすい説明、何より実践的な使い方がすごく魅力的です。密かに私が愛読させていただいているevernoteブログで注目度最大です。goryugoさんの前回の記事で多くの方が使い方を書かれていることが分かったので、これを気に便乗させていただいた次第です。皆さんのいろんな使い方を知ることで、初めて見えてくる部分は非常に多いですね。勉強になりますし、何よりいい刺激になります。今回は大まかな使い方の記事になりましたが、そのうち掘り下げてレビューできればなーと思います。