2011年2月20日日曜日

Pixitail - Evernoteを鮮やかなイラスト集に!

Evernoteをお気に入りの画像保管庫にしてニヤニヤ。

持ちモノリスト、壁紙リスト、写真リストなどなど。

Evernoteユーザーなら、誰もがやったことがあるんじゃないでしょうか?

サムネイルを見るだけで、なんだか楽しくなりますよね。

このアプリPixitailなら、オシャレなイラストリストを詳細なタグ付きで、簡単に作ってくれます。


Pixitailとは


Pixitail 2.3.4App
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.1.3 以降が必要
カテゴリ: エンターテインメント 価格: 無料
更新: 2011/02/06

名前のとおり、Pixitailとはpixiv専用ビューア。

このアプリを使って、pixivのイラストをバシバシEvernoteに送っちゃおうというお話。


「pixivってなんぞ?」という人はあまりいないと思いますが、pixivとはイラストで交流を深めるSNSです。


イラストコミュニケーションサービス[pixiv(ピクシブ)]



日本製お絵かきSNSの最大手


極端に言えば、お絵かき版のyoutubeと思ってもらえばいいでしょう。


お絵かきSNSと聞いて、「どーせ、萌え~なオタク絵ばっかなんだろ?」と思った人。

そんなこと・・・ありますけど、カッコいい絵、綺麗な絵もたくさんあるのです。

例えばこんな絵とか。


[caption id="" align="aligncenter" width="600" caption="ステキなアイデアに脱帽"]http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=16104208



こんな絵も。


http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=15520441



ね?すごく綺麗で感動する絵も、たっくさんあるのです。

こんなイラストからお気に入りを選んで、Evernoteに保存。美しいサムネ集におもわずうっとり。

というか、萌え絵もいいもんですよ、ほら、かわいいでしょ?


http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=15511853



自動補完が素晴らしすぎる


使いかたは他の似たようなアプリと大体同じなので割愛。(アカウント入れるだけ)

今回はこのアプリ一番の売りともいえる、タグや作成者の自動補完に着目しましょう。


まず、設定の「画像の保存先」でEvernoteにチェック。(Twitter、Dropbox、Tumblrもアルヨ。)


Pixitail_01


おしまい。あとは気に入ったイラストを保存していくだけ。超簡単。


ぼけーっとイラストを眺めてると、おっ!このイラストかわいい!

さっそく保存!


Pixitail_02


さて、これをEvernoteで見てみると・・・


Pixitail_03


あった!!タイトルやイラストがバッチリ保存されてます!

更に更に、タグにpixivで付いてたタグ、作成者に絵師名、URLにpixivのURLなどと、ほとんどの情報が自動的に埋まっています!

すごい・・・すごすぎるぜ、Pixitail。これなら絵師や似たイラストで絞り込むのも楽。「この絵師の作品、もっと見たい!」と思えば、URLからジャンプ。ホント至れり尽くせりです。


Evernoteが画集になる!


更に楽しいのが、サムネ表示にしたとき。

気づいたら自分専用の、お気に入りイラストブックができているのです。


Pixitail_04


素晴らしい・・・もうぼく、なにも言えねえ・・・

作者さんはpixivと同じくらいEvernote大好きなんだと思います、それくらいEvernote熱を感じる。

僕みたいに「写真を撮る習慣はないけど、Evernoteを鮮やかにしたい!」って人には、ゼヒおススメです。

Evernoteであなたの画集、作ってみませんか?


Pixitail 2.3.4App
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.1.3 以降が必要
カテゴリ: エンターテインメント 価格: 無料
更新: 2011/02/06

2011年2月8日火曜日

MacとDC-210NとDR-150で自炊してみたよ

今や大人気のiPadやGalaxy Tabをお持ちの皆さん、電子書籍読んでますか?

僕はもちろん・・・そんな高級ガジェット、持ち合わせておりません。

ノドから二の腕が出るくらい欲しいです。。

いつかは最先端技術が集約されたタブレットで、ぐーたらとソファで漫画を読みたいもの。

そんな夢のために、今から電子書籍なるモノを作っておこうと思い、ディスクカッター DC-210Nを購入しました。


カール事務器 ディスクカッター DC-210N
カール事務機
¥ 11,463
薄い・軽い・小さいとか言われてるけど、意外とでかかった。



これがあれば、本を丸ハダカにしてあんなコトやこんなコト・・・


裁断した本は、前から持ってるスキャナ DR-150で取り込みます。


Canon imageFORMULA DR-150
キヤノン
¥ 22,800




コンパクトスキャナとの売り文句ですが、スキャンの速度、精度も一級という優れモノ。そして何より安い!「ScanSnap高いしでけーよ・・・」と言う人に是非おススメな機種。


電子化する手順は、@ushigyuさんの連載エントリーを丸コピしました。


自炊(本の電子化) | おまえは今までスキャンした本の冊数をおぼえているのか?



これでFA。これ以上詳細なのは、たぶんない。


使ってる機材は違いますが、ほとんど流用できます。

スキャンの設定も、似たような感じにすればバッチリでした。

特に動画。すごく分りやすくて、ホント感謝です!


Macでpdf結合


@ushigyuさんの解説はとても分かりやすかったんですが、一ヵ所つまづいたので、その部分を補足。と言っても、ただ環境が違っただけで、やってることは同じです。


解説中で、裁断した本のpdfを結合する場面があります。(第4回「本に合わせてScanSnapを設定し、スキャンしよう!」)裁断した本は、表紙はカラー、中身はグレースケールで分けてスキャンするので、スキャン後には複数のpdfファイルが出来ます。従って、一冊にするにはpdf結合する必要があるのです。

で、@ushigyuさんはこれをWindows版Acrobatでやっています。一方僕はMacユーザー、しかもAcrobatを持ってません。Adobe製品は総じて高すぎて手が出ないorz

「くそう、Acrobat買うしかないのか・・・」と諦めかけた矢先。「待てよ?プレビュー.appでできるんじゃね?」と試してみたら、簡単に結合できたのでご紹介します。


まず、結合したいファイルを両方プレビュー.appで開く。


zisui_01


結合される側のページを展開して、結合する側のファイルを任意のページめがけてD&D。


zisui_02


ページが挿入されるので、保存。おしまい。

まあ、すっごく簡単なことなのでした。Macユーザーには当たり前なコトなんですかね。僕は見つけたとき「プレビューすげえええええ」と叫んで町内一周駆けずり回るくらい感激しました。知らなかった人は、是非試して、町内一周してください。


プレビュー.appは自炊に不向きという事実


しばらくは「プレビューかわいいよプレビュー」って感じで結合してたんですが、次第にこのやり方はかなり手間だと気づきました。

というのは、実際に結合するのは、表紙と中身の2回のみではないからです。

やってみると分かるんですが、必ず複数回に分けてスキャンすることになります。


例えば表紙。僕の場合はサムネイル用と全体用で、2回に分けてスキャンしてます。

pdfのサムネイルはオモテ表紙だけにしたいので、横長ーい全体表紙からオモテ表紙だけを切る必要がありますが、切ってしまうと全体ではスキャンできなくなります。なので、まず全体をスキャンし、そのあとオモテ表紙を切り取ってスキャン、という手順になります。

しかしこれだと、pdfで読み取る順番が「全体→オモテ表紙」になってしまい、サムネイルは全体になってしまいます。(サムネイルはpdfの1ページ目が適用されるので)

よって、結局は「全体スキャン→全体のみのpdf作成→オモテ表紙をスキャン→オモテ表紙のみのpdf作成→結合」の手順となるわけです。


中身をスキャンする場合にも、複数回に分ける必要があります。

理由は、たまにページ抜けが起きるから。ページ同士が吸着していて、同時送りされることがままあります。同時送りになると、当然そのページはスキャンされず、ページ抜けになってしまいます。

ページ抜け自体は、本のページ数とスキャン後の読み取り数を比べると確認できますが、問題は何ページ目が抜けているか分からないこと。

数百ページの中から抜けた一ページを探すなんて非効率なので、結局最初からスキャンし直す羽目になるのです。これ、超めんどい。

そして、もう一回スキャンしても、次は同時送りが出ない保障はどこにもありません。これは精神安定上ヨロシクナイ。

で、結局「もう初めから複数回に分けてスキャンするわ・・・」となり、結合するpdfの数も増えてしまうというわけ。

まあスキャナの性能にも左右されますが、古本の吸着力を侮るなかれ。

一度体験すれば、あまりの面倒さに複数回に分けざるを得なくなります。


長々書きましたが、要はたくさんのpdfをプレビュー.appでチマチマ結合してられっかよってコト。もっと楽にしたい、というかこんなの自動でやってくれよ、というわけで、テキトーにこしらえました。


Automatorさんマジ天使


はい、もう自動化の定番アプリ、Automatorさんの出番です。Automatorはデフォでpdf結合できるので、これを使うだけ。超簡単。

とりあえず、僕がヤッツケで作ったサービスのスクショを置いときます。


zisui_03


実際使うときには、結合したい順番にpdfを選んで右クリック→サービスを実行(スクショではAddict PDF)するだけ。ホントAutomator便利すぎ、ぺろぺろしたい。


結合は簡単になったけど、結合したい順に選択とかが面倒だったので、その辺も簡略化。名前順にソートしたら結合する順番に並ぶように、DR-150の名前付けも設定しました。


zisui_04


これで上から結合順に並ぶので、Shift+↓キー長押しで選択→サービス実行で完了。これで操作も簡単。

まだスキャンの様子見ながらやってるのでアナログ感丸出しですが、そのうち全自動にするつもりです。

楽できる部分は楽をする。コレすごく大事。


文庫本の罠


これで片っ端から溢れる本たちを処分できて、部屋も広々、大満足。

・・・なんて甘い話ではないワケで。現状ではまだ慣れてないせいもあり、ちょっと手間がかかってます。


問題は、先にもあげた同時送り。文庫サイズの本では、特にヒンパンに起きるのです。

コレよーく見ると、吸着してるのではなく、背面のノリ残りが原因でした。

本を裁断するとき、背表紙のノリ付けされている箇所を切り落とすんですが、文庫本はこのノリしろにバラつきが多いのです。

パッと見で「このくらいかな?」とギリギリで切っても、一部のノリしろが広いために、くっついたページがでてきます。


zisui_05


当然これでは、重複して送られてしまい、ページ抜けが出ます。

なんとかしたいんですが、今のところ何も解決しておりません。ググってみても、同じ悩みの持ち主はいない模様。(僕の手持ちの本が悪いのだろうか・・・)

一応、レンチンするとかアイロン当てるとか対策はあるんですが、それはあまりに手間なのでやりたくない。


今のところは、可能な限り幅広にカットしてます。

が、おかげで、文庫サイズの漫画は見開きがガッツリ持ってかれて、とても残念な感じ。

なにか対策があったらご教示くださいorz


ひとまずやってみる


なんか取り留めのない記事になっちゃいましたが、30冊くらい自炊してみての感想&現状です。

もっと冊数こなせば、楽するコツとか綺麗なスキャン方法とかモテる秘法とか見つかるかもしれません。

今後もいろいろ試して、楽なやり方を探してみようと思います。