2013年8月16日金曜日

はじめてのコミックマーケット(夏)に向けて

8/10(土)〜8/12(月)に開催されていたコミックマーケットに参加してきました。
同人関係はあまり知らないんですが、一度は行ってみたいイベントだったので念願叶ってはしゃぎまわってきました。
ふらふら~っと見て回り、イラスト集を3冊、ゲームを1枚、音楽CDを8枚ほど購入。
いくつかのサークルでお世話になっている方々が出店されていたのでお会いできたし、ずいぶん堪能できました。

買った数的にも少なめなので、ホントただダラダラと回っただけなんですが、そこはさすがコミックマーケット。
とても暑いとても辛いとても臭いの3Tが揃うイベントと言われるだけあって、生半可な準備では見て回るだけでも返り討ちにあいます。

ということで、来年も行くかもしれないし、「こんな格好、装備で行くと楽しめるよ!」とか、「この辺に行ったら楽しかったよ!」とかをまとめておきたいと思います。

荷物編 〜コミケは登山〜



ニュースなどでよく見る「いかにも!」な感じな、大きなリュック、両手に手提げバッグ、バンダナみたいな格好は、あまりコミケ向きとは言えないかなぁと思います。
というのも、ああいった装備をする人は、行く前から買うものが決まっており、開場10:00〜閉場16:00(ちなみに開場前4:00あたりから並ぶ)まで常に動きまわり並びまわるコミケの猛者なのです。
およそ12時間はコミケにつぎ込むことになりますね。情熱に乾杯。

僕のような「特に買いたいものは決まってないけど、全体をふらーっと見て、10000円以内で買い物しようかなー」みたいなヌル勢は、もっともっと軽装のほうがいいです。

まず服装ですが、おおよそこの辺を装備すればよいのかなと思います。


  • 登山用みたいなツバの広い帽子(首にかけるヒモがあるとグッド)

  • 競泳水着みたいなピチっとしたアンダーアーマー(せめて下だけでもほしい)

  • 半ズボン

  • やや大きめの半袖Tシャツ

  • 首に巻いて結べる感じのタオル

  • 簡単に脱げない靴(混雑しすぎて靴が脱げてる人がいたので)

  • 小さめのボディバッグ

  • しっかりした形の手提げバッグ(チャックがついてるやつが理想)



完全に登山感満載ですが、これがヌル勢ベスト装備と言っていいでしょう。
今回僕は連れにつきあって4:30から並んだんですが、ほんともう日差しが辛すぎる。
開場までが一番つらかったですね。次は絶対に朝から並ぶようなことはしません・・・

ただ、朝に並ばないからといっても、入場まではやっぱり並ぶ必要がありますし、会場内は気温40℃湿度80%を誇る湿地帯なので、人が倒れまくります。
「日焼けしたくなぃよぅ〜><」とかってかわいい服で行くとマジで死にます。注意。

この中で必須級なのは、アンダーアーマー×半ズボンの装備ですね。
暑くて耐えられないとき、半ズボンの裾をパタパタすると、アンダーアーマーの肌に空気が当たって気化熱で一気に熱を奪ってくれて最高に爽快です。
僕は上半身用のアンダーアーマーを持ってなかった&あまり汗をかかない体質なので下半身分だけで事足りましたが、上半身用もあれば絶対快適です。
日焼け対策にもなりますし、人にぶつかっても不快感が少ないのが素敵。

バッグは極力最小にして、消耗品になるものは現地購入したほうがいいです。
手提げバッグ推奨なのは、できるだけ体に接しないバッグのほうが快適だから。
最悪手提げバッグも現地で買える(コミケ公式のものがある)ので、それでもいいです。
というか僕は記念も兼ねて、コミケ公式のやつ買っちゃいました。

ボディバッグの中身はこんな感じがよろしいかと。


  • 携帯の充電池(必須級の必須)

  • デジカメ

  • イヤホン

  • 日焼け止め

  • フェイスシート(っていうの?汗とかふくギャッツビー的なあれ)

  • 財布

  • 塩飴

  • 常備薬(腹痛、頭痛)

  • 500mlの飲み物

  • ちょっとした食べ物(お腹が空くようなら)

  • クッション性の高い敷物(自分のおしりの面積分)



これくらいなら小さいバッグに入るので、詰め込んでそれ意外は一切持ってこない。
暇つぶしは携帯とイヤホンで乗り切ることにして、僕はiPhoneにあの花のアニメを入れて行きました。

デジカメはコスプレ広場で使います。これがあるとないとでは楽しさ大違いなので、ショボいやつでもいいから是非持って行きましょう。
塩飴はかなり重要で、汗で塩分垂れ流し状態なので、摂取しないとマジで倒れます。
飲み物は適宜買い足せばOK。会場にも売ってますし、5分も並べば余裕で買えます。
会場内で食事にありつくのは至難なので、お腹減りやすい人(どんな人だ)はちょっとしたカロリーメイトみたいのはあってもいいかもです。
敷物は朝並ぶ時用で、並ばない人はいらないです。
どんなのでもいいんですが、使い捨て感覚がベストなので100均とかで買えるやつかな。

注意が必要なのは財布です。
中身ですが、予算の倍は持っておいていいと思います。
というのも、やっぱり財布のヒモが緩むんですよね。
実は僕、10000円くらいに抑えようと思ってたんですけど、気づいたら15000円くらい買ってました。
会場内にも一応ATMはあるんですが、やはり長蛇の列ができています。
アレに並ぶと1時間くらい使いそうなので、下ろさないで済むようにしときましょう。
(余談ですが、トイレ、ATM、コンビニなどは、長蛇の列ができることから「大型サークル」と称されるようです)

あと、本やCDは基本的に1000円前後なので、お金は全部1000円札で用意しておくと、スムーズに買えてみんな気持ちいいです。
ていうかこれ、暗黙の了解みたいで、つい僕が10000円札出しちゃったらそれなりに嫌な顔されちゃいました。気をつけましょう。


持ち物はこんなところでしょうか。
飲み物とか食べ物とか、捨ててもいっかみたいな消耗品は手提げバッグに入れといて、買ったものが入らなくなったら捨てる、みたいな感じがいいと思います。
できるだけ常に荷物量を少なく!これが快適にコミケを楽しむための鉄則です。


巡回編 〜コスプレ広場が最高に楽しい〜



今回は開場10:00直後に入場できたんですが、それでもあっという間に超満員でした。
と言っても、大体は壁側の大手サークルに並んだり、人気ジャンルにどどーっと押し寄せたりなので、そうでないところ(失礼)はわりと快適です。
のーんびり見て回れますし、結構お気軽に中身を見せてもらえます。
立ち読みって気が引ける気がしますが、一度やってしまうと図々しくなっちゃいますね。
なんだかんだで50冊くらいは読ませて頂いちゃいました。

基本的に東館に人が多い印象です。
個性溢れてるところは西館に多いので、快適なうちに西館を回るのがいいのかなーという感じですね。
廃墟の写真集や、聖地巡礼マップなど、ニッチなものが多かった気がします。
本やCD以外にグッズ類も結構あったりして、商売的な多様性も見られておもしろいです。

で。だいたい2時間ほど回れば、もう十分かなというくらいは見て回れます。
ここらで死ぬほど暑くて倒れる寸前になります。だいたい間違いないです。
そんなときはここに行きましょう!僕が探しあてた、冷房ガンガンスポットです。

IMG 0113

コミケ中に友人に教えるために書いたやつなので、図がキタナイとかは知りません。
寒いくらい冷房が効いていて、ここでパパっと汗を乾かして遊びに行く、という流れを覚えておくと非常に捗ります。

さて、そろそろ会場内はタイクツになるので、コスプレ広場に向かいましょう。
コンデジじゃ失礼なのかな?と思ってたんですが、普通に撮らせてもらえました。
(隣りで携帯のカメラで撮っていた人がいたのが救いだったかも)

僕はキャラを知ってる知らない関係なく、衣装に力入れてる人やなりきり度高い人をとにかく撮らせてもらいました。
あと素直に好きなキャラ。八九寺ちゃん最高に可愛かったです。
全体的に旬を追ってるというか、進撃がめちゃくちゃ多かったですね。とにかく暑そう。
逆に「流行りとか知るか!」みたいのはネタ系が多くて、それはそれで楽しくて一緒に撮らせてもらったりしました。
ネタ系コスプレなら是非やってみたいなあ。コミケでやる意味があるかは微妙だけど。

一応撮影にはルールがありまして、撮り始める前に「お願いします!」と挨拶。
終わったら「ありがとうございます!」と挨拶。これだけ。
いや、たぶん、これだけ。周りを真似しただけなので、行ってみるのが早いですね。
ちょっといい写真撮りたいときは、「目線お願いします!」と一言。
3秒ほどチャンスもらえるので、先に設定しておいて連射しまくるといいです。

快晴だったのもあって、それなりにいい写真は撮れたんですが、ネットに上げていい人ダメな人が誰だったか覚えてないのが残念。
キャラ愛の強い人が多いので、好きなキャラのコスプレイヤーさんとは気軽に盛り上がれて楽しいですね。この辺は知人でも中々難しいので助かります。
大事なのは、明るく、元気に、一線を超えないフレンドリー感。
個人的には、初参加の人はコスプレ広場が一番楽しめるんじゃないかなと思います。
次に行くときは、ミラーレスくらい持って行きたいなあ。

コスプレ広場で14:30くらいまで楽しんだら、早めにタクシーで帰ります。
公共機関もありますが、激混み激臭なので、涼しいタクシーがいいです。
品川まで3000円ほどなので、その辺に宿をとるのがいいでしょう。
帰ったら即座に風呂に入り、その日着ていたものを洗濯。
乾燥機に入れれば次の日の出発までには乾くので、着替えなどが最小で済みます。
この辺は同行してた人が熟練なのもあって、かなりスムーズでした。


朝からはもう行かないけど、また行きたい!



朝は3:00起き、帰ったら爆睡と、全体的に弾丸すぎるイベントでしたが、その分凝縮された満足感があります。
会場内を見て回る分には作品は知らなくても楽しめますが、コスプレを見て回るのなら旬なアニメくらいは追っておいたほうがよさそうです。
今回は、進撃、艦これ、ボカロが多かったですね。ボカロはいつでも多いのかも。
ということで、さっそく艦これはじめました!次の撮影までにキャラ覚えよう(。・ω・。)

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