2010年7月8日木曜日

6月レビュー

前の5月レビューにならって、6月編です。一か月じゃそれほど違いはありませんが、先日買ったmacでの見え方も晒してみます。大まかな変更は、mac向けに少しだけ弄ったことです。windowsとmacで使い分けている人の参考になればと思います。


では早速ノートブックの一覧。撮った時間がズレちゃったので相関合ってないです。あとちょっとinboxが汚れっぱなしだけど気にしない。





前にも書きましたが、windowsとmacで一番苦労するのは文字コードの違い。片方の文字コードに合わせてノートブックやタグの名前を決めると、もう片方のサイドカラムの並び順と合わず、バラバラになってしまいます。数字だけで並び順を管理している分にはそれほど問題ないんですが、awesome noteと同期している場合は、必ず[aNote] ***といった専用のノートブックが作られてしまいます。私はwindows版では文字コードを利用して"_"を使ってセパレータノートブックを作っていましたが、これも今回の問題にひっかかります。原因は"["や"_"といった、記号の文字コード順です。windowsに使われるShift-JISは記号は数字より優先されるのに対し、macに使われるunicodeは数字が記号より優先されます。このためevernoteをwindowsとmacで併用すると、機能以前の差が色々と生じてきます。(なにもevernoteに限った話ではなく、多分両OSで展開しているソフトウェアでは常に付きまとう問題だと思います。)

この問題をなんとか払いたかったので、文字コード表とにらめっこしながら考えたんですが、どうもうまい方法が思いつかなかったので、断念しました。OSレベルで挙動が違うんですからもうしょうがないです、見た目が合わないくらいで大きな問題ではないので、心半ばですが潔く諦めます。(といいつつも、いい方法を教えていただける方はどうかお願いします。)windowsで整理する時に使うセパレータノートブックですが、私はノートの整理はwindowsで行うので一応残しました。macで見ると違和感はあるけど操作の邪魔にはならないのでもういいかな、と。一度妥協すると一気に適当になっちゃいました。


あとmac専用のノートブックを作ろうかと思っていたんですが、基本的に取説や登録情報などmacでのみ読み返すであろうものは「700 review」のノートブックにまとめてあるので必要なかったです。少し工夫した点は、macで簡単に探せるように混合ビューの名前順でうまい具合に並ぶようにしたこと。こうすれば少しは目的のノートに手っ取り早く辿りつけるかな、と思ってやってみました。まだ活躍の場がないので効果は分かりませんが、reviewのノートブック内ならタグ選択や検索を使わなくても十分ではあるので、macビューア化としては少しは期待できると思います。他のノートブックでもタイトルのみの表示になるので、その辺りで弊害はあるかもしれませんから、ひとまずこれで使ってみて様子をみるつもりです。





※スクリーンショットは300 softwareノートブックです。本当は700 reviewノートブックを晒したかったんですが、個人情報満載過ぎてとても晒せないので、とりあえずこれでイメージだけでも掴んでいただければと思います。


タグ周りは親タグで大まかな分類で括ったり、似通ったタグを統一したくらいでほとんど変わっていないので、今回はお流れとします。大まかな変更とか新しい試みをしたら、また晒してみようと思います。私はあまりタグを検索として使ってなくて、今自分がどんなものに興味があるのかなど、自分を分析する感覚で使ってます。なのでそういう意味では大きな変化はあるんですが、私の興味の結果を晒しても面白くもないし私も小っ恥ずかしいです・・・本当はある期間でどのタグがどれだけ増えたとかを統計してくれるタグマネージャーがあればうれしいんですけど、どう考えても私くらいしか使う人はいないでしょうから、実装はありえないでしょうね。



晒せる範囲のレビューがあまりにあっさり終わってしまい、これだけじゃちょっと寂しいので、ここ最近の耳寄りevernote情報を少し展開。あくまで私が「おっ、これは!」と思ったものなので、全人が唸るものではないですが、情報として見てみてください。



airpenMINIで書いたものをevernoteに送ってくれるというもの。USB経由なので手間はスキャナで取り込むのと大差無いですが、スキャナが無い人やスケジュール帳などスキャナで取り込めない紙に書いたものでも取り込めるのがメリット。デメリットは筆跡を辿って記憶するので消しゴムが使えないことでしょうか。使い方次第では便利かも。


・synkuro.@suito1942 Egretlistの現バージョンは、-tag:*とかコマンドでしか入力できない保存された検索とは特に相性悪いです。よほどノート数多くない限りは、それらを外せば軽くなるかと。


私がegretlistが重い重いとボヤいていたところにsynkuroさんが原因を教えてくださいまして、試してみるとこれが劇的に軽くなりました。私はegretlistでタスクを管理してるので、ノート数は100以上ありますが、その環境でも十分に軽くなったと実感しました。synkuroさん、本当にありがとうございます。ただ、ワイルドカードを使った保存検索はevernoteではかなり便利に使えるので、そのうちegretlistでも対応してもらえると嬉しいです。使えなくていいので、影響を受けなくなってくれればありがたいです。




htmlのフォーマットを用意してevernoteをより便利なノートにしようというもの。色々試されている方がいて、すごく勉強になります。そのうちcssにも対応してくれればさらに便利になってくれるでしょう。ちょっと似たような点では、私は裏紙など決まったサイズのメモは、基本的に全部同じフォーマットで書くんですが、スキャンすることが前提なら横書きがおすすめです。大抵の人のPCモニタは横長なので、あとから読みなおすときもスクロールせずに一目で全体が見れるメリットがあります。縦書きは後から書き足しやすかったり他の資料とまとめて提出するときに向きが揃いやすい点がメリット。未だに私は紙ベースの手書きメモの癖が抜けないので、人に配ったり再編集する場合は縦書き、個人的なメモや一回で完結させるノートは横書きのルールが染み付いちゃってます。



ここ最近は私含めて新たにevernoteを使われている人がかなり増えてます。情報交換も盛んになってますし、evernote関連の記事でも新鮮ばかりですごく楽しいです。またいろんな企業がevernoteと連携や提携を組んで、どんどん世の中にevernoteが浸透していってます。evernoteがどんなユーザーにでも馴染む万能サービスになる日もそう遠くないでしょう。これからの発展に目が離せないですね。

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