2011年9月18日日曜日

ServiceAppleScript -右クリックからAppleScript実行-

久々に神アプリ発見!!



いつもいろんなアプリを探してますが、今回は神アプリと呼べるアプリを発見しました!
偶然にもMacの手書き説明書さんで紹介されてる、その名もServiceAppleScript。

ServiceAppleScript - AppleScriptを実行するサービスメニュー項目を作るアプリケーション


これを使えばAppleScriptを右クリックのサービス項目から使えます!
このアプリはかなりの需要があるんじゃないでしょうか!


AppleScriptをもっと使いやすい位置に



普段AppleScriptを使う場合、メニューバーやランチャから実行する人が多いでしょう。
一方で、使いやすいAppleScriptはテキストやファイルを引数にするものが多いです。
例を上げると「選択したテキストやファイルを〇〇する」みたいなタイプ。大抵は簡単なコードですが、使う頻度で言えば小難しいコードより確実に多いはず。
となると、AppleScriptを使うまでの手順としては


  1. テキスト/ファイルを選択

  2. メニューバーやランチャまでマウスを持っていく

  3. クリックして起動


の3ステップ。これ、かなり面倒じゃないですか?
いろんな場面で使える便利なAppleScriptを作っても、使うまでが面倒だとむしろ使いたくなくなるという、ワケの分からない状況。
AppleScriptはものによってはかなりの頻度で実行するものもあります。
そんなものこそ、アプリケーションと違い、もう一歩使いやすい位置に置きたい。
ServiceAppleScriptは、そんな願いを叶えてくれるアプリです。


Automator使えばよくね?



実はServiceAppleScriptが出る前から、サービスからAppleScriptを使う手はありました。
というか超有名で当たり前な手段ですね。
Automatorでサービスを作り「AppleScriptを実行」のウィンドウにコードを書く。
・・・うん、そうね。確かにこれでもいいよね。。。
実際僕も今まではこれでやってましたし。
しかし、ServiceAppleScriptを使う利点はいくつもあるのです。
特に「これはいい!」と思ったのは、AppleScriptをAppleScriptとして管理できるようになること。


ここがダメだよAutomator



「なにを言ってるんだこいつは」と思ったでしょうが、そのまま文字通りの意味です。
当たり前ではありますが、Automatorで作ったサービスはたとえ中身が全てAppleScriptで書かれていたとしても、Automatorでしか開けません。
そのくせに、Automatorに用意されているスクリプト作成ウィンドウは猫の額より狭い。
そもそもこのウィンドウ、どう見てもスクリプト書かせる気がないでしょ・・・

1

結局は作成・編集するたびにAppleScriptエディタで書いてコピペする始末。
もうホント何をやってるんだ僕は・・・と虚しくなるレベル。
だったら最初からAppleScriptエディタで書かせてよって話です。
なぜAutomatorには外部のAppleScriptを読み込む機能が無いのか、不思議でなりません。
AppleScriptはAppleScriptとして保存し、編集するときはAppleScriptエディタを使う。
これが出来る時点で、ServiceAppleScriptは超優秀。あるべき形って感じがいいですね。
「右クリックから実行」とかタイトルに書いた割に、一番の目当ては納得いく形でサービスを扱うことにあったり。

このほかにも、AutomatorではAppleScriptのpropertyが扱えなかったりと、チマチマと制限があります。
その点ServiceAppleScriptはpropertyも扱えるし、なんと言ってもサービスをアプリケーション形式にできるので、パッケージの中身を好きにできるのがイイですね。
サブルーチン集を置いてもよし、アイコン変えてもよし。配布も簡単です。

散々言ってますが、Automatorにもちゃんといい部分はあります。
あらかじめAutomatorに用意されているコマンド集を使えるので、それはそれで便利。
1つのサービスを作るお手軽さでは、Automatorが圧倒的に上でしょう。
その分、クリティカルな機能は探しにくいというだけ。
その時々で便利に使える方を選べばいいと思います。


投げっぱなしですがホント便利!



相変わらずアプリのレビューをすると言いたい放題言って使い方すら放置してますが、その辺は作者さんの配布ページやらを参考に。
いくつかサンプルも置いてくれているので、発想の参考にしてみるといいと思います。
僕はさっそく前の記事で作った「選択したファイル/フォルダを1つずつzip圧縮」のサービス版を作ってみました。
やっぱり「右クリックから実行」ってのはいいですね。感覚で使えます。
相変わらずただコピペしただけですが、作ったサービスを置いておきます。

選択項目を1つずつzipで圧縮.app

propertyも扱えるようになったし、いろんなサービスを考えてみたいと思います( ´ ▽ ` )

ServiceAppleScript - AppleScriptを実行するサービスメニュー項目を作るアプリケーション

0 件のコメント:

コメントを投稿