2010年6月9日水曜日

Input/Output (Input編)



  • ちょっとその前に


謝辞
前回@goryugoさんの後追いでノートブックとタグを晒させていただきましたが、goryugoさんのブログで取り上げていただきました。いつもコソコソとブログを読ませていただいているevernote大先生に取り上げていただいて、本当に感謝感激です。大変ありがたいと同時にちょっとビビッてしまいましたが、これもブログを書く励みと捉えて依然変わらずevernote一色で書かせていただきます。文章構成力とかもちょっとずつ養っていきますので、よろしくお願いします。



  • I/O


さて本題ですが、私は本当にevernote大好きで毎日いろいろとネタを考えているんですが、だからといって大それた使い方をしているわけではありません。というか会社員の方は分かるかと思いますが、会社ではブロックサイトになっていて使えない場合が多いです。会社関係のネタは持ち出せないので、「全てをevernote」とかは実質無理なんです。でも、使いたい。使い倒したい。そう願う中で、私は常にリーマンの生活ペースでも上手く使える方法はないものかと考えていました。帰宅して一日1~2時間くらいPCを触る中でどうすればevernoteを外部脳として機能させられるか、効率的なInput/Outputに目が向くようになりました。




  • Input


これは本当に人によって違うと思います。evernoteで管理するものにもよりますし、環境にも左右されます。自前のPCが常に使える人は直接evernoteに書いたりwebクリップするでしょうし、そうでない人はスマートフォンなどからwebサービスを経由させたりアプリを使ったりメールで送ったりなどが主流でしょう。私がevernoteに送りたいものは大まかに3種類、webクリップ、写真、文章です。これをもとに、自宅PCとiPhoneからInputしている方法をご紹介します。


webクリップ


私のweb情報の収集元はGoogleReader7割、twitter2割、webブラウジング1割くらいです。気になる記事は全て全文化してevernoteに保存したいのでこれを叶える方法が大前提、さらにiPhoneからでも簡単にできればなお良しです。そのあたりを考慮して以下のような流し方にしてます。


GoogleReaderでshare→GoogleBuzz→twitter→はてなブックマーク→evernote
(経由方法はbuzz2twitterとhatebteを使用)


この方法なら作業はすっごく単純で基本はGoogleReaderでshareするだけ。GoogleReaderから送る場合はブラウザならクリック一回、iPhoneでもタップ一回。(大抵のアプリならshareは簡単にできます。ちなみに私はReeder使ってます。)ブラウザで閲覧中の記事を送りたければbookmarkletでshareすればOK、これならiPhoneのsafariでも動きます。家に帰る頃にはevernoteに送られてるので、同期してさーっと目を通してちょくちょくと編集すれば完成。大雑把な私はヘッダーとフッダー消してスタイル整えるくらいが精一杯なので一記事10秒くらい。送る量は一日多くて20記事くらいなので整形だけなら約3分です、作業的なことは極力ストレスなくできることが大事かなと思います。


ちょっとこの手順に補足します、長くなります。
この方法はbuzzとかtwitterとか一見無駄に見えますし、直接evernoteに送ればいいじゃん!(GoogleReaderのsend toからevernoteに送る方法)とも思えますが、意外とそれぞれの中継地点が機能します。例えばtwitter上で見たurlもRTするだけで自動的にevernoteに格納されます。サブアカウントに分けておけば、ふと時間が空いたときにタイムラインを見れば先程の記事がすぐ読めます。(本アカウントでもいいですが結構TLを汚すので、この辺はフォロワーの方々とご相談といったところでしょう。)はてブを通す理由は色々ありますが、一番の理由は私の会社はevernoteはブロックされますがはてブは見れることですw 手軽に会社と自宅PCに橋渡しできるのが魅力だったので、これ以外の選択肢は考えられませんでした。まあ全文検索は便利ですし大手なだけあって安定してますから、私のように特別な事情がなくても十分アリな選択肢かなと思います。


写真(主にジオタグ)


出先で気になったテーマパーク、違う季節に来てみたい場所、案内してもらった飲食店など、写真+コメント+位置情報をセットで送りたいときに使ってます。方法は単純にiPhoneの純正カメラアプリで写真とってメール送信するだけ。本家evernoteアプリのスナップショットを使ってもいいんですが、起動→即同期開始→3G回線で同期不可の警告がジャマくさいので使ってません。コメントと位置情報だけでいい場合はfasteverで十分、ジオタグ付加機能が追加されて完全にdock固定アプリになりました。写真は結構使う機会が多いので密かにデジカメ+Eye-fiを検討中です。(Eye-fiじゃコメント残せないんですかね?それはそれで困ります…)


文章


ちょっとしたメモやアイデアだったり、ブログの下書きだったり、長文短文関わらずの文章です。短文や急ぐものはfastever、長文はawesome note、ものによってはegretlistを使ってます。使用頻度はfastever>>egretlist>>>>>awesome noteって感じ、値段に反比例しているのが少し悲しいですね。。
短文の利用度が異常に高いのは文章構成力が足りないのもモチロンなんですが、私のタイピング速度がPC>>>iPhone>>>>手書きくらいにPC寄りだからです。フリック入力もそれなりな速度は出ますが、修正したりカーソル位置を動かしたりと考えるとPCが優位なのは明らかです。だったら短文で要点だけメモっておいて、帰ってダダっと打ち込んだ方が効率的です。awesome noteで長文を書くときもベースの文章はPCで作っておき、同期した後に少し付け足すくらいなものです。


番外


iPhoneからの手書きメモ


アプリで結構ありますよね。本当の手書きメモの役割ではなく、構想するときのマインドマップや口伝いで地図を聞く時に使います。が、ほとんどの場合常に折り畳んで携帯しているA4用紙に書いてスキャンしちゃうので、活躍の場は薄いです。iPhoneや巷で盛り上がっているiPad(かなり欲しいです…)で電子端末でぐうたら生活を目指す私ですが、アイデア出しや作業メモは未だに祇に書きます。会社と家には裏紙山積みがデフォルト。幼いころからの癖なので多分一生このままでしょう、できれば治したいですが。


添付ファイル


家計簿、体重、タバコのexelファイル、プレゼン資料のpptファイルなど、たまに弄るいろんなフォーマットの添付ファイルがあります。この辺はiPhoneから弄ることもないので、とりあえず外のPCから触れるようevernoteに貼り付けてます。ちょっとした工夫と言えばそのファイルのトップページのスクショを撮って一緒に貼り付けること。こうすればリストビュー以外なら似たようなファイルが増えてもぱっと見で判断出来ます。私が管理してるものでは効果はいまいちですが、仕事のCADファイルを管理できるなら重宝しそうなtipsかなーと思ってます。


スキャン、メール


書類、クレジットカードの明細、チラシなどスキャンするものはiPhoneかスキャナで取り込みます。これはサイズによってどっちを使うかはマチマチです。またMOの履歴、webの登録確認メール、iPhoneアプリの明細はGmailから自動転送させてます。楽できるところは極力楽をしましょう。そのための電子化、web発達です。


音声


ほんっとに稀の稀ですが使います。内容はちょっと長いアイデアメモとか。本家アプリを毛嫌いしている私はiPhone純正のボイスメモかegretlistを使ってます。使うメリットは全くなくて、その時に怠けたい一心です。しかも5分も喋ると後から書き下ろすのが面倒だったりと、わざわざ手間を増やす困った使い方。音声は中々うまい使い方が思いつかないですね。


Inputはこのくらいです。それにしても相変わらず長い、注訳が多すぎるんでしょうね。
割合で言えばwebクリップが断然に多いです。容量の無駄使いにも見えますが、私はその時々の日記になると思っているのであまり躊躇してないです。どんな記事でもクリップしたときは確実に興味のあったことなので、twitterでつぶやくよりも大雑把で簡単な日記になります。常にgoogleにログインしていればweb履歴をたどって記憶の片隅の記事に行き着くことは出来るでしょうが、関連性の無い記事と並ぶことはまずありません。その点evernoteで参照すれば、違う日にみた別の記事や自分で書いたwebにはない記事とも横並びにできます。全く思いもつかなかった発想が生まれるかもしれません。evernoteは興味の履歴を探るにはうってつけです。フリーの40MBではキツイという人も、記事のタイトルだけでも保存してみると結構楽しいことが分かっていただけると思います。


ではこのあたりでInputは終わります。次回はOutputやその過程の話の予定。。

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