2012年3月23日金曜日

ゲーム全盛期世代がハマったゲーム5選 #5games

また5選シリーズ。今度はゲーム、@ushigyuさんの企画に乗っからせてもらいました!
べべべ別にシリーズ物とか企画物が好きってわけじゃないんだからね!

私が影響を受けた・ハマった5つのゲーム #5games


漫画ほどじゃないですけど、ゲームも大概にやりましたね。というか、ただただ世代だったからです。ゲームを避けて通るのは不可能なくらい日常はゲームで溢れてました。よく言う「ゲーム全盛期世代(俗に言うゆとり世代)」ですね。FC→GB→SFC→PS→64→PS2の黄金ルートに乗っていただけ。

超面白い冠ゲーから超下らないクソゲーまで、あらゆるゲームが蔓延ってました。当時はゲームソフトがべらぼうに高かったので、クソゲー掴んでも泣きながら一年は遊び倒さないといけない鉄の掟があったのです。それはもう必死に選びましたし、友だちと貸し借りするのを前提に同じゲームは買わないようにしてましたね。その結果クソゲーを掴むという悪循環もまた、青春の一ページというわけです。

懐かしい話はこの辺にして、望む望まないに関わらずゲームに囲まれていたので、量だけはかなりやってると思います。
その中でも「これは本当にハマった」と言えるゲームを5つご紹介します。

マーヴェラス~もうひとつの宝島~





小学生のころ買った数少ないゲームの中で当たり感が一番大きかったゲーム。
有名どころじゃないのが当時の僕らしいとこかな、冠ゲーは基本レンタルだったので。
でもその有名作を押さえるくらい、隠れた名作です。

ワンパクな3人組の男の子たちが強力しながら宝島を探検するというほのぼの系ゲーム。
ジャンルはアクションアドベンチャー、「ゼルダの伝説」の3人組編って感じ。
当時小学生の僕にはアクション要素が難しくて、終盤は初見じゃだいたい死んでました。
一年遊ぶためには割とそれぐらいがちょうどよかったりします。
謎解き要素が適度にあって、それが当時の僕には新鮮でワクワクしてました。
あとはやっぱり3人組ですね。それはもうかわいくてかわいくて、ひたすら3人組で走りまわってオシマイな日がほとんどだったり。それでも飽きないほのぼの世界観。
宝島+冒険+謎解き+ワンパク3人組という、男子小学生の心をわしづかみにするワクワク感の塊のような作品です。

ブレイヴフェンサー 武蔵伝





中古500円で買ったゲームにここまでハマるとは思わなかったです。
体験版のオマケ扱いされがちですが、めちゃくちゃ・・・いやそこそこ面白かったかな。
キャラがほどよく濃くて、ほどよくウザくて、ほどよくかわいい。
あと、えっと、・・・あれ?おかしいな・・・魅力と言われると・・・
よく分かんないけど、きっとお得感がよかったのかな。もうコスパ最強ゲーってことで。

タイトルのとおり宮本武蔵のパロディなんですが、かなりファンタジックな出来です。
ジャンルはアクションRPG。アクション色がかなり強く、わりとアッサリ死にます。
正直ストーリーはあまりおもしろくない(ゴフンゴフン ですけど、キャラ、謎解き、爽快感がかなり好きでした。あとやっぱり難易度かな、サクっと死ぬ緊張感って大事。
システムも朝昼夜があったり、敵の能力を吸収したり、シンプルすぎないのがいいです。
本編でお腹いっぱいになれるくらいボリュームあるけど、コンプ要素もあるのでながーく遊べます。
全体的によくできたRPG。それがたったのワンコイン!もう買うしかない!(ヤケクソ)
ああもうなんで5選にあげちゃったんだ・・・ハマったのは間違いないんですけど・・・

大乱闘スマッシュブラザーズ





いつも一人ぼっちでゲームしてたと思ったら大間違いです。パーティゲーもやってます。
パーティゲーって一番世代がわかるゲームだと思うんですが、僕は64世代ですね。
高校大学時代は一晩スマブラ大会とかしょっちゅうやってました。
幾度となくこのゲームで取り決めが行われました。イザコザがあったら「じゃあスマブラやろうぜ!」がお決まり。じゃんけんと肩を並べるほど「勝者こそ正義」なゲームです。

かなり有名なゲームなので説明ははしょります。
パケはかわいい系なのに実は一見さんお断りという、かなり敷居の高いゲーム。
強い人はそれはもう強くて、ネトスマ勢とかあやつらはもう人間じゃないです。
強キャラと弱キャラの差が激しすぎるのが清々しいですね。個人的には最強ピカチュウ、次点カービィかな。コンボの楽しさならネスも好きでした。
対戦ゲーな一面があるので、うますぎるのも問題だったりします。
スマブラで友だち100人できるかな?→むしろ激減。スマブラホームパーティしようよ!→無言空間に舌打ちの嵐。お手玉orメテオコンボ+アピール→リアルスマブラ開幕。
こんなのは日常茶飯事ですね。コンボを覚えるのはいいんだけど「これ使ったら人として駄目だな」とか、そういう空気読む力が養われます。
Twitterスマブラ大会とかやったら空気歪んでそうですね!是非ツイキャスで観戦したいです(^^♪

テトリス





ハマったというか、生活の一部といっていいほど常に隣にいるゲーム。
かなり幼いころに携帯ゲーム(↑のやつ)を買ってもらい、ずっと首からぶら下げてました。カギっ子ならぬテトリスっ子。
中学生のころ、近所の文具屋からLR44電池を買い占めたのはいい思い出。
高校生のころ、友だちの携帯電話のプリインアプリで全ランキング僕の名前で埋めたのもいい思い出。
大学生のころ、試験勉強中なのにどうしてもテトリスがやめられなくて、苦手教科が赤点スレスレで本気で危なかったのもいい思い出。
このゲームに出会わなければ、間違いなく性格も進路も今と違っていたと言い切れるくらい影響されました。僕が人見知りなのも英語出来ないのも背が低いのも、みんなテトリスのせい。

テトリスの概略とか一般教養なのではしょります。
Tスピンが採用されたときは賛否両論ありましたけど、Tスピン推奨派です。画期的だったしDSで必死で覚えましたね。ただTテトリミノ以外のTスピンは生理的に駄目でした。
iPhoneでリリースしたタッチ型テトリス、あれはイマイチですね。テトリスって基本NEXT見ながらの反射ゲーなのに、あれじゃ落ちるとこ見ながらタッチして選択ってなるじゃないですか。完全に別ゲーです、こんなのテトリスじゃないやいです。
今では「iPhoneなら仕方ない」と納得してますけど。(なんで偉そうなんだよ)

クロノ・トリガー





不朽の名作ランキングNo.1の呼び声高い、「RPGといったらこれ!」なゲーム。
「大御所上げてもつまんねーよ」と思うけど、こればかりは世代なので仕方なしです。
ストーリーの説明とかいらないですよね。このゲームはRPG必修単位のひとつですし。
好きなところとか何を言っても二番煎じなので、そういうのもはしょって小話にします。
僕がこのゲームの「強くてニューゲーム」システムを通して、ゲームに新しい快感を覚えたときのお話。

まず説明しておかなければいけないのが、この「強くてニューゲーム」にはゲーム序盤からラスボスに挑めるようになるという、地味なオプション要素があります。
このゲームで一年は遊ばないといけない僕は「せっかくならそこでクリアしてみよう」と考えました。実はそれ自体は何周か「強くてニューゲーム」でクリアし続ければ、割と簡単にできてしまいます。その簡単さがよくなかったのでしょう。

「もっと難しいはずだったのに・・・」と落胆した僕は、何を思ったか、じゃあ低レベルでクリアしてみたらどうだろう?とか、もっと条件を縛ったらどうだろう?とか、さらに難易度を上げて挑戦しました。いわゆるどMプレイと呼ばれる類のものです。

縛られた中でどうやったらクリアできるか、攻略本とにらめっこしながら考えます。
具体的には、基本的に雑魚はスルーとか、アイテムだけ盗んで逃げるとか、避けられない戦闘では経験値削減のために二人瀕死にしてから倒すとか、「え?何が楽しいの?」みたいなプレイ。RPG要素とか皆無なただの自虐パズルですね。

しかし、この超根暗で超つまらなさそうなパズルが、それはもう超楽しかった。
ボス戦までの過程を組み立てる苦労、この条件でクリアできるかどうか分からない不安、アイデアを閃いた瞬間の爽快、レベルは低いのに俺つええ状態の快感。どMこそ達し得る境地がそこにはありました。

それからは多くのゲームでこの縛りプレイをやってました。もう無理死んじゃうくらいがちょうどいいです。気づいたらヒィヒィ言いながらじゃないとRPGできない体になってました。
この遊びを覚えたのが小学5年生、なんて将来有望な子なんだろうと思いますが、今こんな普通のおっさんになってしまって残念でならない反面かなりホッとしています。


以上が僕がハマった5つのゲームです。
ハマるというのは思い入れが強すぎるからこそハマるのです。
その結果おかしくなることもあるでしょうが、それはそれで幸せの形なのです。
安易にハマるとそれはもう大変なことになるよという、いい教訓とも言えますね。
「◯◯にハマってるんだ☆(ゝω・)vキャピ」なんて軽々しい言葉には、見る人によっては変人扱いされてしまう恐れもはらんでいるのです。気をつけましょう。
もう#5gamesのテーマからかなり脱線して復旧も難しいので、変な空気のまま終わろうと思います。

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