[AppleScript] iTunesで再生中の曲の歌詞を検索して曲に埋め込む [ほぼ手動]

ああなんと夢のないタイトルでしょう。

前回は

1. 歌詞が無い曲をひとまとめにする


2. 歌詞を入れる


3. 最終確認する

の1と3、肝心の歌詞を入れるとこは放置でした。
ということで、今回は2の部分です。

まず最初に試すことは、Lyrics Masterでもう一回ゆっくり検索すること。
「え？ここではその取りこぼしをフォローするんじゃないの？」って話なんですが、Lyrics Masterは動作が速すぎるせいか、歌詞があっても気づかずにスキップしまくってます。
アホの子だけど本当はデキる子なので、もう一回個別に試してあげましょう。
なんだかんだ、Lyrics Masterで探せるならそれが一番手っ取り早いです。

それでもやっぱり見つからないときはどうするか。
なにも難しいことはなく、手動で探すだけです。けどこれがすっごくメンドクサイ。
なので、ちょっと都合よくググってくれるスクリプトを使います。

tell application "iTunes"
	set trackName to name of current track
	set trackArtist to artist of current track
	set searchURL to "http://www.google.co.jp/search?sourceid=chrome&ie=UTF-8&q=" & trackName & " " & trackArtist & "+歌詞 -site:utamap.com -site:goo.ne.jp -site:uta-net.com -site:http://music.yahoo.co.jp -site:http://kashinavi.com -site:http://lyric.kget.jp -site:http://utaten.com&qscrl=1&tbs=qdr:y15&tbo=1" as string
end tell
tell application "System Events" to open location searchURL

上のスクリプトはiTunesで再生してる曲をチェックして「曲名 アーティスト名 歌詞」でググるというもの。地味だけどこれ打つだけでもメンドイので。

あとついでに、歌詞をコピーできないサイトを除外して検索してます。
僕の目的はiPodで歌詞を見ることなので、最終的にはiTunesの曲情報に歌詞を埋め込まないといけません。なので、歌詞が見れるだけのサイトに用はありません。
除外してない歌詞サイトもありますが、それらのサイトはソースに歌詞が書いてます。
ClearyとかでCSS変えたり、java script無効にして読み込めばコピーできます。
一応ですが、個人利用で利益を得ない範囲ならコピーは合法なので、この場合はOK。

検索結果が出てきたら歌詞が書いてそうなサイトを見定めます。
ここはまた手動、でもこればっかりは仕方ない・・・
ここで見つからなかったら、手打ちを覚悟しましょう。

見つかったらコピーして曲情報にペースト。おしまい。
・・・ですが、この手順もちょっとメンドイのでWorkflowを作りました。
選択している文字列を再生中の曲の歌詞に設定するWorkflowです。

歌詞に設定

上のWorkflowを「/Users/ユーザー名/Library/Services/」に保存してください。
テキストを選択して右クリックすると、「歌詞に設定」って項目が出てきます。
地味だけど、わりと手間は減るはず。

大体こんな感じで歌詞を設定してます。

1. Lyrics Master使う


2. 歌詞がない曲のプレイリスト作る


3. もっかいLyrics Master使う


4. それでも歌詞ない曲はググる


5. 見つけたら歌詞に設定する

2、4、5が少し楽になったかな？ってくらいですね。
結局手動なとこ多くてメンドイけど、なんの準備もなしにやるよりはマシになりました。

あとがき

歌詞見つかんねええええってテンションで一気に作ったけど、もっといい方法ありそう。
たとえば、歌詞サイトをpdf印刷してEvernoteとかAdobeの文字認識使ったり。
そういうWebサービスもいくつかあるし。(けっこうな頻度で落ちてるけど)
今更だから僕はもうやらないけど、もっと確実な方法にしたい人はも少し検討したほうがいいと思います。